
水耕栽培用溶存酸素計おすすめ5選|測定範囲・温度補償・校正方式を比較
養液の酸素不足が気になっても、どの溶存酸素計を買えばよいか迷いますよね。
通常の水耕液なら測定上限20mg/L、過飽和水なら40~50mg/L対応品がおすすめです。
静止水や測定回数が多い場合は光学式、導入費を抑えたい場合は隔膜式が適しています。
この記事では、水耕栽培用の溶存酸素計を使用条件別にまとめてみました。
おすすめ早見表
用途ごとのおすすめ商品と注意点を一覧にしました。
| 使用条件 | おすすめ商品 | 決め手 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 国内サポート重視 | FieldNew ポータブル溶存酸素計 | IP67防水 | ゼロ校正試薬は別売り |
| 測定上限40mg/Lが必要 | Slyfox 水質測定器 溶存酸素計 | ゼロ校正粉付き | 消耗品情報が限定的 |
| 測定値を保存したい | DANOPLUS データロガー溶存酸素計 | 99件保存 | 測定範囲は非公表 |
| 静止水を頻繁に測る | APERA DO850 光学式溶存酸素計 | 光学式 | 測定上限20mg/L |
| 過飽和水を測る | HANNA HI 98198 蛍光式溶存酸素計 | 測定上限50mg/L | 家庭水耕には高機能 |
FieldNew
家庭水耕で扱いやすさを重視するなら、FieldNewがおすすめです。
測定範囲は0~20mg/Lで、IP67防水と温度補償を備えています。
大気校正とゼロ校正が可能です。ただし、ゼロ校正試薬は別売りとなります。

Slyfox
Slyfoxは、測定上限40mg/Lと価格の抑えやすさを両立した商品です。
飽和度は0~300%で、温度は自動で補正されます。ゼロ校正粉も付属します。
防水等級と交換消耗品の情報が限られるため、長期使用ならFieldNewがおすすめです。

DANOPLUS
複数の養液槽を巡回するなら、測定値を99件保存できるDANOPLUSがおすすめです。
測定値はmg/L、ppm、飽和度で表示でき、温度と気圧の補正機能も備えています。
測定上限と防水性能は非公表です。静止水を頻繁に測るならAPERAが適しています。

アペラ光学式
APERA DO850は、流れのない養液でも測定できる光学式の溶存酸素計です。
測定範囲は0~20mg/L、分解能は0.01mg/Lで、温度と気圧も補正されます。
隔膜と電解液は使いません。交換品はDO850専用センサーキャップです。

ハンナ蛍光式
過飽和水を測るなら、測定上限50mg/LのHANNA HI 98198がおすすめです。
分解能は0.01mg/Lで、温度、気圧、塩分の補正と4000件の保存が可能です。
本体はIP67、電極はIP68となっています。通常の家庭水耕には機能が多すぎます。

主要仕様の比較
各商品の測定範囲や校正方式など、購入判断に関わる仕様を一覧にしました。
| 比較項目 | FieldNew ポータブル溶存酸素計 | Slyfox 水質測定器 溶存酸素計 | DANOPLUS データロガー溶存酸素計 | APERA DO850 光学式溶存酸素計 | HANNA HI 98198 蛍光式溶存酸素計 |
|---|---|---|---|---|---|
| センサー方式 | 隔膜式 | 隔膜式 | 隔膜式 | 光学式 | 蛍光式 |
| DO測定範囲 | 0~20mg/L | 0~40mg/L | 非公表 | 0~20mg/L | 0~50mg/L |
| 飽和度表示 | 0~300% | 0~300% | あり | 0~200% | 0~500% |
| 校正方式 | 大気・ゼロ | 大気・ゼロ | ワンタッチ | 100%・ゼロ | 自動1点・2点 |
| 温度補償 | あり | あり | あり | 0~50℃ | -5~50℃ |
| 気圧・塩分補償 | 非公表 | 非公表 | 気圧のみ | 両方あり | 両方あり |
| 防水性能 | IP67 | 非公表 | 非公表 | IP57 | 本体IP67 |
| データ保存 | なし | なし | 99件 | なし | 4000件 |
| 主な消耗品 | 隔膜・電解液 | 隔膜・電解液 | 隔膜・電解液 | 専用キャップ | 専用キャップ |
| 適する用途 | 家庭水耕 | 高濃度側 | 巡回記録 | 静止水 | 過飽和水 |
選定基準
測定環境に合う商品の条件を、次のとおり整理しました。
- 通常の養液管理なら、測定上限20mg/Lの商品がおすすめ
- 高濃度酸素水なら、測定上限40~50mg/Lの商品がおすすめ
- 水温が変わる環境なら、自動温度補償付きがおすすめ
- 日常点検中心なら、100%大気校正対応品がおすすめ
- 低酸素域を重視するなら、ゼロ校正を含む2点校正品がおすすめ
- 静止水を頻繁に測るなら、流速を必要としない光学式がおすすめ
- 隔膜式なら、交換用の隔膜と電解液が供給される商品がおすすめ
温度補償だけでは、塩分や気圧が測定値へ与える影響までは補えません。
交換電極やセンサーキャップは、本体ごとに専用品が異なります。
よくある質問
深い養液槽にはどの機種が適していますか?
深さ3mまでならAPERA DO850、3~4mならHANNA HI 98198がおすすめです。
4mを超える場所なら、10mまたは20m電極を選べるHANNA HI 98198が適しています。
購入の結論
使用条件ごとの購入結論をまとめると、次のとおりです。
- 扱いやすい隔膜式なら、FieldNew ポータブル溶存酸素計がおすすめ
- 測定上限40mg/Lの隔膜式なら、Slyfox 水質測定器がおすすめ
- 測定値を保存する隔膜式なら、DANOPLUS データロガーがおすすめ
- 通常の養液を光学式で測るなら、APERA DO850がおすすめ
- 過飽和水を蛍光式で測るなら、HANNA HI 98198がおすすめ
- 交換電極やセンサーキャップなら、本体型番に対応する専用品がおすすめ

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