
珪藻図鑑おすすめ5選|観察・鑑賞から専門書まで紹介
珪藻は、池や川、海など身近な水辺にもいる小さな藻類です。図鑑を開くと専門書や写真中心の本が並び、どれが自分に合うのか迷いますよね。
珪藻そのものを調べたいのか、まず姿を楽しみたいのか。ほかのプランクトンと一緒に知りたいのかでも、本の選び方は変わります。
今回は、珪藻の専門書から淡水プランクトン全般の図鑑まで、5冊を紹介します。専門度やページ数にも違いがあります。
5冊の早見表
| 書名 | 内容の軸 | 仕様 | 参考価格 |
|---|---|---|---|
珪藻観察図鑑 | 生育環境と分類・特徴 | Kindle版・243ページ | 2,970円 |
驚異の珪藻世界 | 珪藻を主題にした解説書 | ペーパーバック・176ページ | 4,950円 |
珪藻美術館 | 小さなガラスの世界 | 単行本・48ページ | 1,430円 |
日本淡水産動植物プランクトン図鑑[第2版] | 淡水産の動植物プランクトン | 単行本・772ページ | 11,000円 |
日本産 キートケロス図鑑 | キートケロスを扱う専門図鑑 | 単行本・192ページ | 12,000円 |
表は商品データにある書名、著者、版型、ページ数をもとに整理しました。細かな構成や写真点数は商品データから分からないため、収録種数や検索表の有無を前提にした比較はしていません。
価格は2026年9月27日時点のAmazon参考価格です。時期や販売元によって変わるので、購入時に商品ページで確認してください。
珪藻観察図鑑
珪藻を観察し、生育環境から分類や特徴を知りたい人には、『珪藻観察図鑑』がおすすめです。書名の副題にも、生育環境でわかる分類と特徴が示されています。
著者は南雲保さん、鈴木秀和さん、佐藤晋也さん。2018年刊行で、全243ページです。珪藻を主題にした本の中ではページ数が多めで、基礎知識から観察対象へ進みたい人に合います。
版型はKindle版です。紙の図鑑を机に広げるのではなく、電子書籍として読む本ですね。
参考価格は2,970円。ほかの珪藻専門書より価格を抑えながら、243ページを読めます。水辺での観察と分類に関心がある人は、まず本書を検討してください。

驚異の珪藻世界
『驚異の珪藻世界 The Amazing World of Diatoms』は、珪藻をテーマにした176ページのペーパーバックです。2020年刊行。書名どおり、珪藻の世界を扱っています。
著者は出井雅彦さん、佐藤晋也さん、デイヴィッド・マンさん。判型は約19×26.4センチ、厚さ約2センチで、重さは約0.8キログラムです。家で読む本として考えるとよいでしょう。
『珪藻観察図鑑』と同じく珪藻が中心ですが、こちらは紙の本です。写真の量や分類の詳しさは商品データから比べられないので、試し読みや出版社の紹介で中身を確かめてください。
参考価格は4,950円です。観察場所ごとの分類や特徴を知りたい人には『珪藻観察図鑑』、紙の本で珪藻を読みたい人には本書が合います。

珪藻美術館
『珪藻美術館 ちいさな・ちいさな・ガラスの世界』は、珪藻の姿を身近に感じたい人におすすめです。書名のとおり、ガラスのような殻を持つ小さな世界を扱っています。
著者は奥修さん。2020年刊行の単行本で、全48ページです。専門書よりページ数が少なく、短い時間で読める本を探している人や、まず珪藻に親しみたい人に合います。
分類情報を詳しく調べるなら、243ページの『珪藻観察図鑑』や、772ページの淡水プランクトン図鑑が候補です。本書は情報量を追うより、珪藻に興味を持つ入口として読む本です。
参考価格は1,430円で、今回の5冊では最も手に取りやすい価格です。自分用の入門書にも、珪藻に興味を持ち始めた人への贈り物にも向いています。

淡水プランクトン図鑑
『日本淡水産動植物プランクトン図鑑[第2版]』は、珪藻とあわせて淡水の動植物プランクトンを調べたい人におすすめです。書名が示すように、対象は珪藻に限りません。
著者は田中正明さん。2022年刊行の第2版で、全772ページです。今回の5冊で最もページ数が多い大型図鑑です。参考価格は11,000円。
珪藻だけを知りたい人には、対象範囲が広いと感じるかもしれません。採集した淡水プランクトンをまとめて調べたい人には、珪藻専門書とあわせて検討したい一冊です。
商品名には第2版とあります。中古本や別の販売ページで探す場合も、購入する版を確認してください。価格は時期によって変わります。
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キートケロス図鑑
『日本産 キートケロス図鑑』は、珪藻のなかでもキートケロスを扱う専門書です。珪藻全般を知りたい人向けの入門書とは、目的が異なります。
著者は株式会社プラントビオ、石井健一郎さん。今井一郎さんと松岡數充さんが監修し、石井健一郎さんが編集しています。2025年刊行で、全192ページです。
珪藻を幅広く知りたい段階では、キートケロスに絞った本から始める必要はありません。キートケロスについて調べたい人には、本書が専門図鑑として役立ちます。
参考価格は12,000円で、5冊の中で最も高価です。一般的な珪藻の図鑑を探している人は『珪藻観察図鑑』などと区別し、対象をキートケロスに絞って調べたい場合に選んでください。

用途別の結論
珪藻を観察しながら分類や特徴を調べたい人には、『珪藻観察図鑑』がおすすめです。紙の本で珪藻の世界に触れたいなら『驚異の珪藻世界』、短く親しみやすい本なら『珪藻美術館』が合います。
淡水のプランクトンを珪藻以外も含めて調べる人には『日本淡水産動植物プランクトン図鑑[第2版]』、キートケロスを専門的に調べたい人には『日本産 キートケロス図鑑』を選んでください。対象を広く知るか、特定の珪藻に絞るかで、買う本が決まります。
初めて珪藻の本を買うなら、読み始めやすさを重視するか、詳しく調べられるページ数を重視するかを決めると、候補を絞れます。Kindle版か紙の本かも確かめて、観察、鑑賞、淡水プランクトン全般、キートケロスのどれを知りたいかに合わせて選んでください。











