園芸種苗検査員向け種子カウンター|出荷前確認に使う3機種

園芸種苗検査員向け種子カウンター|出荷前確認に使う3機種

オフ 投稿者: せせら編集部

この記事を書いている人(せせら)

普段は個人事業主のプログラマーとして仕事をしています。
個人で作業効率化サービスを運営し、挑戦を続ける人々を静かに応援しています。

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出荷前に種子の数をそろえる作業は、袋詰めや試験用サンプルの準備で何度も発生します。数え間違いを減らしたい現場では、自動種子カウンターが頼りになります。

ただし、種子カウンターが示すのは何粒通過したかです。発芽率や純潔種子率を自動で判定する機械ではないため、検査工程のどこを任せるかを分けて考えたいですね。

種子の大きさに合う型なら、日々の計数を機械に任せやすくなります。粒径が明記されたSLY-A、大小に対応するSLY-C、通過幅を調整するタイプに分かれます。

3機種の概要

商品種子サイズ・特徴参考価格
CGOLDENWALL SLY-ACGOLDENWALL SLY-A0.7〜4mm×0.7〜12mm、中小種子向け50,714円
CGOLDENWALL SLY-CCGOLDENWALL SLY-C大小の種子に対応52,834円
CGOLDENWALL クリアランス調整型CGOLDENWALL クリアランス調整型すき間調整ノブ、計数速度調節51,834円

価格は2026年9月29日時点のAmazon参考価格です。販売時期や出品状況で変わるため、注文時に最新価格を確認してください。3機種とも自動計数が中心ですが、種子サイズの記載や調整機能に違いがあります。

SLY-Aは、米、小麦、菜種、野菜や花の種など中小種子向けです。SLY-Cはサイズの大小をまたいで扱えるモデル。クリアランス調整型は、ノブで種子の通るすき間を調整する仕様です。

出荷前確認の役割

自動カウンターは種子の計数作業を省力化する道具です。一定粒数の小袋を複数作る時や、発芽試験に使うサンプルをそろえる時に、手作業で一粒ずつ数える負担を減らせます。

数を数えただけでは種子の品質判定は完了しません。農林水産省が示す種苗の品質検査には、発芽率や品種純度、純潔種子率、含水量などがあります。計数器は検査のうち、粒数をそろえる作業を助ける機械です。農林水産省の種苗検査の案内

国際種子検査規程を定めるISTAも、種子ロットの品質検査でサンプリング、検査、結果報告に標準化された方法を設けています。出荷判定や証明書に関わる検査は機械のカウント表示だけで代用せず、職場で適用する規程と手順に沿って進めてください。ISTAの国際種子検査規程

CGOLDENWALL SLY-A

SLY-Aの対応サイズは0.7〜4mm×0.7〜12mmです。米、小麦、菜種、野菜や花の種など、中小サイズの種子を日常的に扱う担当者にとって対象範囲が具体的なのが利点。粒の大きさがこの範囲に収まる種子を主に数える職場に適したモデルです。

計数速度を調整でき、LCDには設定数と現在の計数値が表示されます。暗い場所でも表示を読み取りやすく、設定数に達したかを画面で追えます。速さだけで進めず、種子が安定して一粒ずつ流れる速度に合わせて使うのが実務的です。

本体寸法は196×254×150mmで、電源は110V仕様。長時間使わないと自動で電源が切れ、日本語の取扱説明書も付属します。参考価格は50,714円です。中小サイズの種子が中心なら、粒径が示されているSLY-Aが具体的な候補になります。

CGOLDENWALL SLY-C

SLY-Cは大きい種子と小さい種子の両方に対応する仕様です。トウモロコシや大豆など大きめの種子と小さな種子を同じ現場で扱うなら、品目ごとに機械を分けずに済みます。

SLY-Aと同じく、計数速度の調整、LCD表示、自動電源オフを備えます。本体も196×254×150mmで、110V仕様です。品目を頻繁に切り替える作業では、そのたびに画面上の設定数と計数値を確認します。

参考価格は52,834円で、SLY-Aとの差は2,120円です。扱う種子の粒径が一種類に限られるか、大小にまたがるかが判断の分かれ目です。中小サイズに収まる種子が中心ならSLY-A、複数サイズを一台で担当するならSLY-Cをおすすめします。

クリアランス調整型

3つ目は種子が通過するクリアランスをノブで調整するタイプです。マイコン制御と薄膜ボタンを採用し、速度ノブを時計回りに回すと計数速度が上がります。設定数に達すると停止します。

種子のサイズや形が変わる現場では、すき間を調整できる点が特徴です。米、小麦、モロコシ、トウモロコシ、大豆、野菜種子などが用途に挙げられています。計数速度を上げすぎると確認作業が追いつかないこともあるため、担当者が表示を見られる速さに合わせましょう。

参考価格は51,834円です。サイズ別の対応表を重視するならSLY-A、クリアランスを調節して運用するなら本機をおすすめします。

CGOLDENWALL クリアランス調整型
CGOLDENWALL クリアランス調整型

結論

中小種子が中心で、対応粒径の明記を重視するならCGOLDENWALL SLY-Aがおすすめです。米、小麦、菜種、野菜や花の種を扱う職場では、3機種の中で価格も最も抑えられています。

大きさの異なる種子を一台で数えるならSLY-C、クリアランスをノブで調整する運用を重視するならクリアランス調整型をおすすめします。購入時は担当する種子が機械の対象に含まれることと、職場の電源条件を確認してください。

いずれの機種も粒数をそろえる作業を支援する設備です。発芽率や純度などの出荷品質を判定する機器ではなく、定めた検査手順に沿って試料づくりを効率化する道具として導入するのが適切です。

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