分光放射照度計 おすすめ4選

分光放射照度計 おすすめ4選

オフ 投稿者: せせら編集部

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分光放射照度計は、植物照明を測るのか、照明やプロジェクターを評価するのかで、選び方に迷いやすいですよね。

照度の測定範囲や対応波長、用途、PCへのデータ連携を先に確認すると、必要な測定に合う機種を選びやすくなります。

今回は、植物用の光量測定から照明・光源評価まで、用途の異なる4商品を早見表にまとめます。

おすすめ商品の早見表

商品名照度測定範囲測定波長範囲主な用途データ連携付属ソフト参考価格(2026-10-14時点)
AIOMEST AI-LS330AIOMEST AI-LS3300〜1,000,000 lxPPFD:400–700 nm家庭菜園・温室・農業研究・リーフアクアリウム向けPPFD測定、照明検査・舞台照明・写真撮影USB-PC接続、Excelファイル出力—35,999円(Amazon価格、2026-10-14時点。時期で変わる)
コニカミノルタ CL-700A0.01 lx〜200,000 lx360〜1000 nm照明・プロジェクター・イメージセンサー・スマートフォンカメラの評価、AR/VR・セキュリティ用途の光測定USB2.0・Ethernet、CSV出力CL-S30標準付属—
UPRtek PG200N70〜150,000 lx350〜800 nm人工照明を使う屋内農業の光量・光質測定USBケーブルまたはワイヤレスでモバイル・PC接続、Excelデータ・JPG画像——
ウシオ電機 USR-45V—紫外・可視・赤外光まで定常光・交流点灯光・フラッシュ光の分光分布測定、水銀ランプ等の放射照度・レンズ反射率・色ガラスフィルター透過率の測定—PCソフトウェア付—

AIOMEST AI-LS330

植物育成用のPPFD測定と、照明検査・舞台照明・写真撮影の光測定を1台で使い分けたい人には、AIOMEST AI-LS330がおすすめです。2-in-1のハンドヘルド分光器で、通常モード(照度計)と植物照明モード(PARメーター)を切り替えられます。植物照明では、400–700 nmの範囲でPPFDを0–10.000 μmol/m²/sで測定し、スペクトルを青・緑・赤に分けて表示できます。家庭菜園・温室・農業研究・リーフアクアリウムで、光量だけでなく光の成分も見たい人におすすめです。

一般照明を確認するときは、照度を0〜1,000,000ルクスで測定でき、CCT、CRI、UV指数、フリッカー周波数、周囲温度・湿度も計測できます。照明検査や写真撮影で、明るさ以外の指標も見たい人にもおすすめです。

測定値は9グループの内蔵メモリへ自動保存でき、USB-PC接続でExcelファイルへ出力できます。持ち運びや記録整理を重視する人には、199gのハンドヘルド型で収納ケースも付属することが、選ぶ理由になります。

コニカミノルタ CL-700A

低照度のプロジェクターや近赤外光の評価、照明・イメージセンサー・スマートフォンカメラの評価で分光データを扱いたい人には、コニカミノルタ CL-700Aがおすすめです。AR/VRやセキュリティ用途の光測定、検査装置や製造設備への組み込みにも対応しています。

測定波長は360nm〜1000nm、出力波長間隔は1nmで、照度は0.01lx〜200,000lxに対応しています。0.01lxの超低照度環境でも約5秒で測定できますが、色度精度の保証範囲は0.5lx以上です。

専用ソフトウェアCL-S30が標準付属しており、CRI、TM-30、EML、SDCM、PPFDなどの計算・表示・保存やCSV出力に対応しています。対応OSはWindows 11 Pro 64 bit、macOS Ventura、macOS Sonomaで、コンピューター構成はOS推奨構成または記載仕様のいずれか高い方が必須です。CPUはWindowsではIntel Core i series相当以上、Apple SiliconではM1チップ相当以上が必要で、メモリーは8GB以上が条件です。総測定回数が40,000回を超える場合は、メモリー16GB以上がおすすめです。測定器接続にはUSB2.0以上のポート、Ethernet接続時にはCAT6Aケーブル、ソフトウェアのダウンロードにはインターネット環境が必要です。

本体には表示部がなく、JIS C1609-1:2006一般形AA級照度計の表示部要件には準拠していません。本体画面で測定結果を直接確認したい場合は、この点が購入時の制約になります。

使用温度範囲は0〜40℃で、相対湿度は35℃のとき85%以下、結露しないことが条件です。

コニカミノルタ CL-700A

UPRtek PG200N

人工照明を使う屋内農業で、植物の光量と光質を確認したい人には、UPRtek PG200Nがおすすめです。ハンドヘルド型のスペクトルPARメーターで、農業、植物工場、藻類培養、温室栽培、サンゴ養殖、学術研究などが用途として挙げられています。測定波長は350〜800nmで、放射照度0.5〜1,000W/m²、PPFD1〜3,000µmol/(m²・s)、照度70〜150,000lxを扱えます。PPFDは400〜700nm、PFD-UVは350〜400nm、PFD-FRは700〜800nmを対象とするため、植物照明の光量と波長帯を分けて確認したい人にもおすすめです。

取り外し可能なケーブルヘッドセンサーを備えており、棚の下などの不便な位置にも届く可能性があります。センサーヘッドはIP66の防水・防塵仕様です。

本体はUSBケーブルまたはワイヤレスでモバイル端末・PCに接続でき、測定データはExcelデータと画面キャプチャのJPG画像として扱えます。PC経由では最大16台を同時接続できるため、複数台を同時に扱う用途では、この接続数が選ぶ際の条件になります。

温度・湿度は、専用オプションのThermo-Hygroケーブルアクセサリを使う場合に限って測定でき、キャリブレーションも必要です。

動作環境は0〜35℃、相対湿度70%以下で、結露しないことが条件です。

ウシオ電機 USR-45V

光源の分光エネルギーを絶対値で確認したい人には、ウシオ電機 USR-45Vがおすすめです。定常光・交流点灯光・フラッシュ光の分光分布を測定でき、迷光が少なく精度の高い測定が可能です。測定波長範囲は300〜1000nm、分解能は3nm、波長精度は±2nmです。紫外・可視・赤外光までの幅広い帯域を測定対象にしています。水銀ランプ等の放射照度、レンズの反射率、色ガラスフィルターの透過率を測定する用途が挙げられています。光源だけでなく、レンズやフィルターの特性も確認したい人におすすめです。

コンパクトな分光放射照度計で、PCソフトウェアが付属しています。

ウシオ電機 USR-45V

分光放射照度計の選び分け

照度計の規格で選ぶ

分光の測定範囲だけでなく、照度計としてどの規格を基準にするかで、選ぶ商品が変わります。確認できた適合条件は次のとおりです。

規格の種類・適合条件商品
JIS C 1609-1:2006 特殊形照度測定器、DIN 5032-7:1985 class B(1 lx以上)コニカミノルタ CL-700A
JIS C 1609-1:2006 日本クラスAA、DIN 5032パート7クラスBUPRtek PG200N

JISの特殊形を基準にするならコニカミノルタ CL-700A、日本クラスAAを基準にするならUPRtek PG200Nというように、必要な規格の種類で商品を選び分けられます。コニカミノルタ CL-700AのDIN 5032-7:1985 class Bは1 lx以上の照度範囲で示されているため、規格適合を重視する場合は、この条件まで含めて判断できます。

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