
寄生植物の図鑑おすすめ3選|内容と価格を比較
寄生植物と聞くと、緑の葉を持たず、ほかの植物に頼って生きる姿を思い浮かべるかもしれません。けれど実際は、自分でも光合成をしながら宿主から水や養分を得る種類もいます。
寄生の仕組みをやさしく眺める本から、植物と菌の関係まで掘り下げる本まで、図鑑ごとに扱う範囲はさまざまです。写真やイラストを楽しみたいのか、仕組みを知りたいのかで、読みたい一冊も変わりますよね。
今回は、寄生植物を含む図鑑3冊を、掲載範囲やページ数、価格の目安とともに紹介します。専門性や読みやすさの違いも整理します。興味に近い一冊を見つけてください。
寄生植物の見どころ
植物は光合成で糖を作るもの、というイメージがあります。寄生植物の中には葉緑素を持たず、宿主から得る養分に全面的に頼る種類もいれば、緑の葉で光合成しながら一部を宿主から得る種類もいます。
宿主との接続には吸器と呼ばれる器官が使われます。根や茎に入り込み、水や養分を受け取るしくみです。寄生する場所も植物によって異なり、根に寄生するか茎に寄生するかで姿が違います。[寄生植物の仕組みを扱う研究レビュー](https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC10752351/)
日本で見られるナンバンギセルは、ススキやミョウガなどの根に寄生する全寄生植物です。葉緑素を持たず、自分では光合成を行いません。花だけが地上に現れるため、花の姿だけでは暮らし方を想像しにくい植物ですね。[国立科学博物館附属自然教育園の解説](https://ins.kahaku.go.jp/news-migoro/nid00001357.html)
菌に寄生する植物もあります。植物が菌類から養分を得る関係で、ほかの植物へ直接寄生するケースとは相手が異なります。寄生植物という言葉の幅を知っておくと、図鑑に並ぶ植物の生き方をそれぞれ楽しめます。
おすすめ図鑑3選
3冊は、寄生植物だけに内容を絞った専門図鑑かどうかが異なります。幅広い植物のカラー図鑑、植物と菌の寄生を扱う本、手頃な電子書籍を一覧にしました。
価格は提供された商品データにある2026年9月27日時点のAmazon参考価格です。販売状況や価格は時期によって変わります。注文時は販売ページで最新の表示を確認してください。
| 書名 | 内容の軸 | ページ数 | 形態 | 参考価格 |
|---|---|---|---|---|
おどろきの植物 不可思議プランツ図鑑 | 5分野の珍しい植物 | 213 | ペーパーバック | 1,650円 |
技あり!モーレツ植物ずかん3 | 植物・菌への寄生 | 39 | 大型本 | 3,850円 |
がんばらない植物図鑑 | 植物の生き延びる知恵 | 91 | Kindle版 | 399円 |
寄生のしくみを深く知りたい人には、寄生を主題にした『モーレツ植物ずかん3』がおすすめです。珍しい植物を広く楽しみたい人には『おどろきの植物』、価格を抑えて電子書籍から読みたい人には『がんばらない植物図鑑』がおすすめです。
おどろきの植物
『おどろきの植物 不可思議プランツ図鑑』は、食虫植物、寄生植物、温室植物、アリ植物、多肉植物の5分野を扱います。著者は木谷美咲さん、イラストは横山拓彦さんです。植物の不思議な姿全般を楽しみたい人におすすめです。
本書では、寄生植物を食虫植物や多肉植物などと並べて読めます。寄生という一つの生存戦略だけでなく、植物の形や生態の幅を見渡したい人に合う一冊です。
判型は18.1cm × 1.7cm × 18.1cmで、参考価格は1,650円。213ページあります。2014年刊の本です。最新研究を追う目的より、植物の姿や逸話を楽しむ目的に合います。

モーレツ植物ずかん3
『技あり!モーレツ植物ずかん3 植物にパラサイトする系・菌にパラサイトする系』は、寄生が主題の本です。長谷部光泰さんが監修しています。
大型本で、参考価格は3,850円です。39ページで3冊のうち最も高価ですが、寄生植物を扱う本を探している人には、内容の軸がはっきりしています。

がんばらない植物図鑑
『がんばらない植物図鑑 サボって、寄生して、だまして生き延びる植物たちの知恵』は、2026年8月刊のKindle版です。商品データでは91ページ、参考価格399円。紙の大型図鑑より費用を抑えて、植物の生き方を扱う本を読めます。
題名には寄生のほか、サボることやだますことなど、複数の生存戦略が並びます。そのため、寄生植物の種類や分類を網羅する資料というより、植物の意外な暮らし方を楽しむ本として読むのが自然です。寄生に絞って学びたい人は、内容紹介も確かめてください。
電子書籍なので、端末からすぐ読めるのが紙の2冊との違いです。参考価格は399円で、3冊のうち最も安価です。カラー図版の量や個別種の詳しさは商品データから確認できないため、重視する場合は出版社や販売ページの試し読みで確かめましょう。
この本については、提供された商品データ以外に出版社の詳しい内容紹介を確認できませんでした。紹介できるのは書名、刊行日、ページ数、電子版であること、参考価格までです。特定の寄生植物が載っているといった未確認の情報は、購入判断に混ぜないようにします。

結論
寄生の仕組みを中心に読みたい人には、『技あり!モーレツ植物ずかん3』がおすすめです。植物への寄生と菌への寄生を扱い、光合成の有無や宿主への依存度にも触れるため、今回の3冊ではテーマが最も明確です。
寄生植物を含む多彩な植物の姿やイラストを楽しみたい人には、『おどろきの植物 不可思議プランツ図鑑』がおすすめです。専門性より植物全般の驚きを重視する人に向き、100種類を紹介するボリュームもあります。
価格を抑えて電子書籍から読みたい人には、『がんばらない植物図鑑』がおすすめです。ただし詳しい収録内容は商品データで確認できません。寄生植物の資料性を求める人には、内容が明示された前の2冊がおすすめです。
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