
金型磨き職人向けオイルストーン5選|金型の鏡面仕上げ用
金型の磨きでオイルストーンを探していると、240番・400番・800番と番手が並び、どれから手を出すか迷いますよね。鏡面仕上げでは、表面の状態に合わせて砥石を工程ごとに使い分けます。
今回紹介するのは、酸化アルミニウム製の240番・400番・800番と、緑炭化珪素製の両面砥石です。素材や番手の違いを見ながら、金型の傷取りや平面研磨の用途を整理します。
商品早見表
| 商品 | 番手 | 砥材 | 参考価格 |
|---|---|---|---|
AOKOWN オイルストーン | 240番 | 酸化アルミニウム | 1,469円 |
Tumanld オイルストーン | 240番 | 酸化アルミニウム | 2,521円 |
Tumanld オイルストーン | 400番 | 酸化アルミニウム | 2,624円 |
Tumanld オイルストーン | 800番 | 酸化アルミニウム | 2,730円 |
Luvian 両面オイルストーン | 400目 | 緑炭化珪素 | 1,835円 |
価格は2026年9月29日時点の参考価格です。販売時期によって変わるため、注文時に表示価格を確認してください。
今回の候補は、酸化アルミニウム系で番手を変える構成と、緑炭化珪素の両面タイプです。番手の数字だけを横並びにせず、砥材と用途を合わせて見ると違いがつかみやすくなります。
AOKOWNの240番
AOKOWNは酸化アルミニウム製のフラット型で、表記番手は240番です。商品名には金型磨きやバリ取りが含まれています。細かな仕上げよりも、面の荒れや角の状態を整える初期工程向けです。
参考価格は1,469円で、今回の候補では最も手頃です。同じ240番のTumanldより価格を抑えたい場合や、荒研磨用の砥石を一つ揃えたい場合に検討できます。価格差だけで研磨性能が決まるわけではないため、購入時は番手と砥材も一緒に確認しましょう。
商品名には25×50×200の表記があります。長さのある平面を往復させる作業や、角を保って当てたい場面を想定した形状です。使う対象や研磨面の幅に対して砥石が大きすぎないか、販売ページにある寸法も確認してください。

Tumanldの240番
Tumanldの240番も酸化アルミニウム製で、荒研磨や角取りを含む用途が示されています。AOKOWNと同じ240番・同系統の砥材なので、傷やバリを整える役割は重なります。商品名にバイク整備用とあっても、金型向けにも使えます。
参考価格は2,521円です。AOKOWNより高めで、Tumanld名義の商品で揃えたい場合にこちらを選べます。
240番は表面を均す工程に使います。深い傷や面の荒れを整えたら、次の番手で砥石の傷を消してください。仕上げの光沢を急がず、後工程へ均一な面を渡す役割を持たせましょう。

Tumanldの400番
Tumanldの400番は酸化アルミニウム製で、参考価格は2,624円です。240番より数字が大きい中間番手です。荒研磨後に残る研磨目を整え、細かな仕上げへつなげます。
240番からいきなり800番へ移ると、前段の深い研磨目を消すのに時間がかかることがあります。金型面に240番の筋が残るケースでは、400番を挟むと傷の状態を確認しながら段階を踏めます。工程を分けて仕上げる現場に向く商品です。
同じ400表記でも、砥材や粒度の基準が異なる商品を同じ仕上がりとはみなせません。このTumanldは酸化アルミニウム、Luvianは緑炭化珪素です。既存の研磨工程に加える場合は、砥材の違いを踏まえて試し面で研磨目を確かめましょう。

Tumanldの800番
Tumanldの800番も酸化アルミニウム製で、今回のTumanld3種類の中では最も細かな番手です。240番や400番で大きな研磨目を整えた後、鏡面仕上げへ向かう前の仕上げ研磨に使います。
参考価格は2,730円です。番手が上がるごとに価格も少しずつ上がっています。800番だけで荒れた面の傷を取り切ることはできないため、面がすでに整っている金型の仕上げ工程で使ってください。
鏡面光沢を出すには、800番より細かな研磨工程が必要になる場合があります。仕上げ面の要求が高い金型では、この砥石で終わりと決めず、後工程で使うペーパーや研磨材まで含めて工程を組んでください。砥石の番手を増やすだけで鏡面になるわけではありません。

Luvianの両面砥石
Luvianは緑炭化珪素製の両面オイルストーンで、表記は400目、参考価格は1,835円です。酸化アルミニウム製のTumanld 400番とは砥材が異なります。Nortonの解説では、炭化珪素系砥石は酸化アルミニウム系より積極的に材料を削る特性が紹介されています。ただし、個別製品の削れ方や仕上がりは砥石の構造でも変わります。
両面仕様は、片面を使った後に裏返してもう一方を使えるタイプです。商品名には金型加工と金属平面研削が用途として挙げられています。平面を保ちながら金属面を研磨する作業や、両面タイプを使いたい人に向く商品です。
表記は400目で、Tumanldの400番と完全に同じ基準かは断定できません。仕上げ工程で番手を揃える必要がある場合は、既存砥石の規格やメーカーの粒度表示を確認してから組み込むと安心です。炭化珪素の研磨力を活かす用途と、酸化アルミニウム系の手持ち砥石を続けて使う用途は分けて考えましょう。

結論
金型の傷やバリを整える砥石を手頃に揃えるなら、AOKOWNの240番がおすすめです。酸化アルミニウム系で工程を組むなら、Tumanldの240番・400番・800番を段階ごとに使い分けられます。面がすでに整っていて仕上げ工程へ進みたい場合は800番、荒研磨後の傷をつなぎたい場合は400番を加えてください。
炭化珪素の砥材や両面形状を重視するなら、Luvianを検討できます。どの商品も一つで鏡面を完成させる仕上げ材ではなく、金型の表面状態に応じて後工程へつなぐ砥石です。鏡面仕上げまで必要な作業では、研磨目を段階ごとに消せる工程全体を揃えることが大切です。
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