
水道管凍結防止ヒーターの交換品|管径・気温別の必要長とおすすめ
古いヒーターと同じ長さでよいのか、交換品選びは迷いますよね。管の太さや地域の寒さによって必要な長さが変わります。
長さだけで決めると、配管材質に合わない製品や、発熱体が足りない製品を買うおそれがあります。
配管材質を分け、管径と最低気温から発熱体の長さを割り出すことが大切です。
必要な長さごとの交換品と各商品の違いを一覧にまとめました。
おすすめ早見表
| 配管条件 | 必要な発熱体長 | おすすめ商品 | 決め手 |
|---|---|---|---|
| 金属管で算出値が0.5m以下 | 発熱体0.5m | カクダイ 9698-0.5 | 最短の0.5m |
| 金属管で算出値が1m以下 | 発熱体1m | カクダイ 9698-1 | 発熱体1m・消費電力13W |
| 金属管で算出値が2m以下 | 発熱体2m | カクダイ 9698-2 | 発熱体2m・消費電力25W |
| 通電表示が必要で算出値が3m以下 | 発熱体3m | SANEI PR551-3 | 通電ランプ付き |
| 金属管で算出値が4m以下 | 発熱体4m | GAONA GA-KE013 | 電源コード1.8m |
| 金属管で算出値が6~10m | 発熱体6mまたは10m | カクダイ 9698-6 カクダイ 9698-10 | 長尺品を選べる |
| 通電表示が必要で算出値が1~3m | 発熱体1~3m | SANEI PR551-1 | 3種類から選べる |
| 金属管・樹脂管兼用で算出値が1m以下 | 発熱体1m | GAONA GA-KE001 | 金属管と樹脂管に対応 |
カクダイ
カクダイ9698シリーズは、鋼管、銅管、ステンレス管に使う金属管専用品です。給水管と給湯管の両方に使えます。
管温度が約3℃まで下がると通電し、約10℃で停止する仕組みです。0.5mから10mまで必要長を細かく合わせられます。
樹脂管には使えず、余った発熱体の重ね巻きもできません。必要長を細かく合わせる金属管には、このシリーズがおすすめです。

SANEI
SANEI PR551シリーズには、通電中を示すランプが付いています。発熱体長は1m、2m、3mの3種類です。
約5℃で通電し、約13℃で停止します。電源コード1.5mと保温テープ4mが付属し、必要長が3mまでならおすすめです。

GAONA金属管用
電源コードが1.8m必要な金属管には、GAONAの金属管用がおすすめです。
GA-KE010は発熱体1m・消費電力13W、GA-KE013は4m・50W、GA-KE021は10m・120Wです。
使用温度は−30~80℃です。10m品は約3℃以下で通電し、約10℃以上で停止します。

GAONA兼用品
GAONA GA-KE001は、金属管と樹脂管の両方に使える発熱体1mの商品です。使用温度は−30~60℃となっています。
固定テープと防水テープが付属します。樹脂管の種類と重ね巻きの可否は特定できません。
樹脂管用として購入できるのは、メーカーが指定する管種に該当する場合のみです。

主要仕様を比較
| 比較項目 | カクダイ 9698-2 | SANEI PR551-3 | GAONA GA-KE013 | GAONA GA-KE001 |
|---|---|---|---|---|
| 対応配管 | 金属管 | 水栓・水道管 | 金属管 | 金属管・樹脂管 |
| 発熱体長 | 2m | 3m | 4m | 1m |
| 温度制御 | 約3~10℃ | 約5~13℃ | 商品別 | 不明 |
| 電源コード | 仕様別 | 1.5m | 1.8m | 不明 |
| 通電表示 | なし | あり | なし | 不明 |
| 付属品 | 保温テープ | 保温テープ | 商品別 | テープ2種 |
| 重ね巻き | 不可 | 不明 | 不明 | 不明 |
※約3~10℃という数値は、GA-KE021の仕様です。
交換する症状
被覆のひび割れや焦げ、コード損傷、浸水、通電不良がある製品は、使用年数にかかわらず交換の対象となります。
交換年数は製品ごとに異なります。八光電機が示す交換時期は、D型が10年、WS型が8年です。
Q&A
発熱体を重ねないと必要長を収められない配管には、どの商品が向きますか?
重なりを認めている自己温度制御式が購入対象です。八光電機DSR(X)シリーズなら、発熱部の往復や重なりが生じる配管にも使えます。
必要長の結論
- 管径15A・最低気温−10℃では、配管1mあたり発熱体1mが必要
- 管径15A・最低気温−20℃では、配管1mあたり発熱体1.30mが必要
- 管径20A・最低気温−20℃では、配管1mあたり発熱体1.58mが必要
- 管径32A・最低気温−20℃では、配管1mあたり発熱体2.34mが必要
- 管径50A・最低気温−20℃では、配管1mあたり発熱体3.22mが必要
- カクダイ9698シリーズは、金属管で必要長を細かく合わせたい人に向く
- SANEI PR551シリーズは、1~3mで通電表示が必要な人に向く
- GAONA金属管用シリーズは、電源コード1.8mが必要な人に向く
- GAONA GA-KE001は、指定管種に該当する発熱体1mの樹脂管に向く
- 八光電機DSR(X)シリーズは、発熱部の重なりが必要な配管に向く
金属管専用品の樹脂管への使用や発熱体の切断、禁止された重ね巻きは避けます。



















