飛行機でワイヤレスイヤホンを使う方法|機内用Bluetoothトランスミッターおすすめ

飛行機でワイヤレスイヤホンを使う方法|機内用Bluetoothトランスミッターおすすめ

オフ 投稿者: せせら編集部

この記事を書いている人(せせら)

普段は個人事業主のプログラマーとして仕事をしています。
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長いフライトでは、いつも使っているワイヤレスイヤホンで映画を見られると、座席まわりのケーブルが邪魔にならず助かります。

ただ、スマホの動画を見る時と、座席モニターの音を聞く時では接続のしかたが違います。機内モード中にBluetoothを使ってよいのか、別の機器が必要なのかも迷いやすいところです。

最初に確かめたいのは、何の画面で見るのかと、座席モニターがどの接続に対応しているかです。ここが分かると、送信機を用意するべき場面が見えてきます。

送信機が必要かは座席モニターで決まる

スマホやタブレットに保存した動画なら、端末とワイヤレスイヤホンを直接つなげるため、送信機は要りません。

座席モニターがBluetoothに対応している場合も不要です。たとえばJAL A350-1000は、全クラスで手持ちのワイヤレスヘッドホンを接続できます。

3.5mmイヤホン端子だけの座席モニターでは送信機を使います。これは機内Wi-Fiにつなぐ機器ではなく、端子から出る有線音声をBluetoothに変えてワイヤレスイヤホンへ送る小型機器です。

再生する機器送信機接続方法
スマホ・タブレット内の動画不要端末とイヤホンをBluetoothで直接接続
Bluetooth対応の座席モニター不要座席モニターとイヤホンをBluetoothで直接接続
3.5mm有線端子の座席モニター必要端子に送信機を挿し、送信機とイヤホンをBluetooth接続

機内用送信機4機種の比較早見表

1人で使うか、2人で共有するかで候補が変わります。2穴用変換が必要なら付属品を、長距離便なら公称の電池時間も確認してください。

1人ならAirFly SE、2人共有ならAirFly Pro 2 Deluxeがおすすめです。2穴用変換プラグまで揃えたいならサンワダイレクト、国内サポートならELECOMを選べます。

商品同時接続2穴用変換電池向く使い方
Twelve South AirFly SE1台別途20時間以上1人
Twelve South AirFly Pro 2 Deluxe2台付属25時間以上2人・送受信
サンワダイレクト 400-BTAD0132台付属約20時間国内品で2穴も
ELECOM LBT-ATR02ECBK2台別途約20時間国内サポート

機内用Bluetooth送信機のおすすめ4選

Twelve South AirFly SE|1人で見る

1人で座席モニターを見るだけなら、AirFly SEで足ります。2台同時接続や受信機能がいらない人に合う、送信専用モデルです。

接続できるイヤホンは1台で、公称の電池時間は20時間以上あります。

2人で音声を共有できず、2穴用変換プラグも付属しません。搭乗便で必要なら別途用意してください。電池時間などの仕様はTwelve South公式ページに掲載されています。

Twelve South AirFly Pro 2 Deluxe|2人で共有

同行者と同じ映画を見たい、または車のAUX(外部音声入力)端子でも使いたいなら、AirFly Pro 2 Deluxeがおすすめです。

イヤホン2台の同時接続に対応し、公称の電池時間は25時間以上です。送信(TX)と受信(RX)を切り替えられ、Deluxeには2穴用アダプタも付属します。

機内で1人だけが使うなら、ここまでの機能は持て余します。通常版との取り違えを避けるため、購入時はDeluxeまで商品名を確認してください。2穴用アダプタの同梱内容はTwelve South公式ページに掲載されています。

Twelve South AirFly Pro 2 Deluxe
Twelve South AirFly Pro 2 Deluxe

サンワダイレクト 400-BTAD013|2穴にも対応

2人で使う予定があり、2穴用変換プラグも一緒に揃えたいなら、国内メーカーの400-BTAD013がおすすめです。

イヤホン2台を同時に接続でき、公称の電池時間は約20時間です。充電しながら使えて、2穴用変換プラグも付属します。

ただし、2台をつなぐと両方ともBluetoothの標準音声方式(SBC)になります。再接続時は本体音量が初期値へ戻るため、再生前に低めから調整してください。同時接続時の方式と音量仕様はサンワダイレクト公式ページを参照してください。

サンワダイレクト 400-BTAD013
サンワダイレクト 400-BTAD013

ELECOM LBT-ATR02ECBK|国内サポート重視

国内の問い合わせ窓口と保証を重視するなら、LBT-ATR02ECBKがおすすめです。日本で使う無線機器に必要な技適の取得も、製品ページに明記されています。

イヤホン2台へ同時に送信でき、公称の電池時間は約20時間です。充電しながら使えて、保証は1年間あります。

Bluetoothの音声方式はSBCのみで、2穴用変換プラグは付属しません。搭乗便で必要なら別途用意してください。対応方式と同梱品はELECOM公式ページに掲載されています。

搭乗前にペアリングと充電を済ませる

座席に着いてから初回設定を始めると、つながらない原因を切り分けにくくなります。出発前に、実際の使い方に近い状態で一度試しておきましょう

  1. 自宅で接続を試す 3.5mmイヤホン端子のあるPC・テレビ・ゲーム機へ送信機をつなぎ、いったん電源を入れ直します。再接続と音量調整まで試しておきましょう。
  2. 両方を満充電にする 送信機だけでなく、ワイヤレスイヤホンやヘッドホンの満充電も忘れずに。
  3. AirPodsの操作を確認する ペアリングモードへ入れる操作はモデルによって異なります。Apple公式の取扱説明書で、自分のモデルの操作を確認してください。
  4. 自動再接続を一時的に止める AirPodsがiPhoneやMacへ戻ってしまう場合は、近くの端末のBluetoothを切ります。切るのは初回設定が終わるまでです。
  5. 2台目まで登録する 2人で使う場合は両方のイヤホンを登録します。送信機の再起動後も2台ともつながれば、準備は完了です。
  6. 小物をまとめる 送信機と充電ケーブルを、機内持ち込みの小物入れへまとめておきましょう。搭乗便で必要なら、2穴用変換プラグも一緒に入れます。

座席の1穴と2穴で接続方法が変わる

イヤホン端子が1穴なら、送信機の3.5mmプラグを直接挿します。浅いと音が出ないことがあるため、無理のない範囲で奥まで入っているか確認してください。

2穴では、まず1本のプラグで音を確認します。片耳だけから聞こえる場合や、左右の音が別々の穴へ分かれている場合は、2穴用変換プラグを試します。JALの機材例のように2穴でも1本で聞ける座席があるため、変換プラグが必須とは限りません

端子の状態試す接続
1穴3.5mmプラグを直接挿す
2穴で両耳から聞こえる1本のプラグをそのまま使う
2穴で片耳だけ聞こえる・左右が分かれる2穴用変換プラグを使う

音が出ない時は、プラグの差し込みに加えて、座席モニターが再生中か、座席側の音量が上がっているか、送信機が送信モード(TX)になっているかを順に確かめます。

肘掛けの端子へ本体やケーブルの重みをかけず、通路側へ飛び出さない位置に収めてください。2穴でも1本で使える座席例は、JAL機内ガイドで確認できます。

音ずれと電池切れは搭乗前に確認

映像と音声のずれを減らす低遅延方式は、送信機とイヤホンの両方が同じ方式に対応して初めて使えます。Bluetooth 5.3などの世代番号だけでは、遅延の小ささを判断できません。

AirPodsは、低遅延の音声方式であるaptXに対応していません。どの組み合わせでも音ずれゼロとは言い切れず、2台同時接続でSBCへ切り替わる商品もあります。出発前は、実際に映画を見るイヤホンで音と映像のずれを試してください。

公称の電池時間は、AirFly Pro 2 Deluxeが25時間以上、ほかの3機種が約20時間です。接続台数や使い方で短くなるため、便の長さより余裕のある公称時間の商品がおすすめです。

機内USBは座席の装備や給電状態が一定ではありません。サンワダイレクトとELECOMの2機種は充電しながら使えますが、機内で給電できる前提にはせず、送信機とイヤホンを満充電で持ち込みましょう

家庭のテレビで複数のイヤホンへ音を送る用途には、テレビ向けの送信方式がおすすめです。

関連記事:

テレビ音声を複数イヤホンで聞く方法|Auracast対応トランスミッターの選び方

機内では航空会社と乗務員の指示に従う

スマホやタブレットは機内モードに設定し、携帯電話回線など航空機外との通信を止めます。そのうえで、送信機とワイヤレスイヤホンなど、機内にある機器同士をBluetoothで接続します。

ANAとJALの公式案内では、Bluetooth機器同士の接続が認められています。ただし、共同運航便では実際に運航する会社の案内に従ってください。機材や運航状況によって制限されることもあるため、機内アナウンスと乗務員の指示が最優先です。ANA・JALの案内を、ほかの航空会社へそのまま当てはめることはできません。

座席モニターにBluetoothが内蔵されている便では、画面に表示される利用案内がその便での接続手順です。送信機は使わず、イヤホンを直接つないでください。

電池を内蔵する送信機やイヤホンの持ち込み・預け入れ条件は、利用する航空会社の手荷物規定に従ってください。日本で使う送信機では、本体や画面に技適表示があるかも確認が必要です。

公式情報: ANAの機内持ち込み・Bluetooth案内JALの電子機器利用案内総務省の技適マーク案内

まとめ|座席に合う送信機を準備

スマホ・タブレット内の動画やBluetooth対応の座席モニターでは送信機は不要で、3.5mm有線端子だけの座席モニターでは必要です。

出発前に送信機とイヤホンをペアリングし、両方を満充電にしたうえで、搭乗便の機材と機内での利用案内を確認しておきましょう。

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