シャープ、髪の水蒸気を毎秒5回測り乾かしすぎを防ぐ新型ドライヤー「IB-WX903」を発売へ

シャープ、髪の水蒸気を毎秒5回測り乾かしすぎを防ぐ新型ドライヤー「IB-WX903」を発売へ

オフ 投稿者: せせら編集部

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2026年10月16日 19:25(日本時間)時点

シャープは、髪から出る水蒸気の量を測って風の温度や強さを自動で切り替える家庭用ヘアドライヤー「プラズマクラスタードレープフロードライヤー IB-WX903」を発表しました。これまで感覚に頼っていた乾かし終わりの判断がどう変わるのかを整理します。

何が起きた?

  • シャープは、髪の水蒸気を測って風を自動で切り替える新型ドライヤー「IB-WX903」を発売する予定
    • 2026年10月22日にオープン価格で発売すると2026年10月8日に発表
    • 国内のドライヤーで初めて、髪から蒸発した水蒸気を検知する「ドライアシスト」モードを新しく搭載
      • 2024年発売の従来機「IB-WX902」は距離や気温のセンサーを備えていたが、水蒸気を測るセンサーは載せていなかった
      • 新型は従来機の「GENTLE」モードに代わり、穏やかな風量と温度で乾かす「SOFT」モードも備える

私たちに何が変わる?

  • 利用者は、風の切り替わりを目安にして無意識の乾かしすぎを防げる
    • ドライヤーが髪周辺の水蒸気量を毎秒5回測り、乾くにつれて温風から弱い冷風へ切り替わる時間を長くするため、風の変化で乾かし終わりを把握できる
    • すでに起きた枝毛や切れ毛は直せず、乾かしすぎや静電気による新たな発生を抑える用途に限られる
  • 利用者は、従来機より少し重く奥行きのある本体を日本国内の家庭用として使うことになる
    • センサーの追加などにより、本体の重さが従来機の約515グラムから約550グラムへ35グラム増え、奥行きも63ミリから72ミリへ9ミリ大きくなる
      • 従来機には入っていなかった風を整えるセットノズルは標準で受け取れる
    • 4つの吹き出し口から毎分約7.4立方メートルの風を送る速さや、スマートフォンのアプリとつなぐ機能は従来機と同じまま使える
    • 日本の家庭用電源(100ボルト)専用のため、海外への持ち出しや業務用途では使えない

なぜそうした?

  • シャープは、利用者が自分では判断しにくい乾かし終わりを機械側で自動で見極める狙いと考えられる
    • 2025年10月に全国の20〜64歳女性18,163人を調べたところ、枝毛や切れ毛に悩む人の約6割がパサつきやうねりも同時に抱えており、悩みの種類が最も多かった
    • 4つの吹き出し口で乾かす時間を2022年発売の機種(IB-RP9)の8.38分から5.47分へ約35パーセント縮め、距離センサーで髪の表面温度を55度以下に保つ仕組みは従来機までに整えていた
      • それでも乾かし終えるタイミングは利用者の感覚任せになっており、乾かしすぎによる髪の傷みを防ぎきれない課題が残っていたと考えられる
    • 新しく「水分バランスセンサー」を載せて水蒸気の変化から乾き具合を捉え、温風と弱冷風の切り替えまで自動化することで対応した
      • イオンで髪の静電気を約99パーセント抑える働きと乾かしすぎを防ぐ制御を組み合わせ、180回くしを通した後の枝毛・切れ毛をイオンなし・乾かしすぎの状態の142本から18本へ約87パーセント減らせるとしている

これからどうなる?

  • 美容家電メーカーは、風の強さや温度管理だけでなく髪の水分量に応じた自動制御の精度を競うようになると考えられる 利用者が大風量と温度管理だけでは防げない乾かしすぎの対策を重視する場合
    • 複数の吹き出し口で速く乾かす技術と距離センサーによる温度管理の土台をすでに持ち、水蒸気センサーとスマートフォンアプリ連携を組み合わせられる企業が有利になりそう
    • これまで利用者が手触りや時間で判断していた乾かし終わりの見極めが、メーカー側のセンサー設計と温風・冷風の切り替え基準の管理へ移っていくと考えられる
    • 利用者が35グラムの重さ増加や本体の大型化を嫌い、手元の冷風ボタンによる手動切り替えで十分だと判断すれば、水蒸気センサー搭載モデルの広がりは限られる可能性
    • 今後発売される下位モデルや後継機にも水蒸気センサーによる自動切り替えを広げるかが確認点

出典・確認日

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