
シルクスクリーン職人向け 枠寸法と露光面積で選ぶスクリーン露光機おすすめ5選
スクリーン露光機は枠の外寸だけで決めると「露光したい絵柄が台に収まらない」ということがあります。確認したいのは、版のどの部分まで光を当てられるかを示す露光面積です。
シルクスクリーンの製版では絵柄の大きさに余裕を足した範囲を一度に露光できるかが、日々の作業に直結します。大きめの枠を使う職人ほど、露光面積と本体の置き場所を分けて見てください。
ここでは露光面積26.5×21cmから50×60cmまで、5機種を紹介します。参考価格は2026年9月28日時点の目安で、販売時期によって変わります。
寸法別の候補
| 商品 | 露光面積 | ランプ・主な仕様 | 参考価格 |
|---|---|---|---|
BAOSHISHAN ミニUV露光機 | 26.5×21cm | 本体3.8kg | 33,888円 |
KD-Tec SPME-047-JP | 46×32cm | 15W管×4本、タイマー | 35,950円 |
INTBUYING 露光機 | 46×32cm | 15W管×4本、強化ガラス | 38,000円 |
40×50cm露光機 | 40×50cm | 120W、スチール製 | 55,000円 |
50×60cm露光機 | 50×60cm | 20W管×8本、重量20kg | 65,000円 |
露光面積とスクリーン枠の外寸は同じとは限りません。スクリーン印刷機材メーカーの仕様表でも「露光エリア」と「最大枠サイズ」は別項目で示されています。絵柄を置く範囲と枠を載せる範囲を分けて確認してください。トーヨーコーポレーションの露光機仕様
今回の候補は露光面積26.5×21cm、46×32cm、40×50cm、50×60cmの4サイズ帯です。46×32cmの2機種は面積が同じなので、付属品やタイマーの仕様、価格差を比べることになります。
BAOSHISHAN小型機
露光面積26.5×21cmの小型機です。名刺や小さな商標、小型スクリーン版などの作業が中心なら、版全体を大きな露光台に載せずに運用できます。大判の絵柄には面積が足りません。
本体寸法は31×31×10cm、重量は3.8kg。作業台の脇へ置いたり、別の場所へ移動したりする使い方にも合わせやすいサイズです。露光面積は今回の候補中で最小です。
露光時間の目安は樹脂版、鋼板、スクリーン版など、材料や工程ごとに異なります。乳剤を変えれば露光条件も変わります。価格は33,888円が参考目安。小型版中心の工房で必要な面積が収まるなら、BAOSHISHANが候補になります。

KD-Tec 46×32cm
KD-Tec SPME-047-JPは、露光面積46×32cmで15Wのライトチューブを4本搭載しています。合計60Wです。タイマーは設定時間で消灯し、設定値も記憶します。同じ条件で繰り返し製版するとき、露光時間を入力し直さずに済みます。
INTBUYINGの46×32cmモデルと露光面積は同じです。違いはタイマーや付属品の構成。こちらには予備のライトチューブとバラストが含まれます。
ライトチューブの使用目安は約1万時間です。実際の露光時間は乳剤によって変わるため、作業で使う乳剤に合わせて条件を出してください。参考価格は35,950円。46×32cmの露光面積で、予備管も手元に置いておきたい場合はKD-Tecが合います。

INTBUYING 46×32cm
INTBUYINGは露光面積46×32cmで、15Wのライトチューブを4本備えています。8mm厚の強化ガラスと、設定を記憶するタイマー、遮光布が付属。20×30×6cmのスポンジも含まれ、フィルムをガラス側へ押さえる用途に使えます。
KD-Tecと面積、ランプ本数、定格出力は同じです。一方、こちらにはスポンジと遮光布が付属します。版下を押さえるスポンジや遮光布を使う予定なら、付属品が購入判断の違いになります。
本体寸法は46×32×18cm。参考価格は38,000円で、KD-Tecより約2,000円高い設定です。スポンジや遮光布が必要ならINTBUYING、予備の管を重視するならKD-Tecを選べます。

40×50cm露光機
露光面積40×50cmのモデルは、46×32cmの2機種より長辺・短辺とも広く、版上の絵柄を大きく取れます。図案の幅が46cm、または奥行き32cmを超えるなら、このサイズ帯が候補です。
本体寸法は50×40×30cmで、重量は20kgです。仕様は120W、スチールプレート製。露光面積に加えて奥行き30cmと重量もあるため、作業台へ置いたまま使う設備として考えたいサイズです。
参考価格は55,000円。50×60cm機より1万円安く、露光面積は小さめです。図案が40×50cmの範囲に収まる仕事が中心なら、より大きな機種の価格や設置負担を避けられます。

50×60cm露光機
今回の候補で最も広い露光面積は50×60cmです。大型の版や面積を取る図案を扱う工房に合います。46×32cm機では絵柄が収まらず、40×50cmでも余裕が足りない場合にサイズの差が役立ちます。
20Wのライトチューブを8本搭載し、8mm厚の強化ガラスと設定を記憶するタイマーを備えます。遮光蓋も付属。重量は20kg、本体寸法は50×60×30cmです。作業台や搬入経路にこの寸法と重さを受け止められる余裕が必要です。
参考価格は65,000円。40×50cm機より1万円高く、露光面積も広くなります。大きな図案を扱う頻度が低ければ価格に見合う出番が少なくなりますが、50×60cmまで使う仕事があるなら版を縮小せずに済みます。

結論
小型の商標や名刺などが中心なら、26.5×21cmのBAOSHISHANが最小面積の候補です。46×32cmまで使うなら、スポンジや遮光布が付くINTBUYINGと、予備管を含むKD-Tecを付属品で選べます。
40×50cmの絵柄を扱うなら40×50cm機、さらに大きな版を一度に露光するなら50×60cm機が候補です。普段の製版で必要な範囲を基準にすれば、使わない面積に費用をかけずに済みます。
価格は掲載時点の参考値で変動します。注文前には販売ページの現行価格と、枠の外寸に対する設置条件を確認してください。
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