
シルクスクリーン印刷用アルミ枠の選び方|版面サイズ・メッシュ番手別に比較
枠に「30×40cm」と書かれていても、印刷できる広さとは限りません。外寸と内寸の違いは迷いますよね。
メッシュは数字が小さいほどインク量が多く、数字が大きいほど細かな柄に適しています。
初めての布印刷には、30×40cm・120メッシュがおすすめです。柄の大きさや細かさによって、適した仕様は変わります。
おすすめ早見表
条件ごとのおすすめを早見表にまとめてみました。
| 条件 | おすすめ商品 | 決め手 | 購入時の注意 |
|---|---|---|---|
| 初めて・標準的な布印刷 | YLZ 30×40cm・120白 | 扱いやすい中間番手 | 内寸は24×34cm |
| 大きな柄・ベタ面 | YLZ 51×61cm・110白 | 広い版面と多めのインク量 | 外寸51×61cm |
| 細線・精細柄 | YLZ 30×40cm・230黄 | 細部を表現しやすい | 高粘度インクには不向き |
| 多色刷り・複数版 | NODIBRO 46×51cm・120白 | 6枚組 | 枠断面と張力は不明 |
| メッシュを交換したい | INTBUYING 内寸30×40cm | 張り替え式 | 必要メッシュは39×49cm以上 |
標準ならYLZ120
初めて布へ印刷するなら、YLZの30×40cm・120白メッシュ2枚組がおすすめです。
枠の外寸は30×40cm、内寸は24×34cm、枠管は2×3cmです。120メッシュは47本/cmに相当します。
110より細部を残しやすく、160よりインクを通しやすい中間仕様なので、内寸24×34cmに収まる柄に適しています。

大判ならYLZ110
YLZの51×61cm・110白メッシュ2枚組は、内寸が45×55cmあります。大きな布柄や太い文字におすすめです。
枠管は2×3cmで、110メッシュは43本/cmに相当します。インクが通りやすく、ベタ面を濃く刷りたい用途に適しています。
柄の周囲へ余白を取りやすい一方で、細線の再現性は230メッシュ品に劣ります。設置には外寸51×61cmの広さが必要です。

精細ならYLZ230
枠の外寸を30×40cmに抑えながら細部を重視するなら、YLZの230黄メッシュ2枚組がおすすめです。
内寸は24×34cm、枠管は2×3cmです。230メッシュは90本/cmに相当し、黄メッシュが露光時の乱反射を抑えます。
細線や小さい文字には適していますが、高粘度インクやラメを通す用途には不向きです。

多色ならNODIBRO
色ごとに版を分ける多色刷りには、NODIBROの120白メッシュ6枚組がおすすめです。
枠の外寸は46×51cm、内寸は38×43cmです。アルミ合金枠にポリエステル製の紗が張られています。
単色印刷には枚数が多く、枠断面と張力も不明です。枚数と版面の広さを重視する多色印刷に適しています。

張替式ならINTBUYING
異なる番手のメッシュを同じ枠で使うなら、INTBUYINGの張り替え式がおすすめです。
内寸は30×40cm、外寸は37.5×47.5cmで、実用版面は25×36cm以内です。必要なメッシュは39×49cm以上です。
枠にはスチールとアルミ合金が使われています。最大20Nの単位とメッシュの付属有無は明記されていません。

主要5商品の比較
主要5商品の寸法や仕様を一覧にしました。
| 比較項目 | YLZ 30×40・120 | YLZ 51×61・110 | YLZ 30×40・230 | NODIBRO 46×51 | INTBUYING張替式 |
|---|---|---|---|---|---|
| 外寸 | 30×40cm | 51×61cm | 30×40cm | 46×51cm | 37.5×47.5cm |
| 内寸 | 24×34cm | 45×55cm | 24×34cm | 38×43cm | 30×40cm |
| 推奨実用版面 | 内寸未満 | 内寸未満 | 内寸未満 | 内寸未満 | 25×36cm以内 |
| メッシュ番手 | 120 | 110 | 230 | 120 | 交換品による |
| メッシュ色 | 白 | 白 | 黄 | 白 | 交換品による |
| 枠材質 | アルミ | アルミ | アルミ | アルミ合金 | スチール+アルミ合金 |
| 枠断面 | 2×3cm | 2×3cm | 2×3cm | 不明 | 不明 |
| 枚数 | 2枚 | 2枚 | 2枚 | 6枚 | 1枠 |
| 枠構造 | 固定式 | 固定式 | 固定式 | 固定式 | 張り替え式 |
| 張力情報 | 数値不明 | 数値不明 | 数値不明 | 数値不明 | 最大20N・単位不明 |
柄別の版面サイズ
柄の大きさと必要な版面の関係を一覧にまとめました。
| 柄の目安 | 必要な実用版面 | 向く枠 | 該当候補 |
|---|---|---|---|
| はがき程度 | 10×15cm以上 | 小型枠 | YLZ 25×35cm・110白 |
| A4未満 | 19×26cm程度 | 外寸30×40cm級 | YLZ 30×40cm・120白 |
| A4程度 | 25×36cm程度 | 内寸30×40cm級 | INTBUYING 内寸30×40cm |
| A3程度 | 35×45cm程度 | 内寸40×50cm級 | INTBUYING 内寸40×50cm |
外寸30×40cmのYLZは、内寸が24×34cmです。内寸30×40cmのINTBUYINGとは、実際に使える広さが異なります。
柄の周囲には、スキージを動かす余白が必要です。柄が内寸に近い場合は、一段大きな枠がおすすめです。
用途別のメッシュ
印刷する柄やインクに合う番手を表にまとめました。
| 印刷条件 | 推奨番手 | 1cm当たり | 仕上がり | 該当候補 |
|---|---|---|---|---|
| ラメ・高粘度インク | 60~100 | 商品による | インク量が多い | 該当品なし |
| 太い柄・ベタ面 | 110 | 43本 | 濃く刷りやすい | YLZ 51×61cm・110白 |
| 標準的な布印刷 | 120 | 47本 | 通りと細部の中間 | YLZ 30×40cm・120白 |
| 細線・小さい文字 | 160~200 | 約64~79本 | 細部を残しやすい | YLZ 30×40cm・160白 |
| 高精細・ハーフトーン | 230以上 | 90本以上 | 薄く精細に刷りやすい | YLZ 30×40cm・230黄 |
枠厚と材質
サイズや使い方に合う枠厚と材質をまとめてみました。
- 25×35cm級なら、枠管1.8×2.2cmがおすすめ
- YLZの30×40cm以上なら、枠管2×3cmがおすすめ
- 大判の繰り返し印刷なら、枠断面と張力が明記された商品がおすすめ
- 番手を固定するなら、アルミ製の紗張り済み枠がおすすめ
- 番手を変えるなら、スチール部品を含む張り替え式がおすすめ
- 専用印刷機には、対応する外寸と枠厚の商品が必要
アルミ枠は木枠より湿気でゆがみにくいため、繰り返し印刷や洗浄を想定する場合に適しています。
枠が大きいほど、メッシュの張力に耐える剛性が重要です。大判や繰り返し印刷では、枠断面が購入条件になります。
用途別の購入候補
紹介した商品の違いを購入条件ごとに整理しました。
- 初めての布印刷なら、YLZ 30×40cm・120白メッシュがおすすめ
- 大きな柄やベタ面なら、YLZ 51×61cm・110白メッシュがおすすめ
- 細線や小さい文字なら、YLZ 30×40cm・230黄メッシュがおすすめ
- 多色刷りで版数が必要なら、NODIBRO 46×51cm・120白メッシュ6枚組がおすすめ
- メッシュ番手を交換するなら、INTBUYING 内寸30×40cm張り替え式がおすすめ

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