
Synology DS1825+の仕様|対応HDD・SSDと最大18ベイの拡張性
DS1825+でHDDやSSDを増やしたいとき、どの型番を買えばいいか迷いますよね。
DS1825+は、8ベイのNAS(ネットワークで共有する保存機器)です。
必要な部品は、用途ごとに変わります。
この記事では、用途別の対応品と各商品の向き・不向きを紹介します。
DS1825+本体
DS1825+は、3.5インチHDDまたは2.5インチSSDを8台搭載できるNASです。
小型SSD用端子のM.2スロット、メモリ、通信カードも追加できます。用途別の部品を下の表にまとめました。
用途別の対応品
| 条件 | 買う商品 | 対応機種/対応規格 | 購入を決める値 |
|---|---|---|---|
| 容量を低コストで増やす | Synology HAT3300-4T | DS1825+/内蔵用接続(SATA) | 容量4TB・回転数5,400rpm |
| 16TBの大容量を使う | Synology HAT3310-16T | DS1825+/内蔵用接続(SATA) | 容量16TB・回転数7,200rpm |
| 高負荷の共有保存を行う | Synology HAT5300-12T | DS1825+/内蔵用接続(SATA) | 容量12TB・保証5年 |
| 1台あたりの容量を重視する | Synology HAT5320-24T | DS1825+/内蔵用接続(SATA) | 容量24TB・年間550TB |
| 全SSDで構成する | Synology SAT5221-960G | DS1825+/2.5インチSATA | 容量960GB・厚さ7mm |
| HDDの待ち時間を減らす | Synology SNV3410-400G | DS1825+/小型SSD端子(M.2) | 容量400GB・高速接続(NVMe) |
| 純正16GBメモリを増設する | Synology D4ES03-16G | DS1825+/誤り検出用ECCメモリ | 容量16GB・純正品 |
| LAN端子で10GbE化する | Synology E10G30-T1 | DS1825+/拡張端子(PCIe 3.0) | 高速LAN 10GbE・端子×1 |
| SFP+で10GbE化する | Synology E10G30-F2 | DS1825+/拡張端子(PCIe 3.0) | SFP+端子×2 |
| 8ベイを超えて増設する | Synology DX525 | DS1825+/拡張ポート | 5ベイ・最大2台 |
HAT3300-4T
- 向く人:初期費用を抑え、4TB単位で増設したい人
- 強み:回転数5,400rpmと年間180TBの書き込み量
- 境界:大容量や高負荷運用には上位HDDが合う
HAT3300-4Tは、8ベイを一度に埋めず、必要な容量だけ増やしたいときにおすすめです。
容量4TBと回転数5,400rpmは、段階的に容量を増やす保存用NAS向けの仕様です。

HAT3310-16T
- 向く人:容量16TBのHDDで大容量を確保したい人
- 強み:容量16TB、回転数7,200rpm、最大281MB/s
- 境界:業務負荷が高いなら業務向けHDDが合う
HAT3310-16Tは、ベイ数を抑えながら、大容量の共有保存を作りたいときにおすすめです。
容量16TBと回転数7,200rpmを備え、少ない台数で大容量を確保できます。

HAT5300-12T
- 向く人:共有保存や仮想マシンでHDDを酷使する人
- 強み:容量12TB、回転数7,200rpm、業務向け、保証5年
- 境界:容量重視なら16TBや24TBが有利
HAT5300-12Tは、頻繁な書き込みがある仕事用の保存先におすすめです。
保証は5年です。容量よりも書き込み負荷と保証期間を重視する人に向いています。

HAT5320-24T
- 向く人:最小の台数で最大容量を確保したい人
- 強み:容量24TB、最大309MB/s、年間550TB
- 境界:初期費用を抑える構成には向かない
HAT5320-24Tは、映像素材や長期保管データを大容量でまとめたいときにおすすめです。
1台で容量24TBを使えるため、必要な総容量を少ないドライブ数で収められます。

SAT5221-960G
- 向く人:静かで応答の速い全SSD構成を作りたい人
- 強み:容量960GB、2.5インチ7mm、SATA接続
- 境界:大容量を低コストで得るならHDD構成が有利
SAT5221-960Gは、ファイルを細かく読み書きする共有フォルダや仮想マシン向けです。
容量を低コストで増やす製品ではありません。保存領域にSSDの応答性を求める場合に使います。

SNV3410-400G
- 向く人:HDD構成の待ち時間を減らしたい人
- 強み:容量400GB、M.2 2280、NVMe接続
- 境界:大容量の主保存先にはSATA SSDやHDDが合う
SNV3410-400Gは、よく使うデータを一時保存領域(キャッシュ)へ置く場合におすすめです。
M.2 SSDで保存領域を作る場合は、Synology認証済みの対応SSDが必要になります。

D4ES03-16G
- 向く人:メモリ容量を16GB増やしたい人
- 強み:DS1825+用の純正16GBメモリ
- 境界:標準8GBで足りる用途には不要
D4ES03-16Gは、複数の機能を同時に動かし、標準メモリでは余裕が少ないときにおすすめです。
16GBを2枚使うと合計32GBになり、容量200TBの単一ボリュームにも対応できます。

互換16GBメモリ
- 向く人:非純正品の利用条件を理解して費用を抑えたい人
- 強み:16GBのDDR4誤り検出用メモリ
- 境界:純正サポートを優先するならD4ES03-16G
parts-quickの互換16GBメモリは、DS1825+対応をうたう容量16GBの増設用メモリです。
非純正メモリでは完全な製品保証や技術サポートを受けられない場合があります。業務用にはD4ES03-16Gがおすすめです。

E10G30-T1
- 向く人:LAN端子で10GbEを1ポート増やしたい人
- 強み:10GbE LAN端子×1、PCIe 3.0 x4
- 境界:2ポート必要ならE10G30-T2
E10G30-T1は、LAN端子で10GbEを1ポート追加したいときにおすすめです。
LANケーブルを2本使う構成では、2ポートのE10G30-T2が向いています。

E10G30-T2
- 向く人:LAN端子の10GbEを2ポート使いたい人
- 強み:10GbE LAN端子×2、PCIe 3.0 x8
- 境界:1ポートだけならE10G30-T1で足りる
E10G30-T2は、LAN端子の10GbEを2ポート使いたいときにおすすめです。
RJ-45のLAN端子を2つ備えているため、10GbE接続を2系統に分けられます。

E10G30-F2
- 向く人:SFP+接続の10GbE環境を使っている人
- 強み:10GbE SFP+端子×2、PCIe 3.0 x8
- 境界:LAN端子の配線には対応しない
E10G30-F2は、SFP+端子で10GbEへ接続したいときにおすすめです。
LAN端子で10GbEへつなぐ構成には、E10G30-T1またはE10G30-T2が向いています。

DX525
- 向く人:本体8ベイを超えて容量を増やしたい人
- 強み:5ベイ、2.5/3.5インチSATA対応
- 境界:HDDやSSDは付属しない
DX525は、DS1825+の保存容量へ5ベイを追加したいときにおすすめです。
2台まで追加できるため、HDDとSSDを含めて最大18ベイまで増やせます。

Q&A
Synology以外のHDDやSSDは使える?
DS1825+には、公式互換性リストに掲載された型番のHDD・SSDを使います。掲載外のドライブでは、ドライブ本体やファームウェアに起因する問題へのサポートが限定されます。
購入結論
- 8ベイから始め、最大18ベイまで増やす構成にはSynology DiskStation DS1825+
- 4TB単位で容量を増やす構成にはSynology HAT3300-4T
- 16TBの大容量HDDにはSynology HAT3310-16T
- 高負荷の共有保存にはSynology HAT5300-12T
- 1台あたり24TBを求める構成にはSynology HAT5320-24T
- 全SSDの保存領域にはSynology SAT5221-960G
- HDDの待ち時間を減らすキャッシュにはSynology SNV3410-400G
- 純正16GB増設メモリにはSynology D4ES03-16G
- DS1825+対応をうたう互換16GBメモリにはparts-quick DS1825+ 16GB互換メモリ
- LAN端子の10GbEを1ポート増やすならSynology E10G30-T1
- LAN端子の10GbEを2ポート使うならSynology E10G30-T2
- SFP+で10GbEへ接続するならSynology E10G30-F2
- 本体8ベイを超えて増設するならSynology DX525

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