
MIDIキーボードの移調の合わせ方
曲に合わせて弾いているのに、鳴るキーがずれている。どこを動かせば合うのか、鍵盤を見ても分からない。
キーがずれて聞こえると、曲と一緒に弾きにくくなります。
移調はソフトで合わせる
曲のキーを確認して、DAWかソフト音源の移調を合わせましょう。MIDIキーボードは押した鍵の番号を送るだけで、聞こえる高さはDAWのトラックかソフト音源が決めています。
合わせる場所を音源側に置くと、弾き慣れた指使いはそのままにして、出る音だけを曲のキーへ動かせます。鍵盤のオクターブを上げ下げしても、曲とのキー差は埋まりません。
移調に使う手段
移調は、付属のDAWでも無料のDAWでも、すでに入っている有料DAWでもできます。新しいソフトを足す必要はなく、今MIDIを録っている場所で音程をずらしてください。
| ソフト名 | 種類 | 対応OS | 移調の働き |
|---|---|---|---|
| GarageBand | Apple付属のDAW | macOS、iOS、iPadOS | 入れたMIDIの音程を曲のキーへずらす |
| LMMS | 無料のDAW | Windows、macOS、Linux | パターンの音程をまとめてずらす |
| BandLab | ブラウザのDAW | ブラウザ | クリップの音程を曲のキーへ合わせる |
| Cubase | 有料のDAW | Windows、macOS | MIDIパートの音程を曲のキーへ移す |
- Mac、iPhone、iPadだけならGarageBandで足ります。
- Windowsで費用をかけずに始めるならLMMSを使ってください。
- ソフトを入れずに済ませるなら、ブラウザのBandLabでクリップの音程を動かしてください。
- Cubaseなど、すでに使っているDAWがあるなら、そのMIDI移調を使ってください。ソフトを乗り換えなくてよいです。
移調を合わせる流れ
ボタンの名前や場所はソフトごとに違います。画面の操作をソフト別に追うのではなく、曲のキーを先に固定し、鳴っている音だけをそこへ寄せてください。
- 合わせたい曲のキーと、今のフレーズが鳴っているキーをメモする。
- 鍵盤から短いフレーズを入れ、DAWかソフト音源の移調を、目標キーまでの半音数だけ動かす。
- 元の曲と一緒に鳴らすか、同じ音名の和音を弾いて、高さがずれていないか聞く。
- ずれていたら移調の数値だけを直し、音源のプリセットやオクターブ設定は戻さない。
- 半音1つが移調の単位です。全音1つは半音2つとして数えてください。
- 長調と短調を取り違えると、音の高さは近くても響きが別の曲になります。曲側の調号を先に見てください。
- 音源を替えたあとは、前の移調が残っていないかもう一度聞いてください。
- 鍵盤側とDAW側の両方に移調がかかると、半音数が二重になります。動かすのはどちらか一方にしてください。
半音上げで合わせる
たとえば、ミオは原曲が今のフレーズより半音高いとき、鍵盤で短いフレーズを入れてDAWの移調を半音1つ上げます。元の曲と一緒に鳴らして高さを聞き、ずれていれば移調の数値だけを直します。
鍵盤がない場合のおすすめ
上のソフトで移調を合わせるとき、音符を送る鍵盤がまだないなら用意してください。個人的にはKORG microKEY Air 49がおすすめです。49ミニ鍵のMIDIコントローラーで、USBかBluetooth MIDIから、対応する端末のソフト音源を操作できます。
USBバス電源か単3電池2本で動くので、DAWを開いた端末のそばに置いて移調を確認できます。単体の音源とスピーカーはなく、音を出す端末とソフト音源と再生機器が別に必要で、88鍵ハンマータッチの練習には向きません。49ミニ鍵であることと、USBおよびBluetooth MIDIで対応端末のソフト音源を操作できることは、KORG microKEY Air 49の公式製品ページで確認できます。

まずキーをメモする
合わせたい曲のキーをメモして、今使っているDAWかソフト音源の移調を半音単位で動かしてみてください。音符を送る鍵盤がまだない場合は、KORG microKEY Air 49の商品ページで、49ミニ鍵と接続の仕方を確認してください。
このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。







