
育苗用温湿度データロガーおすすめ6選|防水・記録間隔・通信方式で比較
育苗中の温湿度は、日中と夜間で大きく変わります。いつ高温や過湿になったのか、現在値だけでは分からず迷いますよね。
散水や雨がかかる場所では防水性、外出中も監視するならWi-Fi接続が欠かせません。
複数地点の温度差を調べる場合は、複数のセンサーが付いたセットがおすすめです。
この記事では、育苗用温湿度データロガーの選び方とおすすめ商品を一覧にしました。
条件別おすすめ表
| 読者の条件 | おすすめ商品 | 決め手 | 購入前の制約 |
|---|---|---|---|
| 散水や雨がかかる | SwitchBot 防水温湿度計 | IP65 | 遠隔通知にはハブが必要 |
| VPD・露点も見たい | INKBIRD ITH-11-B | VPD表示 | 単体はBluetooth接続 |
| 3地点を測りたい | GoveeLife 3センサーセット | センサー3個付属 | 防水等級の記載なし |
| ハブを置きたくない | INKBIRD IBS-TH3 | Wi-Fiへ直接接続 | 2.4GHz専用 |
| 校正記録を重視する | Elitech GSP-6 Pro | 校正証明書付き | 防水等級の記載なし |
| 通信停止中も記録する | UbiBot GS1-A | 内蔵30万件 | 結露環境には不向き |
防水重視のSwitchBot
SwitchBot 防水温湿度計はIP65仕様で、散水や雨がかかる育苗場所に適しています。
単体では68日分を保存できます。外出先への通知と2年保存には、SwitchBotハブが必要です。

VPD表示モデル
ITH-11-Bは、温湿度から算出する乾燥度の目安(VPD)と露点をアプリに表示できます。
防水性能はIP65です。温度精度は±0.2℃、湿度精度は±2%で、単体ではBluetoothで通信します。

3地点のGovee
GoveeLifeは、ゲートウェイ1台とセンサー3個のセットです。離れた3地点を監視できます。
センサーは最大10台まで増設でき、異常時はアプリとメールで通知されます。防水等級の記載はありません。

ハブ不要Wi-Fi
IBS-TH3はハブを使わず、2.4GHzのWi-Fiへ直接つながります。1地点の遠隔監視に使えます。
温度の測定範囲は-20〜60℃、湿度は0〜99%です。防水等級の記載がなく、水がかかる場所には不向きです。

校正付きモデル
GSP-6 Proは最大10万点のデータを保存でき、校正証明書も付属します。記録はPDFで出力可能です。
通信にはBluetoothを使い、USBからも給電できます。湿度範囲、プローブ構成、防水等級の記載はありません。

大容量のUbiBot
GS1-AはWi-Fiへ直接接続し、通信が止まっている間も内蔵メモリーへ最大30万件を保存できます。
記録はPDFとCSVで出力でき、アプリとメールで通知されます。IP65ですが、結露する環境には不向きです。

主要6商品の比較
| 比較項目 | SwitchBot 防水温湿度計 | INKBIRD ITH-11-B | GoveeLife 3センサーセット | INKBIRD IBS-TH3 | Elitech GSP-6 Pro | UbiBot GS1-A |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 温度範囲 | -20〜60℃ | -40〜60℃ | 記載なし | -20〜60℃ | -40〜85℃ | -20〜60℃ |
| 湿度範囲 | 0〜100% | 0〜99% | 記載なし | 0〜99% | 記載なし | 10〜90% |
| 温度精度 | ±0.2℃ | ±0.2℃ | ±0.3℃ | ±0.3℃ | ±0.3℃ | 記載なし |
| 湿度精度 | ±2% | ±2% | ±3% | ±3% | 記載なし | 記載なし |
| 通信方式 | Bluetooth | Bluetooth | Wi-Fi+ハブ | Wi-Fi直結 | Bluetooth | Wi-Fi直結 |
| 外出先確認 | ハブ経由 | 不可 | 可能 | 可能 | 不可 | 可能 |
| 内蔵保存 | 68日 | 長期保存 | 保存あり | クラウド保存 | 10万点 | 30万件 |
| データ出力 | CSV | CSV | 出力可 | 出力可 | PDF・CSV | |
| 防水性 | IP65 | IP65 | 記載なし | 記載なし | 記載なし | IP65 |
| セット内容 | 本体1個 | 本体1個 | センサー3個 | 本体1個 | 本体・証明書 | 本体1個 |
測定範囲と精度
- 一般的な育苗棚なら、温度-20〜60℃を含む温湿度ロガーがおすすめ
- 小さな温度差を追うなら、温度精度±0.2〜0.3℃の商品がおすすめ
- 日々の傾向管理なら、温度精度±0.5℃・湿度精度±3%以内がおすすめ
- 記録の証明が必要なら、校正証明書付きのElitechがおすすめ
記録間隔と容量
- 短時間の高温を捉えるなら、記録間隔は1〜5分がおすすめ
- 夜間の過湿を追うなら、記録間隔は5〜15分がおすすめ
- 数週間の変化を残すなら、記録間隔は15〜30分がおすすめ
- 通信が途切れる場所なら、本体保存に対応する商品がおすすめ
- 長期の業務記録なら、10万点以上を保存できる商品がおすすめ
- 家庭の育苗記録なら、68日分を保存できるSwitchBotがおすすめ
通信方式の選択
- 現場でスマホから記録を回収するなら、Bluetooth型がおすすめ
- 外出先から1地点を監視するなら、Wi-Fi直結型がおすすめ
- 複数地点を遠隔監視するなら、ゲートウェイセットがおすすめ
- PCで帳票を残すなら、USB接続でPDFを出力できる商品がおすすめ
- Wi-Fiが届かない場所なら、内蔵保存容量の大きい商品がおすすめ
- 金属骨組みが多い場所なら、公称通信距離に余裕のある商品がおすすめ
防水性の選択
- 散水の飛まつや雨がかかるなら、IP65の商品がおすすめ
- 水が直接かからない屋根下なら、非防水の商品がおすすめ
- 結露が続く場所では、結露不可のUbiBot GS1-Aは対象外
- 水がかかる場所では、防水等級の記載がない商品は対象外
外部プローブ
- 培土温度と周囲湿度を測るなら、Inkbird標準モデルがおすすめ
- ケース内の温湿度を測るなら、IBS-TH2 PLUSがおすすめ
- 空気の温湿度だけを測るなら、外部プローブなしの防水型がおすすめ
Inkbird標準モデルの防水プローブは温度専用で、湿度は本体側で測ります。
IBS-TH2 PLUSには温度専用版もあります。ケース内の湿度も測る場合は、温湿度プローブ付きが必要です。
よくある質問
Q. 温湿度データロガーで培土の水分量も測れますか?
A. この記事で紹介した商品の湿度は、空気中の相対湿度を測った数値です。
培土の水分量も記録する場合は、土壌水分センサー付きのロガーが必要になります。
購入商品の結論
- 散水や雨がかかるなら、IP65のSwitchBot 防水温湿度計がおすすめ
- VPDと露点も見るなら、IP65のINKBIRD ITH-11-Bがおすすめ
- 1地点の遠隔監視なら、ハブ不要のINKBIRD IBS-TH3がおすすめ
- 3地点の遠隔監視なら、センサー3個付きGoveeLife 3センサーセットがおすすめ
- 校正記録が必要なら、証明書付きElitech GSP-6 Proがおすすめ
- 通信停止中も記録するなら、30万件保存のUbiBot GS1-Aがおすすめ















