木工象嵌職人のインレイソーおすすめ|刃長・ピッチ・懐寸法を比較

木工象嵌職人のインレイソーおすすめ|刃長・ピッチ・懐寸法を比較

オフ 投稿者: せせら編集部

この記事を書いている人(せせら)

普段は個人事業主のプログラマーとして仕事をしています。
個人で作業効率化サービスを運営し、挑戦を続ける人々を静かに応援しています。

広告
Amazonタイムセール開催中!
割引中の商品を今すぐチェック

木工象嵌で細い模様を切るなら、鋸の見た目より刃の厚みとピッチが気になりますよね。溝が広すぎると、はめ込む木や貝の幅まで変わってしまいます。

インレイソーには直線用の精密細工鋸、曲線やくり抜き用の糸鋸、組子向けの胴付鋸があります。名前は近くても、刃の届く範囲は別物です。

細い直線なら薄刃、曲線なら糸鋸、奥行きのある板なら懐寸法が判断材料になります。刃長、ピッチ、板厚、切込深さを順に確認すると、用途ごとの差が見えてきます。

早見表で全体像

最初に、今回紹介する商品の数字をまとめます。刃長は鋸刃そのものの長さ、深さは商品データにある切込深さや奥まで使える寸法です。メーカーが懐寸法として表示していない商品は、そのままの表記にしています。

薄刃精密鋸は細い直線、糸鋸は曲線や内側のくり抜き、胴付鋸は組子のような直線加工向けです。同じ木工用でも、数字を横一列に並べて比べる商品群ではありません。

商品刃長・深さピッチ厚み・切込幅参考価格
アイガーツール KTSR-1205アイガーツール KTSR-1205刃長65mm0.6mm刃厚0.1mm2,947円
Hobby.SL TSR205Hobby.SL TSR205刃長65mm0.6mm刃厚0.2mm2,301円
レザーソー1150レザーソー1150刃長100mm1.0mm板厚0.3mm1,213円
レザーソー1151レザーソー1151刃長125mm1.0・1.3mm板厚0.3mm1,713円
高儀 高級金工用高儀 高級金工用深さ約75mm記載なし替刃1本1,100円
Strong Tool 1275Strong Tool 1275深さ約75mm記載なし替刃5本1,845円
SK11 糸鋸SK11 糸鋸記載なし記載なし替刃5本991円
高儀 木工用深型高儀 木工用深型深さ約160mm記載なし替刃5本882円
H&H H-1260H&H H-1260切込深さ120mm記載なし替刃4本804円
H&H H-1280H&H H-1280切込深さ180mm記載なし替刃4本1,032円
中屋 D-210C中屋 D-210C刃長210mm1寸あたり36枚板厚0.2mm3,071円
SUIZAN D-002SUIZAN D-002刃渡り210mm0.85mm切込幅0.3mm5,480円

薄刃精密鋸

木工象嵌の細い直線切断には、アイガーツールの極 超薄刃精密細工鋸 KTSR-1205がおすすめです。刃厚0.1mm、ピッチ0.6mm、刃長65mmという仕様です。

全長205mmと重量26gで、刃は特殊刃物鋼SK-5、ハンドルはアッシュ材です。薄い象嵌材の境目を狙う作業では、刃厚0.1mmという数字が大きな判断材料です。

ただし、KTSR-1205の商品データには刃幅や懐寸法の記載がありません。奥まった場所へ刃先が届くかは、この数字だけでは断定できないため、深い板材には本体形状も確認してください。

Hobby.SLの超薄刃精密鋸 TSR205は、刃長65mmとピッチ0.6mmがKTSR-1205と同じです。刃厚は0.2mmで、全長205mm、SK5焼入鋼とアッシュ木柄という仕様です。

0.1mmの極薄刃より少し厚みを持たせたいなら、TSR205がおすすめです。参考価格も2,301円で、KTSR-1205の2,947円より646円低い設定。細かいピッチを保ちながら価格を抑えたい人に向きます。

アイガーツール KTSR-1205
アイガーツール KTSR-1205

細工鋸の位置

レザーソーの細工鋸1150は、刃長100mmで、ピッチ1.0mmと板厚0.3mmです。アサリがなく、SK-4の鋸と木柄を採用しています。薄刃精密鋸より刃は厚めですが、刃長には余裕があります。

刃長65mmでは足りない直線を切り、フレーム式の糸鋸までは必要ない作業に使えます。木工象嵌の極細模様より、少し幅のある直線加工や細工全般へ回す道具です。

両刃のレザーソー1151は、刃長125mmで、ピッチは1.0mmと1.3mmです。板厚は0.3mmです。アサリ無し、SK-4、木柄は1150と共通しています。

1150より刃長が25mm長く、100mmでは足りない直線に使えます。細い溝には0.6mmピッチの精密鋸が近いでしょう。

1150と1151は、アサリ無しという共通点があります。一方で、商品データだけではピッチごとの具体的な使い分けまでは分からないため、両刃の使い分けは販売ページの説明を確認してください。

胴付鋸は別用途

中屋の組子用胴付鋸 D-210Cは、刃長210mm、板厚0.2mmです。切断可能深さは4.2cmで、横挽目は1寸あたり36枚です。組子のような直線加工や胴付切りを主な用途に置く商品です。

SUIZANの胴付鋸 D-002も刃渡り210mm、板厚0.2mmです。ピッチ0.85mm、切込幅0.3mmが明記されているため、象嵌溝との寸法差を確認する材料になります。

ただし、胴付鋸はインレイソーの主役とは分けて考える商品です。曲線や内側のくり抜きなら糸鋸、極細の直線ならKTSR-1205やTSR205の方が用途に近い商品です。

直線の組子加工も行う人には中屋、切込幅0.3mmという数値を重視する人にはSUIZANがおすすめです。刃長210mmだけを理由に、木工象嵌用として選ぶ必要はありません。

価格の目安

価格は、2026-09-27時点のAmazon価格として提供された参考値です。Amazonの販売価格は時期によって変わるため、注文時には商品ページの表示を確認してください。

薄刃精密鋸は、KTSR-1205が2,947円、TSR205が2,301円です。刃厚0.1mmを求めるならKTSR-1205、刃厚0.2mmで価格を抑えるならTSR205という分岐になります。

糸鋸ではH&H H-1260が804円です。

H&H H-1280は1,032円、高儀木工用深型は882円です。深さだけでなく、替刃の本数と目の種類まで見ると価格差の理由が分かります。

SK11は991円で木工用3種類と軽金属用の替刃が付属します。

Strong Tool 1275は1,845円ですが、素材別の替刃が5本付くため、木材以外も切るならStrong Tool 1275がおすすめです。

胴付鋸は、中屋D-210Cが3,071円、SUIZAN D-002が5,480円です。どちらも刃長210mmですが、SUIZANにはピッチ0.85mmと切込幅0.3mmの表示があります。

木工象嵌の結論

木工象嵌の細い直線切断には、アイガーツール 極 超薄刃精密細工鋸 KTSR-1205がおすすめです。刃厚0.1mm、ピッチ0.6mm、刃長65mmが判断材料になります。

刃厚0.2mmで価格を抑えるならHobby.SL TSR205、曲線やくり抜きならStrong Tool 1275かSK11がおすすめです。懐の深さが必要な場合は、H&H H-1280の切込深さ180mmが目立ちます。

組子や胴付切りも行うなら、中屋 D-210CかSUIZAN D-002を別用途で加えます。インレイソーの主役は薄刃精密鋸と糸鋸。刃長とピッチ、厚みと懐の数字を作業ごとに確認してください。

広告
Amazonタイムセール開催中!
Amazonへ移動
このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。