ウェディングカメラマンの暗所撮影|クリップオンストロボの発光量・電源方式とおすすめ機種

ウェディングカメラマンの暗所撮影|クリップオンストロボの発光量・電源方式とおすすめ機種

オフ 投稿者: せせら編集部

この記事を書いている人(せせら)

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暗い披露宴会場では、背景の雰囲気を残しながら人物の顔も明るく写したいですよね。会場照明だけで撮ると、動く人の表情がぶれたり、顔色が沈んだりする場面があります。

そこで頼りになるのがクリップオンストロボです。ただし、軽くて便利な小型機なら何でも式の主力になるわけではありません。発光量と電源方式を会場の撮影距離に照らして考えるのが大切です。

今回の2機種は、機能の多さが魅力です。

紹介する機種

候補はGODOX Lux Junior IIとSony用のLux Junior II Sです。両機種の基本的な発光性能やバッテリーは共通です。主な違いは対応するカメラのメーカー。価格はいずれも2026年9月29日時点のAmazon参考価格です。

機種対応カメラ電源・フル発光回数参考価格
GODOX Lux Junior IIGODOX Lux Junior IICanon、Nikon、Fujifilm、Olympus/Panasonic内蔵リチウム電池・約400回14,450円
GODOX Lux Junior II SGODOX Lux Junior II SSony内蔵リチウム電池・約400回14,450円

どちらもフル出力時のリサイクルタイムは約1.5秒です。価格は時期によって変わるため、購入時に販売価格を確認してください。仕様はGODOX公式製品ページに掲載されています。

GNの見方

GNはガイドナンバーのことで、ストロボの光量を比べる目安です。GN18ならISO100・フル発光で、絞りF2.8のとき理論上の到達距離は約6.4m。計算式はGNを絞り値で割る形で、ISO感度を上げれば到達距離も伸びます。

たとえばISO1600では、理論上のGNは約72相当です。F2.8なら約25mまで届く計算になりますが、これは光を直接当てる場合の目安。天井や壁に反射させるバウンス撮影では光が回り道をするため、実際に使える距離は短くなります。

式場での実力

天井が低く白い会場で、被写体との距離も数メートル以内なら、Lux Junior IIでバウンス撮影ができます。光を天井へ向けて拡散できれば、正面から直射するより顔の影を柔らかくしやすいですね。縦位置でもヘッドの向きを変えられるのも便利です。

一方、広い披露宴会場で席を移動しながら撮ると、天井高や壁の色、撮影距離がその都度変わります。暗い色の天井に光を向けると反射光を得にくく、フル発光が続けば約1.5秒の充電時間もテンポに影響します。決定的な瞬間を連続して撮る仕事では、余裕を持ちにくい仕様です。

また、8000分の1秒までのハイスピードシンクロに対応していても、光量そのものが増えるわけではありません。明るい窓を背景にした撮影などで速いシャッターを使える機能ですが、通常の同調速度より届く光が減るため、暗所での光量不足を補う用途とは別です。

電源と連写

両機種はリチウム電池を内蔵しています。フル出力で約400回発光できるため、移動の多い撮影に予備の単三電池を持ち歩かずに済みます。

ただし、約400回はフル出力での回数です。光量を下げた撮影では発光可能回数が増えます。長時間の婚礼撮影なら、充電状態を管理しておきたいところです。

約1.5秒のリサイクルタイムもフル出力時の目安です。発光後に次の一枚を急いで撮る場面が多い場合、チャージ完了前の発光で光量が揃わない可能性があります。連写のテンポが速い撮影では、出力に余裕のある機種や交換式バッテリーの機種がおすすめです。

結論

披露宴の暗所撮影で主力ストロボを探しているなら、Lux Junior IIとLux Junior II Sは電源方式の面で慎重に判断してください。内蔵電池でフル出力約400回という仕様です。

白い低天井の会場で使う補助灯や、軽さを優先するサブ機を探している人にはおすすめです。SonyならLux Junior II S、それ以外の対応メーカーならLux Junior II。ハイスピードシンクロ機能にも魅力があります。

婚礼撮影のメイン機材として選ぶなら、撮影中に交換できるバッテリー方式を備えたストロボがおすすめです。Lux Junior IIシリーズは、機能を活用する場面を考えて選ぶのが適切でしょう。

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