
Thule Chariot Sport 2のSingleとDoubleの違い|寸法・重量・折りたたみ
Thule Chariot Sport 2を買おうと思って調べていると、最初にぶつかるのが「SingleとDouble、どっちにすればいいんだろう」という悩みです。
1人乗りと2人乗り。価格差は2万円ちょっと。その微妙な差が、かえって迷わせますよね。この記事では、スペック差を比較表で整理したうえで、「Single向き」「Double向き」を条件別にまとめています。
収納や自転車への取り付けまで、購入前に確認したいポイントを順番に書いていきます。違いは「寸法(幅)」「重量」「折りたたみサイズ」の3つ。日常の使い勝手にどう効くか、具体的に見ていきましょう。
SingleとDouble
Thule Chariot Sport 2のSingleとDoubleは、基本設計が同じです。サスペンション、折りたたみ機構、自転車・散歩・ジョギング・スキーの切替機能も共通。違いが出るのは「幅」と「定員」、そこから派生する重量と折りたたみ寸法です。
| 項目 | Single | Double |
|---|---|---|
| 定員 | 1名 | 2名 |
| 展開寸法(幅×奥行×高さ) | 約65×94×92cm | 約80×94×92cm |
| 折りたたみ寸法(幅×奥行×高さ) | 約65×94×28cm | 約80×94×34cm |
| 本体重量 | 約14kg | 約16kg |
| 子ども1名の最大体重 | 22kg | 22kg(×2名) |
| 最大積載量 | 約34kg | 約45kg |
| Amazon実勢価格 | 約32.4万円 | 約34.7万円 |
幅の差15cmは、2人分のシートとハーネスを横に並べるために必要です。重量差の約2kgは、フレーム拡大とシート増加分。折りたたみ高さの差6cmは、シートクッションが畳んだ厚みとして残るためです。
どちらも4モード対応で、サスペンション性能や安全規格も同じ。Singleだから機能が削られている、ということはありません。
折りたたみ寸法
折りたたみ寸法の差は、使うとき以上に「しまっておくとき」に効いてきます。Singleは幅65cm、Doubleは幅80cm。この15cmの差が収納場所を選ぶ分かれ目です。
マンションの玄関を例に取ると、標準的な内寸は幅80〜90cmほど。Single(65cm)なら横向きでも通行を妨げません。でもDouble(80cm)はぴったり過ぎて、靴の脱ぎ履きのたびにずらす必要があります。
軽自動車やコンパクトカーのラゲッジも、横幅80cmを確保できる車種は限られてくるんです。車への積み下ろしで地味に響くのが重量です。約14kgと約16kg、差は2kg。折りたたんだ状態で持ち上げる場面は意外と多く、毎回のことになるとこの2kgがけっこう違います。軽さを取るならSingle、2人乗りを取るなら許容範囲と割り切りましょう。
折りたたみ操作はどちらも片手で完結。シート背面のストラップを引くだけでコンパクトになり、出し入れのストレスは感じません。ただし畳んだ後は自立しないので、壁に立てかけるか横倒しでの保管になります。
Singleがおすすめ
Singleがしっくりくるのは、子どもが1人で、この先も1人の予定という方です。収納スペースが限られている、車への積み下ろしが多い、狭い道を日常的に走る。そんな条件が重なるなら、Singleで決まりです。
条件を整理すると、次のとおり。いくつ当てはまるか、チェックしてみてください。
| あなたの条件 | Singleがおすすめな理由 |
|---|---|
| 子どもは1人(追加予定なし) | 2人目が確定していないなら、1人乗りで十分 |
| 収納場所の幅に余裕がない | 折りたたみ幅65cm。狭い玄関や物置にも収まる |
| 車での移動が多い | 約14kgと軽く、トランクへの積み下ろしがラク |
| 狭い歩道や細い自転車レーンを走る | 幅65cmで取り回しがよく、すれ違いも安心 |
| 予算をできるだけ抑えたい | Doubleより約2.3万円安い |
予算面で浮いた約2.3万円は、レインカバーやジョギングキットなどのアクセサリーに回せます。本体の軽さは毎日の出し入れでじわじわ効いてくるので、意外とこの差は大きいです。

Doubleがおすすめ
子どもが2人以上いる方、もしくは2人目を検討している方にはDoubleがおすすめ。今は1人でも、数年以内にもう1人増えるなら、最初からDoubleにしておくほうが結果的に安上がりです。
Singleを買ったあとで買い替えるとなると、下取りや売却の手間と追加費用がかかります。長い目で見れば、最初からDoubleのほうが総コストは低い。条件を整理したので、いくつ当てはまるかチェックしてみてください。
| あなたの条件 | Doubleがおすすめな理由 |
|---|---|
| 子どもが2人以上(または2人目検討中) | 2人を同時に乗せられるのはDoubleだけ |
| 将来の買い替えを避けたい | Single→Doubleの買い替えより、最初からDoubleのほうが総コストは低い |
| 収納スペースに幅80cm以上ある | 折りたたみ幅80cm。玄関や物置の横幅を事前に測っておく |
| 子ども1人でも荷物を多く積みたい | 空席側を荷物スペースとして使える。買い物やピクニックで重宝 |
| 2人でのサイクリング・散歩が日常にある | 2人一緒に乗せられれば、行動範囲がぐっと広がる |
子どもが1人の時期でも、空いた席に買い物袋やおむつバッグを置けるので不便はありません。むしろ「荷物がたくさん積める2人乗り」として割り切れば、積載力の高さがメリットになります。
ただし幅が80cmあるので、収納場所と走行環境は事前に確認しておいてください。狭い歩道やすれ違いの多い道だと、幅広な車体が気になる場面もあるでしょう。

別売アクセサリー
SingleとDoubleで本体以外に気をつけたいのが、別売アクセサリーの品番違いです。レインカバーやサンシェード、冬用のバンティングバッグ(フットマフ)など、車体サイズに依存するアクセサリーはSingle用とDouble用で品番が異なります。間違えて買うと装着できないので、購入時はモデルに合った品番を選んでください。
| アクセサリー | Single用 | Double用 | 備考 |
|---|---|---|---|
| レインカバー | 要Single用 | 要Double用 | サイズ違い。互換性なし |
| サンシェード | 要Single用 | 要Double用 | サイズ違い。互換性なし |
| バンティングバッグ(冬用) | 要Single用 | 要Double用 | サイズ違い。互換性なし |
| ストレージカバー | 要Single用 | 要Double用 | 折りたたみサイズ違い |
| インファントスリング | 要Single用 | 要Double用 | 乳児用ハンモック。生後6か月未満向け |
| ジョギングキット | Single/Double共通 | 前輪を固定式に交換 | |
| スキーキット | Single/Double共通 | 前輪の代わりにスキー板を装着 | |
| 自転車牽引キット | Single/Double共通 | 標準同梱。追加購入も可 | |
走行系のアクセサリー(ジョギングキット、スキーキット、自転車牽引キット)は車体幅に依存しないため、どちらのモデルでも同じものが使えます。逆に、車体を覆うタイプはサイズが異なるので、SingleかDoubleかを必ず確認してください。
自転車のアクスル
アクセサリーでも触れた自転車牽引キット。これを自転車に取り付けるときに確認したいのが、アクスル(車軸)の規格です。付属のアクスルマウントは、クイックリリース式(9mm)に対応。一般的なシティサイクルやクロスバイク、MTBはそのまま取り付けられます。
| 自転車のアクスル規格 | 対応 | 必要なもの |
|---|---|---|
| クイックリリース(9mm) | 標準対応 | 付属のアクスルマウントでOK |
| スルーアクスル(12mm) | 別売アダプター要 | Thuleスルーアクスルアダプター 12mm |
| スルーアクスル(15mm) | 別売アダプター要 | Thuleスルーアクスルアダプター 15mm |
| ナット式アクスル | 別売アダプター要 | 一部車種で専用アダプターあり |
| ディスクブレーキ車 | 要確認 | キャリパー干渉回避の専用マウント推奨 |
スルーアクスルのロードバイクやグラベルバイク、ナット式のママチャリは、別売のアクスルアダプターを用意してください。ディスクブレーキ車も、ブレーキキャリパーとマウントの干渉を避けるため、専用マウントへの交換が安全です。
自転車のアクスル規格がわからないときは、Thule公式サイトの適合表で車種ごとの対応を確認できます。ほとんどのシティサイクルはそのまま取り付け可能。ロードバイクやグラベルバイクはアダプターを追加するケースが多いです。
QA
何歳から使える?
Thule Chariot Sport 2は、生後6か月から使えます。赤ちゃんの首がすわるまでは乗せられないので、それまではベビーカーを使うのが安全ですね。首すわり前の乳児向けには別売のインファントスリングが用意されていて、こちらならより早い月齢からフラットな姿勢で乗せられます。体重の上限は1名あたり22kg。だいたい5歳前後が目安です。
付属と別売の違い
標準で付属するのは、自転車牽引キット(カップリングアーム+アクスルマウント)、散歩用の前輪(16インチ)、リアホイール(20インチ×2)、安全フラッグ。このセットがあれば、自転車牽引と散歩モードはすぐに始められます。別売なのはジョギングキット、スキーキット、レインカバー、サンシェードなど。自分が使いたいモードにどれが必要か、購入前に確認しておくと安心ですよ。
タイヤは同じ?
SingleもDoubleもまったく同じです。リアホイールは20インチ、散歩・ジョギング用の前輪は16インチ。タイヤの空気入れは自転車用(米式バルブ)でOK。Singleだから小さいタイヤということはありませんし、互換性も気にしなくて大丈夫です。
坂道はきつい?
本体だけでも約14〜16kgあり、子どもと荷物を加えると30kg近くになります。平地ではほとんど抵抗を感じません。ただ長い上り坂ではそれなりに脚にきますね。電動アシスト自転車ならぐっと楽になるので、ママチャリで牽引するなら変速付きか電動アシスト車を選ぶのが現実的です。
まとめ
Thule Chariot Sport 2のSingleとDouble。基本性能は同じで、違うのは「幅」「重量」「定員」の3つだけ。この3つの差を、自分の生活に照らして選んでください。
収納がコンパクトで軽いSingleは、1人育児でマンション暮らしの方の強い味方です。一方、子ども2人を一度に乗せられるDoubleは、家族が増えても買い替え不要。空席を荷物置きに使えるので、1人の時期から無理なく運用できます。


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