光ファイバー施工員向け屋外接続作業用ストリッパー8選|対応径で比較

光ファイバー施工員向け屋外接続作業用ストリッパー8選|対応径で比較

オフ 投稿者: せせら編集部

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屋外の光ファイバー接続では、ケーブルの外被やバッファ、ファイバーのコーティングなど、剥がす層に合った工具が必要です。見た目が似たストリッパーでも、対応するケーブル寸法や穴の構成は違います。

作業対象はドロップケーブルなのか、それともジャケットやバッファを段階的に剥く光ファイバーなのか。径が合わない穴を使うと、ガラス部分を傷つけるおそれがあります。

早見表には、各製品の対応寸法と特徴をまとめました。現場で剥がす層と、手元のケーブルの仕様を照らし合わせてください。

用途早見表

製品対応の目安特徴参考価格
DOACT CFS-3DOACT CFS-32〜3mm、900、250、125μm3穴・調整可能1,220円
Ahvqevn 3ポートAhvqevn 3ポート1.98mm、250μm被覆140μm開口部1,199円
Zerodis 1〜2コアZerodis 1〜2コア2.1×1.6mm、0.25、0.9mm滑り止めハンドル1,343円
Zerodis スケール付きZerodis スケール付き2.1×1.6mm、0.25、0.9mm剥離長スケール1,625円
uxcell 3穴uxcell 3穴1.6〜3.0mm、600、900、250μm工具鋼・3段階1,881円
JeffergardenJeffergarden2.1×1.6mm、0.25、0.9mm1〜2コア用1,179円
KELUSHI CFS-2KELUSHI CFS-2250μmから125μm2ポート1,153円
DuogaliaDuogalia3.0×2.0mm、0.25、0.9mm剥離長スケール1,390円

表の価格は2026年9月29日時点のAmazon参考価格です。販売時期によって変わるため、注文時の価格を確認してください。対応寸法の表記も製品ごとに違います。

屋外用でも被覆径は一律ではありません。屋外設備で使われるファイバーには、250μm以外のコーティング径もあります。ケーブルの仕様書に記載された径を基準にしてください。Fluke Networksの解説では、屋外用に250μmが一般的としつつ、200μmの設計も紹介しています。

外被と被覆

光ファイバーケーブルは、外側のジャケットを剥いだあと、バッファやコーティングをさらに処理する場合があります。3穴のストリッパーは、穴ごとに異なる層や径を扱う設計です。穴が多ければ剥離範囲も広い、という意味ではありません。

DOACT CFS-3は、大穴が2〜3mmの外部保護層、中穴が250〜900μmの保護層、小穴が125〜250μmのコーティングに対応します。uxcellもジャケット、バッファ、250μmコーティングと段階を分けています。同じ3穴でも径の組み合わせは異なります。

被覆を取り除いたガラスファイバーは、表面に傷がつくと強度に影響します。必要な長さだけ剥き、露出したファイバーを作業面や工具に擦りつけないことが基本です。Corningも、接続に必要な最小限のコーティングを剥き、作業場所と工具を清潔に保つよう案内しています。取り扱いガイド

屋外接続の前提

ケーブル外被とファイバーコーティングの剥離は別工程です。3.0×2.0mmのドロップケーブル用ストリッパーが扱う外形寸法は、125μmのファイバー径とは異なります。工具名に光ファイバー用とあっても、対象の層を確認してください。

ストリッパーはファイバーを切断・融着する工具ではありません。コーティングを剥いた後は、接続方法に応じて切断面を加工し、接続します。Corningも、250μmファイバーをそのまま切断せず、125μmまで被覆を剥いてから切断する手順を示しています。UniCam FAQ

剥離片や切断片は目立ちにくく、作業場所に残さない配慮が欠かせません。DOACTは保護メガネの着用を案内しています。屋外でも保護具を使い、作業前に廃材回収用の容器を用意しておくと安心です。

DOACT CFS-3

DOACTは3つの穴で、外部保護層、軟質保護層、光ファイバーコーティングを順に扱うタイプです。大穴は2〜3mm、中穴は250〜900μm、小穴は125〜250μmに対応します。

開口径を調整でき、自動リセット機能も備えています。材質は高炭素鋼とゴムです。複数の層を1本で処理する作業に向きます。

参考価格は1,220円。3段階の対応径が示されている製品です。実際に剥がすケーブル外径と各層の径が、対応範囲に入るか確認してください。

Ahvqevn 3ポート

Ahvqevnは、上部の1.98mm開口部でピグテールの外側シースを剥きます。V字型の開口部と140μmの開口部は、125μmファイバーの250μmコーティングに使います。工場出荷時に調整済みです。

開閉が滑らかで、使わないときは刃を閉じてロックできます。寸法は17×7×1.5cmです。対象がピグテールや記載のファイバー径に合う現場で使えます。

参考価格は1,199円。1.98mmの外側シースと250μmコーティングを扱う工程に用途を絞ってください。

Zerodis 1〜2コア

こちらのZerodisは、1〜2コアの光ファイバーと2.1×1.6mm光ケーブル向けです。125μmクラッド径、0.25mmと0.9mmのコーティング径に対応し、滑り止めハンドルを備えます。

本体には金属とPVCを使用し、コンポジットケーブルにも対応します。DOACTやuxcellとは対応径の表記が異なるため、それぞれの仕様を照合してください。

参考価格は1,343円です。1〜2コアで、記載されたケーブル寸法とファイバー径に当てはまる現場で使えます。「1-2コア」の表記だけでなく、ケーブル外形が2.1×1.6mmかも確認してください。

Zerodis スケール付き

もう一方のZerodisは、1〜2コア、2.1×1.6mm光ケーブル、125μmクラッド、0.25mmと0.9mmのコーティングに対応します。PVCハンドルに、剥離長を測るスケールを備えています。

同じ長さで繰り返し剥離する作業では、ハンドルの目盛りで長さを確認できます。刃は工具鋼製で、約1,000回の使用に耐える設計です。実際の寿命は扱い方や使用環境で変わります。

参考価格は1,625円。スケールなしのZerodisより282円高く、剥離長の目安を本体で確認したい場合に追加分を検討できます。対応径は同じなので、違いは主にスケールです。

Zerodis スケール付き
Zerodis スケール付き

uxcell 3穴

uxcellは、外径1.6〜3.0mmのジャケットから600〜900μmのバッファへ、さらに250μm、125μmのファイバーへと、3段階で剥離します。全長は145mm、ハンドル長は80mmです。

刃は熱処理工具鋼製で、ハンドルにはPVCを使用しています。DOACT CFS-3とは最初の穴が扱う径の表記が異なり、uxcellは600〜900μmバッファまで対応します。ケーブルの各層と穴径を照合してください。

参考価格は1,881円で、8製品の中では最も高い価格です。1.6〜3.0mmのジャケットから600〜900μmを経て125μmまで剥離する作業では、各段階の対応径を確認できます。

Jeffergarden

Jeffergardenは、125μmクラッド径と0.25mm、0.9mmのコーティング径に対応する1〜2コア用です。2.1×1.6mm光ケーブル向けで、滑り止め付きPVCハンドルを採用しています。

特徴には金属補強芯、ワンアクションの剥離、ナイフレス設計が挙げられています。2.1×1.6mmの外側ケーブル寸法が合う現場で使えます。

参考価格は1,179円で、早見表の中では最安です。価格とあわせて、2.1×1.6mmケーブル、0.25mmと0.9mmのコーティング径が作業対象に合うか確認してください。

KELUSHI CFS-2

KELUSHI CFS-2は、250μmのバッファコーティングを剥がし、125μmのクラッドファイバーを露出させる2ポート型です。DOACTやuxcellのような3段階の穴構成ではありません。

記載された用途は250μmから125μmへの剥離です。作業内容がこの工程に限られる現場で使えます。

参考価格は1,153円。250μmから125μmへの剥離用として、8製品中で最も手頃です。ドロップケーブル外被や900μmバッファの剥離用途には広げずに考えてください。

Duogalia

Duogaliaは、3.0×2.0mmの屋内光ケーブル、1〜2コア、0.25mmと0.9mmのコーティング、125μmファイバーに対応します。剥離長を示す2.4インチスケールと、ゴム製ハンドルを備えています。

2.1×1.6mm向けのZerodisやJeffergardenとは、対象ケーブルの外形が異なります。対応するコーティング径が似ていても、ケーブル外形まで同じとは限りません。

参考価格は1,390円です。作業するケーブルが3.0×2.0mmなら、この寸法が比較の決め手になります。屋外接続作業に使う場合も、対象ケーブルのサイズを確認してください。

結論

250μmから125μmまでの剥離が中心なら、2ポートのKELUSHI CFS-2がシンプルです。ジャケットやバッファを含む複数段階の処理には、各穴の径を示すDOACT CFS-3またはuxcellがおすすめです。

2.1×1.6mmの光ケーブルにはZerodisかJeffergarden、3.0×2.0mmにはDuogaliaが寸法上の候補です。剥離長の目安を本体で確認したい場合は、スケール付きZerodisやDuogaliaを選んでください。

購入する製品は、ケーブル外径、コーティング径、必要な剥離段階を照らし合わせて決めましょう。型番や仕様書で径が確定しているケーブルに合わせて工具を揃えるのが実用的です。

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