CNC加工技術者向けエッジファインダー10商品|ワーク位置出し用の仕様比較

CNC加工技術者向けエッジファインダー10商品|ワーク位置出し用の仕様比較

オフ 投稿者: せせら編集部

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CNC加工でワーク端面を基準に座標を設定する際、エッジファインダーで主軸中心と端面の位置関係を測ります。工具径の補正も関わるため、数値の意味を押さえておきたいところです。

機械式は測定子の動きで接触点を知らせ、電子式はランプや音で知らせます。軸径や先端径、回転数も製品ごとに異なります。手持ちのコレットやホルダーとの組み合わせが、現場では大事な分かれ目です。

機械式と電子式の製品を、寸法や測定方式と合わせて見ていきます。早見表に記した価格は2026年9月29日時点の参考価格で、時期によって変わります。

早見表

10mm軸の機械式が中心ですが、非回転式や電子式もあります。個別の寸法や回転数は各製品の項目にまとめました。

製品方式・主な寸法参考価格
ElizabethElizabeth機械式・軸10mm、先端4mmと10mm999円
KeensoKeenso機械式・先端4mm1,088円
QiiluQiiluセラミック先端・本体径10mm2,494円
JeffergardenJeffergarden機械式・非磁性部、2個セット1,719円
ZKEOOIVAZKEOOIVA機械式・高速度鋼、非磁性2,169円
P PrettyiaP Prettyia5種セット・タングステン鋼+チタン1,560円
ShiwakiShiwaki5種セット・タングステン鋼+チタン1,550円
ARTIVITEEARTIVITEE非回転式・軸10mm、ボール4mm1,410円
BORDSTRACTBORDSTRACT電子式・LEDとビープ音2,992円
AurSoltriadAurSoltriadLED・音響アラート、全長160mm3,069円

10mm軸の機械式

Elizabethは全長90mm、シャンク径10mm。直径4mmと10mmの測定子を使い分けられます。高速度鋼製で、回転数は400〜600rpm、精度・再現性は0.005mmです。参考価格999円の基本的な機種ですね。

先端径が2種類あり、接触する径を分けて使えます。工具オフセットや作業票には、使用する測定子の径を記録しておくと半径補正を取り違えません。90mmの全長はホルダーからの突出しを考える際の目安になります。

Keensoは4mmプローブ付きで、狭い溝や小径部の端面測定に使えます。回転数は400〜600rpm、繰り返し精度は0.005mm以内。専用ケースも付属し、細いプローブを他の工具に当てず保管できます。

Elizabethとの違いは先端径です。Keensoは4mm径を常用する仕事に使いやすく、端面から主軸中心までの補正は半径2mm。参考価格は1,088円です。

Qiiluはセラミック製プローブと工具鋼製本体の組み合わせです。先端径10mm、全長86mm、精度±0.002mmで、回転速度は600〜950rpm。セラミック先端を使いたい現場で製品の特性がはっきりしています。

回転数はElizabethやKeensoの400〜600rpmより高めです。複数機種を同じ作業場で使う場合、機種ごとに回転数を確認し、段取り票にも記録してください。Qiiluの参考価格は2,494円です。

素材とセット構成

Jeffergardenは非磁性素材の下部回転部とステンレス鋼製本体を採用し、2個セットで1,719円です。磁気の影響を避けたい工程で、予備を含めて同型を置けます。非磁性の構成とセット数が特徴です。

ZKEOOIVAは高速度鋼製で、非磁性のチタンめっき仕様です。精度は±0.005mm、回転速度は600rpm未満。交換可能なスプリングを備え、参考価格は2,169円です。

P PrettyiaとShiwakiは、どちらも5種のエッジファインダーを掲げています。タングステン鋼とチタンの構成で、端面、表面、内部の測定に使えます。ボールを元の位置へ戻す安全スプリングも備えています。

参考価格はP Prettyiaが1,560円、Shiwakiが1,550円です。価格差は小さいため、購入画面で5種それぞれの形状と寸法を確認し、必要な先端がセットに含まれているかで決めましょう。主軸径や先端径を固定して管理する職場では、セット内容の確認が欠かせません。

非回転式と電子式

ARTIVITEEは主軸を回さずに測定する機械式です。シャンク径は約10mm、シャンク長は約91mm、ボール径は約4mm。測定器の側面を軽く押すと偏心が0.5mm生じます。回転式とは接触動作が異なるため、作業時に方式を取り違えないようにしてください。

直径4mmのボールに対する半径補正は2mmです。参考価格は1,410円。主軸を回さずに測定する方式を、設備や標準作業に組み込む場合の製品です。

BORDSTRACTは接触すると赤色LEDとビープ音で知らせる電子式で、測定範囲は最大10mmです。電池は付属せず、別途用意します。参考価格は2,992円。光と音で接触を知らせます。

Haasの電子エッジファインダーは、電池を入れて使い、球がワークに触れると赤色ランプが点灯します。電子式の取扱説明書 音や光による通知を使う機種では、電池の管理も必要です。

AurSoltriadも接触時にLEDと音で知らせ、主軸を回さずに使います。全長160mmで、小径部10mm、大径部20mm。LR1電池は別売りです。参考価格は3,069円で、BORDSTRACTより本体が長く、径も異なります。工具の突出しやアクセス空間を踏まえて、作業箇所に入るか確認してください。

結論

10mm軸の回転式を標準工具に加えるなら、寸法と回転数が明確で価格も手頃なElizabethがおすすめです。狭い箇所で4mm径を使う仕事にはKeenso、セラミック先端と公称精度を重視する現場にはQiiluをおすすめします。

主軸を回さない方式ならARTIVITEE、光や音で接触を知らせる電子式ならBORDSTRACTかAurSoltriadが候補です。ワーク端面の接触径、工具保持径、機械で許される回転数を基準に、現場の作業条件に合う製品を決めてください。

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