
スクリーンメッシュおすすめ5選|線の細かさとインク別に紹介
スクリーンメッシュは、数字が大きいほど細い線や小さな文字を残しやすくなり、インクの通り道は狭くなります。反対に数字が小さいものはインクを多く通しやすく、太い線や広いベタ面に合います。
ただし、線の細かさを優先すると、使うインクが通りにくくなったり、布に乗る量が足りなくなったりします。作りたい柄とインクの粘度を合わせるのが基本ですよね。
今回の候補は60〜120メッシュが中心です。太線やベタ面、比較的標準的な柄には選択肢があります。極細線や水性インクを主役にするなら、さらに高いメッシュ数も候補に入ります。
候補の早見表
| 商品 | メッシュ数 | 布サイズ | 参考価格 |
|---|---|---|---|
nextlife W-60-MU | 60 | 幅約1.18×2.0m | 1,460円 |
nextlife W-70-MU | 70 | 幅約1.5×1.9m | 1,470円 |
nextlife W-70-MO | 70 | 幅約1.21×2.0m | 1,520円 |
INTBUYING ナイロンメッシュ | 120(48T) | 幅1.27×3m | 2,600円 |
P Prettyia ポリエステルメッシュ | 120 | 145×100cm | 980円 |
参考価格は2026年9月28日時点の目安です。販売時期や店舗によって変動します。布の幅と長さも商品ごとに違うため、張る枠の寸法に対して必要な余裕があるか確認してください。
候補内で線の細かさを優先するなら120メッシュの2商品、インク量や太い柄を優先するなら60・70メッシュが分かれ目です。なお、メッシュ数だけで最小線幅が決まるわけではありません。糸の太さや開口部も仕上がりに関わります。
数字が示すもの
メッシュ数は、一定の長さの中に並ぶ糸の本数を表す目安です。数字が上がるほど目が細かくなり、インクが通る開口部は小さくなります。線や文字の細部を残しやすくなる一方、インクの通過量は抑えられます。
低いメッシュ数では開口部が大きく、厚めのインクや粒子を含むインクを通しやすくなります。大きなベタ面や太い輪郭の印刷に合いますが、細線や網点は版の目をまたいで崩れやすくなる点に注意が必要です。
同じメッシュ数でも、糸の太さによって開口面積やインクの乗り方が変わります。線画を詰め込んだ版ではメッシュ数に加え、糸径や開口部の仕様も確認すると判断しやすくなります。SAATIの技術資料でも、細い糸を使うメッシュは水性インクの流れや細部の再現性に関わるとされています。
60メッシュの候補
nextlife W-60-MUは、今回の候補で最も低い60メッシュです。太い線や大きなベタ面など、インクをしっかり通したい柄に合います。細部の再現より、形がはっきりしたデザイン向けです。
MUは細い糸を束ねた構造で、強度があり、目寄れを抑える種類です。幅約1.18m、長さ約2.0mなので、大きな布幅が必要な作業より、小さめの枠へ切り出す使い方を想定しやすいサイズです。
参考価格は1,460円。細線を主役にする版には粗めですが、太線の布作品やインク量を重視する用途で使えます。細部を無理に残そうとせず、絵柄自体を太めに整理すると、この番手の特性を生かせます。

70メッシュの候補
nextlife W-70-MUは幅約1.5m、長さ約1.9mの白いマルチ紗です。60メッシュより目が細かく、インク量と線の見え方の中間を取りたい場合に検討できます。参考価格は1,470円。

同じ70メッシュのnextlife W-70-MOは、モノフィラメント糸のタイプです。柄際をシャープに出したい場合や、インクの目詰まりを抑えたい場合に合います。糸は通常の20デニールより太い30デニールで、布サイズは幅約1.21m、長さ約2.0mです。
価格は1,520円が目安。MUとMOはメッシュ数が同じでも糸の構造が異なるため、単純に番手だけで優劣は決まりません。目寄れへの強さを重視するならMU、柄際や目詰まりを意識するならMOを選べます。

120メッシュの候補
INTBUYING ナイロンメッシュは、幅1.27m、長さ3mのポリエステル製です。今回の候補の中では大きめの反物サイズ。複数の枠へ切り分けたい場合や、広い面積を確保したい人に合います。

120メッシュは、60・70メッシュより線や文字の細部を残しやすい一方、厚いインクを大量に通す用途には不向きです。一般的な中程度の線幅や色面を含む柄の出発点として検討できます。参考価格は2,600円です。
P Prettyia ポリエステルメッシュの120メッシュは、145×100cmのポリエステル布で、参考価格は980円。小さな枠向けに必要量を抑えたい場合に手に取りやすい候補です。INTBUYINGより布面積が小さいため、切り出す枚数や枠寸法に合わせて選べます。

結論
太線やベタ面をしっかり刷りたいなら、nextlife W-60-MUまたはW-70-MUが候補です。70メッシュで柄際や目詰まりへの配慮も重視する場合は、W-70-MOを選べます。
標準的な線画や細部を少し残したい場合は、120メッシュのINTBUYINGかP Prettyiaが候補になります。布を広く使うならINTBUYING、少量で試すならP Prettyiaが合います。
極細線、小さな文字、水性インクを中心に刷る場合は、今回の120メッシュ以下の品だけで決めず、200〜230メッシュ以上も検討対象にしてください。線の細かさとインクの粘度を両方満たす番手が、仕上がりを左右します。水性インク向けメッシュの解説
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