バイクヘルメットのシールドネジをなくした|型番から対応ビスを探す方法

バイクヘルメットのシールドネジをなくした|型番から対応ビスを探す方法

オフ 投稿者: せせら編集部

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バイクヘルメットのシールドを外した後、固定ネジを1本なくすと、残ったネジと同じ物を探したくなりますよね。

ただ、外側から見えるネジと、シールドを外した下にある台座のネジは別部品です。専用ワッシャーや左右の部品まで一組になったモデルもあり、見た目や実測寸法だけでは対応品を決められません。

欠品中は走行せず、本体の完全モデル名から純正品番まで順番にたどりましょう。

目次

シールドネジをなくしたら走行せず、モデル名と外れた位置を調べる

ネジ、専用ワッシャー、ホルダー、シールドベース、ラチェットのどれかが欠けている間は、片側が留まっていても走行できません。ネジ頭やねじ山がつぶれている、取付穴が変形している、周囲の樹脂に亀裂がある場合も使用を止め、販売店かメーカーへ相談する状態です。

対応品は、次の順番で絞り込みましょう。

順番調べる項目見る場所と判断
1ヘルメットの完全モデル名製品ラベル、保証書、取扱説明書、購入時の箱。本体名と外装のグラフィック名を分ける
2ネジが外れた位置シールド側面か、シールドを外した下の台座側か。左右も記録する
3シールド機構の系列CPB-1V、VAS-V、VAS-VC、DAF-Rなど、開閉部品のまとまりを示す名称
4純正部品名と品番メーカーのモデル別パーツ表にある名称、注文番号、商品識別番号のJANコード
5セット内容ネジの本数、左右の別、専用ワッシャーやリングの有無、台座との一式販売か

シールドベースはヘルメット本体とシールドをつなぐ台座で、OGK KABUTOでは段階的な開閉を支える台座をラチェット、Araiでは側面を覆ってシールドを保持する部品をホルダーと呼び、ワッシャーには位置合わせ用の凸部が付いた専用品もあります。

シールド側面の固定ネジとシールド下のベースネジの違い

透明なシールドを外側から直接押さえていたのがシールド固定ネジです。薄いリング状の部品が残っていれば、専用ワッシャーやシールドリングもセット内容に含まれていないか確かめましょう。

シールドを取り外した後に現れる台座をヘルメット本体へ留めるネジは、ベースネジやラチェットビスと呼ばれ、シールド固定ネジとは役割が違うため、同じメーカーの部品でも置き換えられません。

外れた部品は白い紙の上に置くと、黒いネジや透明なリングも見分けやすくなります。左右の取付位置が分かる全体写真と、ネジ頭・ねじ山・取付穴の近接写真も残しておきましょう。

完全モデル名と公式品番が一致した人向けの専用シールドビス

次の2商品は、メーカー公式情報と商品情報で品番を照合できます。表の条件に当てはまらないヘルメットには使わないでください。

商品向く条件主な強み弱点・購入前の最終確認
LEAD BC-10B使用中のLEADヘルメットのモデル別公式表にBC-10Bの記載があるシールド固定用ビス2個のセットシールドリングとベースは別部品。商品名に近い型番があっても、公式表に記載がなければ対象外
MOTO BASE MBHL-VJ01-SHB本体の完全モデル名がMBHL-VJ01S専用ビス2個と透明リング2個のセット末尾SのないMBHL-VJ01は別モデル。購入時に販売ページの品番と個数を再確認

ネジだけをなくしたのか、リングや台座も欠けているのかで必要な商品は変わります。2商品のどちらにも当てはまらないヘルメットへ、近い形のビスを流用しないでください。

LEAD BC-10Bは公式表に同じ品番があるモデル向け

LEADのモデル別リペアパーツ表では、BC-10BをRX-300RとRX-100Rのシールド固定用ビス2個セットとして掲載しています。

RX-100RⅡ、O-ONE、BARTON BC-10、AP-603、QP-2、CR-761の公式ページにも同じ品番がありますが、シールドリングとシールドベースは別品番です。リングや台座も欠けている場合は、対応する部品も調べてください。

LEAD BC-10B シールド固定用ビス 2個セット
LEAD BC-10B シールド固定用ビス(2個セット)

根拠:

MOTO BASE MBHL-VJ01-SHBはMBHL-VJ01S専用

SKT産業の公式ページでは、MBHL-VJ01Sのオプション部品としてシールドビスMBHL-VJ01-SHBが掲載されています。販売ページでは黒いビス2個と透明リング2個の組み合わせなので、購入時にも品番と個数が変わっていないかを見比べてください。

本体ラベルがMBHL-VJ01S、補修部品がMBHL-VJ01-SHBまで一致することが購入条件です。公式サイトに載る末尾SのないMBHL-VJ01は別モデルなので、取り違えないでください。

MOTO BASE MBHL-VJ01-SHB シールドビス・リングセット
MOTO BASE MBHL-VJ01-SHB シールドビス・リングセット

根拠:

メーカーで異なるシールド機構と純正部品

シールド周りの部品名はメーカーごとに異なります。ここからの品番は代表例なので、手元の完全モデル名が表にない場合は、同じメーカーという理由だけで当てはめないでください。

SHOEI GlamsterはCPB-1Vのスクリュー・ワッシャー・ベースが別部品

GlamsterのCPB-1Vシールドは左右の専用スクリューで留める方式で、外側のネジ、その下のワッシャー、本体側のシールドベースは別々の補修部品です。

CPB-1V純正部品役割JANコード
アルミナムコインスロットスクリューシールドを固定する専用スクリュー4512048570415
アルミナムワッシャースクリューとベースの間に入る専用ワッシャー4512048570408
シールドベースセットヘルメット本体側の開閉用ベース4512048570392

CPB-1V用とCPB-1用のワッシャーは別物です。SHOEIは、CPB-1VシールドへCPB-1用ワッシャーを使うとスクリューが緩む可能性を案内しているため、別系列のワッシャーは使わないでください。

根拠:

SHOEIのクイックリリース式で異なるベース系列

クイックリリース式は、シールド側面のネジで透明板を直接留める方式ではなく、シールドを外した下に残るベースへ着脱機構が組み込まれています。

SHOEIのシールドベースには、CWR-F2、CJ-2、CNS-1、QR-Eなど複数の系列があります。系列名が同じでも標準装備の版が分かれる場合があるため、完全モデル名と部品名の末尾まで公式一覧で一致させてください。

根拠:

Arai 111003で食い違う公式資料の適合モデル

AraiではスーパーアドシスとVAS-VCでネジセットの品番が分かれ、112511はVAS-Vの現行モデルだけでなく、旧世代のホルダーにも対応先として記載されています。

純正部品商品番号公式資料にある適合例
スーパーアドシス ネジセット112511(旧2511)RX-7X、アストラル-X、アストロGX、XD。スーパーアドシスJ・X・X2・L・G・G2の各ホルダーにも記載あり
VAS-VC ネジセット(銀)111001一般部品表とRAPIDE-NEO製品ページにラパイド・ネオの記載あり
VAS-VC ネジセット(黒)111003一般部品表はラパイド・ネオ・リアクトを掲載。一方、RAPIDE-NEO製品ページと2026年版パーツリストはラパイド・ネオにも掲載

111003は、参照するArai公式資料によって適合モデルの見え方が異なります。色や番号だけでリアクト専用、またはラパイド・ネオ全車対応と決めず、モデル名、カラー、サイズ、製造年月日、JIS規格製造ナンバーと参照した資料名・版をAraiへ伝えて確認してください。

根拠:

OGK KABUTOはモデル別にラチェットビスの表記と本数が違う

OGK KABUTOでは、「シールドラチェットビス」という似た部品名でも、モデルとラチェット系列によってビス表記や本数が変わります。

ヘルメット・ラチェット系列公式資料のビス表記本数・付属品
F-17・DAF-Rシールドラチェット4×7ビス6本
RT-33X・SAFシールドラチェット7L-Bビス4本
GEOSYS・CD-1シールドラチェット7L-Bビス4本
EXCEED・AVAND6×10ビス2025年7月3日版アフターパーツ表では4本
旧BR-1・ROCK6×13ビス本数はメーカーへ問い合わせ。ワッシャー併用の記載あり

EXCEEDは、旧製品ページと2025年7月3日版アフターパーツ表でビス長の記載が一致しません。新しい数字へ自己判断で置き換えず、完全モデル名、製造情報、シールド名、参照した資料の発行日をOGK KABUTOか販売店へ伝えてください。

根拠:

シールドネジに一般ねじや別モデルの部品を流用できない理由

シールドネジは、外から測った径と長さだけでは適合を判断できず、ねじ山の間隔、ネジ頭の裏側が部品へ当たる形、専用ワッシャーとの組み合わせ、ベース側の溝までモデルごとに違います。

ホームセンターの一般ねじと汎用の装飾ねじ、別モデルのワッシャーは代用品になりません。残った1本があっても、一般ねじ売り場だけで部品を決めないでください。

違うねじ山を無理に入れると、途中で固くなる、斜めに入る、樹脂製の取付穴を傷めるといった問題が起こります。穴を削る、接着剤で埋める、太いネジへ替える補修も避け、取付部まで傷んだ場合はメーカーか販売店へ点検を依頼してください。

専用ワッシャーと緩み止めコーティングの注意

専用ワッシャーには、ベースの溝へ合わせる凸部など、取付位置を決める形があります。厚みや直径が近くても、金属製の平ワッシャーや別モデルのワッシャーへ置き換えないでください。

OGK KABUTOは、緩み止めコーティングが剥がれたシールドラチェットビスの新品交換を案内しています。汎用のねじロック剤を足して再利用せず、モデル別パーツ表の指定ビスへ交換してください。

根拠:

モデル別取扱説明書で変わる取付後の点検項目

純正部品がそろったら、手元の完全モデル名に対応する取扱説明書へ従ってください。同じメーカーでも、指定工具、ワッシャーの向き、ベースの位置、締め方、取付後の確認項目が違います。

確認項目適用する条件
指定工具とワッシャーの向き手元のモデルの取扱説明書にある工具と向きに合わせる
シールドの全閉取扱説明書が示す正しい閉位置まで動くかを見る
ロックロック機構があり、取扱説明書に確認方法があるモデルだけ実施
開閉回数回数の指定があるモデルだけ、その回数に従う
外す方向へ軽く引く保持確認取扱説明書に同じ確認手順が書かれたモデルだけ実施
締付トルクネジを締める力の指定値。手元の説明書に数値がある場合だけ採用

使う工具は各モデルの説明書に記載された物に限り、ビス、ベース、ラチェット、樹脂製の取付穴を傷めるほど強く締めすぎないでください。

SHOEI CPB-1VとOGK KABUTO KAMUI-3で違う取付後手順

SHOEIの取扱説明書は、GlamsterのCPB-1VにビットサイズNo.2のプラスドライバーを指定しています。ワッシャー裏側の凸部をベースの溝へ合わせ、取付後にシールドを数回上下させて正しく閉じる手順に従ってください。

OGK KABUTO KAMUI-3は、取付後にシールドを外す方向へ軽く引いて脱落しないことを見た後、3〜4回開閉する手順を示しています。この回数と引き方を別モデルへ当てはめないでください。

根拠:

取付後に異常が残る場合の使用停止

取扱説明書どおりに取り付けても正しい閉位置にならない、異音や引っ掛かり、ガタ、左右の大きな隙間が残る、ロック機構のあるモデルでロックできない、説明書指定の保持確認を通らない場合は走行しないでください。

ネジを締め直しても緩みが戻る、片側だけ位置がずれる、取付穴や樹脂部品に傷・亀裂がある状態は、ネジ1本の交換では直らない可能性があります。ヘルメット本体と残った部品を販売店へ持ち込めば、左右の取付位置も含めて相談できます。

問い合わせる時は、次の情報をそろえましょう。

伝える情報内容
ヘルメットメーカー名、完全モデル名、カラー、サイズ
製造情報製造年月日、製造番号、シリアル番号、JIS規格製造ナンバーなどラベルにある表記
シールド機構シールド名、ベース・ラチェット・ホルダーの系列名
外れた場所左右の別、シールド側面かベース側か
部品の状態欠品数、ネジ頭、ねじ山、取付穴、樹脂部品の写真
参照資料取扱説明書やパーツ表の名称、発行日、版

まとめ|シールドネジは完全モデル名・系列・純正品番で探す

シールドネジをなくした時は走行を止め、完全モデル名、外れた位置、シールド機構の系列、純正品番、本数と付属品の順に追うと、一般ねじや別モデル用ビスの誤購入を避けられます。取付後の点検項目は、手元の取扱説明書に記載された内容に限られます。

  • LEADのモデル別公式表にBC-10Bがある場合:LEAD BC-10B。ビス2個の交換向けで、リングやベースは別途確認
  • 本体がMBHL-VJ01Sの場合:MOTO BASE MBHL-VJ01-SHB。ビス2個・透明リング2個のセットで、末尾Sのない別モデルへは流用不可

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