
カノマックス6710を購入前に確認|風量範囲・フードサイズ・校正
購入前は、6710が自社の空調口に合うのか迷いますよね。測定値の正確さを示す校正書類も必要です。
6710は、風量が1時間あたり85〜4,250立方メートルで、空調口をフードで覆える現場に向きます。
この記事では、フード、重さ、記録方法、校正書類を解説します。Amazon購入の確認点も紹介します。
6710の購入早見表
機種は、風量と空調口の大きさで決まります。自社に近い行を確認してください。
| 向く条件・主な強み | 弱点・購入前の確認 | 購入する機種 |
|---|---|---|
| 風量が1時間あたり85〜4,250立方メートルで、標準または別売フードが空調口へ密着する | 85付近は誤差の割合が大きく、約3.5kgです。記録はUSBケーブルでパソコンへ移し、検査結果を示す英文の成績証明書が付きます | 日本カノマックス キャプチャーフード風量計 6710 |
| 風量が1時間あたり40〜4,300立方メートルで、スマホとの無線接続や空気の圧力差・風速も測りたい | 約3.6kgあります。風量測定だけなら機能を持て余します | 日本カノマックス キャプチャーフード風量計 6720 |
| 風量が1時間あたり8〜600立方メートルで、小さな空調口を測りたい | 標準フードは355mm四方です。600立方メートルを超える風量は測れません | 日本カノマックス キャプチャーフード風量計 6750 |
| 風量が1時間あたり80〜3,500立方メートルで、軽さやスマホでの現場記録を重視する | 風量の上限は6710より低く、3,500立方メートルまでです | testo 420 フード付風量計 |
| 測定が一度だけで、保管や年1回の校正を予定していない | 貸出日と校正状況の確認が必要です | 6710のレンタル |


高風量とUSB転送には6710、低風量には6750、無線接続には6720かtesto 420、一度だけならレンタルがおすすめです。
6710の風量範囲
6710の測定範囲は、1時間あたり85〜4,250立方メートルです。範囲外は測れません。
85未満の小さな空調口には、8〜600立方メートルを測れるカノマックス6750がおすすめです。
表示85では、仕様上の誤差が約12.4%です。低風量の測定では、この割合を確認してください。
1,500を超える風量では、フードの影響を補う機能が推奨されます。許容誤差が小さい業務では、仕様上の誤差も照合してください。
6710のフード早見表
6710には610×610mmの標準フードが付きます。空調口全体を覆い、縁が密着すれば使えます。
表はフード先端の寸法です。空調口の外周と、縁が触れる平らな面を測ってください。
| 空調口の条件 | フード口寸法 | 用意するフード |
|---|---|---|
| 610×610mmのフードで空調口全体を覆え、縁が密着する | 610×610mm | 標準フード 6710本体に付属 |
| 大きな長方形の空調口を覆う | 1,220×610mm | 日本カノマックス 別売フード 6710-02(1,220×610mm) |
| 横長で奥行きが狭い空調口を覆う | 1,220×305mm | 日本カノマックス 別売フード 6710-03(1,220×305mm) |
| 610mm四方では覆えない中型の長方形 | 915×610mm | 日本カノマックス 別売フード 6710-04(915×610mm) |
| 大きな正方形の空調口を覆う | 915×915mm | 日本カノマックス 別売フード 6710-05(915×915mm) |
| 610mm四方では周囲へ当たり、500mm四方なら密着する | 500×500mm | 日本カノマックス 別売フード 6710-06(500×500mm) |
梁や照明へ当たる場所では使えません。標準フードの交換品は、現行の注文番号も確認してください。
6710の重さとスタンド
6710は約3.5kgです。測定中は、空調口へ密着させたまま頭上で支えます。
組立時は幅610×高さ975×奥行610mmです。運搬と組立の場所も確保してください。
手持ちが難しい場合は、長さ1.2〜2.5mの別売スタンドが必要です。設置できる床面も確保してください。
80〜3,500で軽さが必要ならtesto 420、8〜600の小型空調口ならカノマックス6750がおすすめです。
6710の記録は3000件
6710には、30の測定場所へ100件ずつ、最大3,000件を保存できます。
本体で最大値・最小値・平均値を確認し、USBケーブルでパソコンへ転送する流れです。転送後は、表計算用のCSV形式へ書き出せます。
ただし、無線接続とスマホ操作には対応しません。Windows 10/11で運用するなら、対応ソフトを購入前に確かめましょう。
3,000件と有線転送で足りるなら6710、無線接続なら6720、現場レポートならtesto 420が合います。
6710の校正書類
新品には、検査結果を示す英文の成績証明書が付きます。和文の校正証明書とは別の書類です。
提出書類がある場合は、発注前の確認が必要です。
- 和文と英文のどちらが必要か
- 校正証明書、検査成績書、測定基準のつながりを示すトレーサビリティ体系図のどれが必要か
- 計量法に基づく認定校正(JCSS)の証明書が必要か
- 確認する風量の値と範囲に指定があるか
- 発行日と本体の製造番号を記載する必要があるか
名称、追加料金、納期を販売店の見積書へ入れてもらいましょう。発行できない書類が必須なら購入できません。
日本カノマックスは、年1回の定期校正をすすめています。料金、預ける期間、代替機、返送する付属品も確認してください。
6710のAmazon購入
Amazonでは、商品番号(ASIN)B07LGWKS1Bが6710に該当します。英文の成績証明書で足りる人向けです。
ただし、付属品、国内保証、校正書類は商品名だけでは分かりません。注文前に次を確認してください。
- 日本カノマックスの新品6710本体であること
- 610×610mmの標準フード、USBケーブル、ソフトウェア、ケースが付くこと
- 英文の成績証明書が同梱されること
- 風量範囲が1時間あたり85〜4,250立方メートルの現行仕様であること
- 購入日の証明と本体の製造番号が揃い、国内のユーザー登録と2年保証を受けられること
- 必要な校正書類を追加できるか、いつ校正された機器か
価格と在庫は注文時に確定します。販売者が回答できない場合は、販売店から見積もりを取ってください。

QA
Q. 6710は乾電池だけで使いますか?
A. 単3形乾電池4本で動き、別売のACアダプターも使えます。現行資料では連続駆動時間を確定できないため、長時間使う現場は購入前に駆動時間とACアダプターの在庫を確認してください。
Q. 吹出口と吸込口の両方を測れますか?
A. どちらも測れます。6710は空気の流れる向きを判定し、保存データではプラスとマイナスで方向を区別します。
Q. 風量が揺れる空調口でも測れますか?
A. 1回測定に加え、連続測定で移動平均を表示できます。自動保存を有効にすれば、設定した間隔で記録できます。
Q. 結露する場所や雨天でも使えますか?
A. 使えません。使用温度は0〜60℃ですが、結露のない環境が条件です。雨、水滴、結露を避けてください。
6710の条件別結論
6710は、高風量を測り、USBで3,000件を管理する人におすすめです。以下の風量は、すべて1時間あたりの立方メートルです。
- 85〜4,250で、標準または別売フードが密着する人はカノマックス6710。
- 40〜4,300で無線接続、空気の圧力差、風速も測る人はカノマックス6720。約3.6kgです。
- 8〜600の小型空調口にはカノマックス6750。1.5kgですが、600を超える風量は測れません。
- 80〜3,500で軽さと現場レポートを重視する人はtesto 420。上限は6710より低くなります。
- 一度だけ測り、保管や年1回の校正が不要な人は6710のレンタル。貸出日と校正状況を確認してください。
カノマックス6710では、85付近の誤差、約3.5kg、USB転送、英文の成績証明書も確認してください。

85未満の風量や無線接続が必要なら、6710では要件を満たせません。風量、フード、重さ、記録、校正書類が合えば6710で決まりです。
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