
ブラインドの操作棒(ポール)は交換できる?長さとジョイント形状の確認方法
ブラインドの操作棒が折れたり、根元から外れたりすると、本体まで買い替えるしかないのか判断に困りますよね。本体がまだ使えそうなら、買い替えを決める前に棒だけ交換できるか確かめてください。
棒だけが壊れているなら、操作棒だけの交換で直ることがあります。ただし、元と同じ長さの棒を買えば終わり、という話でもありません。
まず、本体側と操作棒のどちらが壊れているか確かめましょう。棒だけの破損なら、製品情報と元の棒が交換品を探す手がかりになります。
操作棒だけの破損なら交換できる
棒の中間だけが折れ、本体側の輪や受けにひび割れやぐらつきがなければ、本体まで買い替える必要はありません。
根元の輪ごと折れている時や、棒を回した感触がおかしい時は、交換棒だけで直そうとしないでください。回転を羽根へ伝える部品まで傷んでいることがあります。
| 棒だけで直る状態 | 販売店へ相談する状態 |
|---|---|
| 棒の中間だけが折れている | 本体側の輪や受けも折れている |
| 棒が外れただけで、先端や取付部に割れがない | 棒を回しても空回りする |
| 本体側の輪や受けにぐらつきがない | 棒を回しても羽根が動かない |
| ブラインド本体に割れや変形がない | 回す時に強く引っかかる |
表の右側に当てはまる時は、交換棒の購入をいったん止め、本体側に修理が必要か確かめてください。
メンテナンスシールで製品名と製造時期を確認する
メーカーや型番を覚えていなくても、本体のメンテナンスシールが残っていれば、製造時期に合う交換部品を店で探してもらえます。
シールの位置は製品や時期で変わるので、本体の下側まで確かめてください。タチカワのヨコ型ブラインドなら、正面から見てボトムレール右側の上面が一例です。そこに見当たらなければ、取扱説明書やメーカーの案内を確認しましょう。
シールは、文字が読める距離で全体を撮っておくと、そのまま店へ見せられます。写真に残したいのは次の4項目です。
- 製品名・製品略号
- 製造年月・製造時期
- 受注番号・メンテナンス番号
- ブラインド本体のサイズ
シールが見つからない時は、購入時期と操作方式に加え、操作棒と本体側の取付部を写した写真をそろえてください。棒と昇降コードが別々か、コードが棒の中を通っているかも、写真に残しておきましょう。
ポール式とワンポール式は交換方法が違う
羽根の角度を変える棒とは別に昇降コードが垂れているなら、ポール式またはコード&ロッド式です。昇降コードが棒の中を通り、手元のグリップにまとまっているものはワンポール式に当たります。
呼び方を覚えるより、手元の棒とコードをそのまま見比べる方が早いでしょう。
| 手元で見える状態 | 呼び方 |
|---|---|
| 角度調整の棒と昇降コードが別 | ポール式・コード&ロッド式 |
| 昇降コードが棒の中を通り、グリップにまとまる | ワンポール式 |
| 角度調整用の棒がなく、チェーンや輪になったコードを動かす | チェーン式・ループコード式 |
タテ型ブラインドのバトンと、チェーン式・ループコード式は、ヨコ型ブラインドの角度調整棒とは別の部品なので、フック付き交換棒を代用品として買わないでください。
ワンポール式は、棒だけを付け替える作業では済みません。製品によっては、コードを抜いて新しい棒へ通し直す必要があります。メンテナンスシールに合うマニュアルを使ってください。
長さは元の棒を測り、ない場合は取付高さから確認する
元の棒が残っていれば、測るのは接続部の先端からグリップの下端までです。商品ページの寸法が、フック込みの全長か棒本体だけかも確認してください。
棒をなくした場合は、床からブラインドを固定するブラケットの上面までを測ってください。この距離が「取付高さ」です。メンテナンスシールの情報も添えると、店で純正部品を照会してもらえるでしょう。
| 元の棒 | 測る場所 | 一緒に使う情報 |
|---|---|---|
| ある | 接続部の先端からグリップ下端まで | 商品ページのフック込み・棒本体のみの表記 |
| ない | 床からブラケット上面まで | メンテナンスシールの情報 |
TOSOの該当製品では、取付高さ1,600~1,990mmに480mm、2,000~2,190mmに680mmのワンポールが用意されています。あくまでその製品の寸法なので、ほかのメーカーへ同じ数字を当てはめないでください。
ワンポール式を長くする時は、棒と一緒に昇降コードの交換が必要になる製品もあります。短い棒を継ぎ足して延ばすのは避けてください。
ジョイントは上端を正面と横から比べる
棒を外したら、上端の接続部だけが写るよう、正面と横から1枚ずつ写真を撮っておきましょう。正面ではフックの開き方や突起の位置、横では厚みと向きが分かります。
見た目が近くても取り付け方は違うため、次の表で上端の形を見比べてください。
| 見える形 | 取り付け方 | 横から見る部分 |
|---|---|---|
| 単純なフック | 本体側の輪に掛ける | 開口の幅・向き |
| 突起+差し込み穴 | 突起を穴にはめる | 突起の位置・上下の向き |
| コードを通すタイプ | 棒の中へ昇降コードを通す | 穴・ツメ・コードの出口 |
| 中間延長ジョイント | 長い棒同士を途中でつなぐ | 棒の途中にある部品 |
フックの幅や受け側の穴が、メーカーをまたいで同じ寸法とは言い切れません。写真が似ているだけで他社の棒を押し込んだり、ツメを削って合わせたりするのは避けてください。
単純なフック式なら自分で交換しやすい
古いフックを外す前に、製品別マニュアルが手元のブラインドに合っているか確かめてください。外す向きを間違えると、本体側の輪まで傷めるおそれがあります。
外す前に向きと本体側を撮っておく
メンテナンスシールの製品名と製造時期を、マニュアルの対象欄と照らし合わせましょう。一致したら、次の順で進めてください。
- 本体に掛かった状態のフックと取付部を、正面と横から撮る
- マニュアルに書かれた向きへ古いフックを外す
- 本体側の輪・ギヤ・シャフトに、割れやぐらつきがないか確かめる
- 写真と同じ向きに、新しいフックを掛ける
- 棒を小さい角度だけ回し、羽根がついてくるか試す
接着剤での固定、フックの削り加工、強い押し込みは禁物です。入りにくい時は、その場で作業を止めてください。
コードの組み直しや本体の取り外しは販売店へ
ワンポールのコードを組み直す必要がある時や、高い位置での作業、本体の取り外しが必要な時は、自分で続けないでください。
43cmのフック式交換棒もある
商品例は、メーカー純正品ではない43cmのフック付き交換棒2本セットで、商品情報に対応メーカーの記載もありません。
元の棒の実測長と商品ページの43cm表記を合わせ、上端フックを撮った写真と商品画像も見比べてみましょう。

交換棒を選べない時は販売店に相談する
純正の交換部品が特定できたなら、その純正品がおすすめです。先ほどの商品は、純正品が見つからない時に見比べられる交換棒の一例です。
純正品か代用品か決めきれない時は、交換棒だけを先に買わないでください。
購入店や取扱店には、分かった製品情報と破損部の写真を見せ、部品の在庫も尋ねましょう。古い製品は、合う部品がすでに残っていないこともあります。
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