インピーダンスアナライザ おすすめ3選

インピーダンスアナライザ おすすめ3選

オフ 投稿者: せせら編集部

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インピーダンスアナライザは、測りたい対象や周波数帯が幅広く、どれを選べばよいか迷ってしまいますよね。

周波数帯やDCバイアス、接続条件を先に見ておくと、測定対象に合う機種を整理しやすくなります。

今回は、受動素子、半導体、材料などの測定に関わる3機種を、購入前に確認したい軸でまとめます。

おすすめ商品の早見表

商品名主な測定対象測定周波数DCバイアス電圧DCバイアス電流接続条件測定用付属品参考価格(取得日)
インピーダンスアナライザ IM7580Aコンデンサ、コイルなどの受動素子1.0000 MHz〜300.00 MHz(5桁分解能)——専用テストフィクスチャが必要テストフィクスチャは本体非付属—
E4990A インピーダンスアナライザ部品、半導体、材料20 Hz〜10/20/30/50/120 MHz(5種類、アップグレード対応)0 V〜±40 V0 A〜±100 mA測定に応じてテストフィクスチャ、アダプタ、プローブ、ケーブル等を選択——
インピーダンスアナライザ ZA57630電子部品、半導体デバイス、材料・素材10 µHz ~ 36MHz-5 V〜+5 V/-40 V〜+40 V(1 kHz以上)-100 mA〜+100 mAIMPD-3Tではテストリードやテストフィクスチャを使用、IMPD-2TではN型コネクタを使う2端子接続テストフィクスチャ・テストリードは本体非付属(別途購入)—

インピーダンスアナライザ IM7580A

コンデンサやコイルなどの受動素子を、周波数や信号レベルを変えながら評価したい人には、インピーダンスアナライザ IM7580Aがおすすめです。

LCR測定とアナライザのスイープ測定に対応し、アナライザモードでは測定周波数と測定信号レベルを掃引しながら測定でき、周波数特性やレベル特性の確認に適しています。

測定周波数は1.0000 MHz〜300.00 MHz(5桁分解能)で、接触不良や接続状態の確認にはDCR測定、Hi-Zリジェクト、波形判定を使えます。

テストフィクスチャは本体に付属しておらず、使用するにはインピーダンスアナライザ専用のテストフィクスチャが必要です。

SMD測定では、テストフィクスチャIM9201と組み合わせることで6サイズに対応し、測定可能試料寸法は0603〜3225(JIS)です。

本体と別体のテストヘッドをケーブルでつなぐ構成で、テストヘッドは手のひらサイズです。測定対象の近くに設置できる設計です。

インピーダンスアナライザ IM7580A

E4990A インピーダンスアナライザ

部品・半導体・材料のインピーダンスを、研究開発から生産・品質保証・受入検査までの用途で測りたい人には、E4990A インピーダンスアナライザがおすすめです。

インピーダンス測定範囲は25 mΩ〜40 MΩ(10%測定確度範囲)で、基本インピーダンス測定確度は±0.08%です。

周波数オプションは20 Hz〜10/20/30/50/120 MHzの5種類で、アップグレードにも対応します。

内蔵DCバイアスは0 V〜±40 V、0 A〜±100 mAで、DCバイアスモードはVoltageまたはCurrentから選べます。

掃引パラメータとして周波数、発振器レベル、DCバイアスなどを選択でき、等価回路解析ではA〜Gのモデルから選べます。

リミットテストでは、トレースごとにリミットラインを設定して測定結果を合否判定できますが、対象は測定ポイントだけで、ポイント間の補間部分は判定対象外です。

測定内容に応じて、テストフィクスチャ、アダプタ、プローブ、ケーブルなどから選べます。リード部品をE4990Aの全周波数範囲で測るなら16047E、チップ部品とリード部品の両方をE4990Aの全周波数範囲で測るなら16092Aです。16085B Terminal Adapterは42942A Terminal Adapterの代用にはできません。

特記のない仕様は、23 ℃(±5 ℃)で、電源を入れてから90分後に適用されます。

代表値はガードバンドを含まない平均的な個体の予想性能で、製品保証の対象外です。

E4990A インピーダンスアナライザ

インピーダンスアナライザ ZA57630

電子部品や半導体デバイス、材料・素材を、周波数や測定方法を変えながら評価したい人には、インピーダンスアナライザ ZA57630がおすすめです。

試料の形状に合わせて接続方法を選びたい場合は、標準測定モード(IMPD-3T)でテストリードやテストフィクスチャを使うことができ、さまざまな形状の試料に対応します。推奨周波数帯域は10 µHz〜10 MHz、推奨インピーダンス値は1 Ω〜10 MΩです。

10 MHz以上の高周波には高周波測定モード(IMPD-2T)があり、推奨周波数帯域は10 MHz〜36 MHz、推奨インピーダンス値は200 mΩ〜10 kΩ、N型コネクタを使う2端子接続です。

本器単独では対応できない範囲を外部機器と組み合わせて測る場合は、外部拡張測定モード(IMPD-EXT)があり、高電圧・大電流用パワーアンプや微小信号用プリアンプを併用する構成です。測定可能インピーダンス範囲は10 µΩ〜100 GΩですが、実際の範囲は外部に接続する増幅器などの仕様によって制限されます。

電圧値で特性が変化するMLCC、インダクタ、トランスなどを評価する場合は、周波数・AC振幅・DCバイアスをスイープして測定できます。

周波数スイープで得たインピーダンス特性を等価回路モデルに当てはめ、インダクタンス・静電容量・抵抗値を求められるほか、試料の共振周波数へ測定周波数を自動追尾できます。

テストフィクスチャとテストリードは本体に付属しておらず、別途用意する必要があります。

標準測定モードIMPD-3Tでは対応するテストフィクスチャやテストリードが使用でき、側面電極部品用のチップテストフィクスチャZM2394HはDC〜36 MHzです。

外形寸法は突起物を除き430(幅)×177(高さ)×350(奥行き)mm、質量は付属品を除き約7.0 kgです。

ラック収納にはオプションのラックマウントキットが必要で、19インチIECラック、EIA規格ラック、JIS標準ラックに収納できます。

冷却は強制空冷・背面吐き出し式で、設置時は側面・背面・底面を塞がない条件です。

動作環境は0〜+40 ℃、5〜85 %RH(絶対湿度1〜25 g/m³、結露なし)で、高度2,000 m以下です。

可燃性ガスのある場所では設置・使用できず、屋外や直射日光、火気・熱源の近くでは、性能を満たさなかったり故障の原因になったりします。腐食性ガス・水気・ほこり・湿気の多い場所では腐食や故障、電磁界発生源・高電圧機器・動力線の近くや振動の多い場所では誤動作や故障の原因になります。

本体の電源入力電圧範囲はAC100〜230 V ±10 %(ただし250 V以下)ですが、付属の電源コードは日本国内専用で、AC125 Vを超える電圧や国外では使用できません。AC125 Vを超える電圧または国外で使う場合は、電源コードの使用条件についてメーカーまたは代理店への個別相談が必要です。

インピーダンスアナライザ ZA57630

インピーダンスアナライザの選び分け

外部制御の規格とハンドラ連携で選び分けます

測定器を既存の制御装置や生産ラインに組み込む場合、注文前に迷うのは、外部から測定器を操作するのか、ハンドラで部品を自動判別するのか、既存設備の通信規格をそのまま使えるのかという点です。3機種は端子の種類だけでなく、制御できる相手やハンドラの用途が異なります。

商品確認済みの接続構成選択に影響する条件
インピーダンスアナライザ IM7580AEXT I/O(ハンドラ)、USB通信、LAN。RS-232CとGP-IBはオプション既存設備をRS-232CまたはGP-IBでつなぐなら、オプションを含む構成で選ぶ。ハンドラ連携はEXT I/Oを使う構成になる
E4990A インピーダンスアナライザLAN端子、外部コントローラから制御できるUSB、外部コントローラからE4990Aを制御する用途に限られるGPIB、生産ラインのハンドラ端子GPIBでE4990Aから他機器を制御する構成ではなく、E4990Aを外部から制御する構成として選ぶ。生産ラインではハンドラ端子との接続を軸にする
インピーダンスアナライザ ZA57630USB・GPIB・LAN・RS-232、部品ハンドラ接続による自動判別システム通信規格に加え、部品ハンドラによる自動判別まで含める構成で選ぶ

既存設備の通信規格だけを合わせたい場合は、IM7580Aではオプションの有無、E4990AではGPIBの制御方向、ZA57630では搭載規格を基準に候補を分けられます。部品ハンドラで自動判別システムまで組み込む場合は、測定対象だけでなく、その連携構成を選択条件に加えることになります。

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