AI動画生成用PCおすすめランキング|GPU・VRAM・メモリ別で失敗しない選び方

AI動画生成用PCおすすめランキング|GPU・VRAM・メモリ別で失敗しない選び方

オフ 投稿者: せせら編集部

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こんにちは、パソコン大好きなせせらです。最近は画像だけでなく、テキストや画像から数秒の動画を生成するAIモデルが次々と公開されていますね。

とはいえ、自分のPCで動かすときは、VRAMの必要量、モデルごとの待ち時間、ノートかデスクトップか、空き容量や書き込み速度まで買う前に見当が付きにくい。買った後に「載らない」「何十分も待つ」と気づくのは避けたい。

AI動画生成用のPCは、動かしたいモデルの大きさに対してGPUのVRAMが何GB必要かで大きく変わります。今回はGPU・VRAM・メモリの目安を踏まえ、12〜16GB・24GB級・40GB超の3つのVRAM帯で、AI動画生成用PCのおすすめを解説していきます。

目次

動画モデル別のVRAMと生成時間目安

AI動画生成をComfyUIやDiffusersで動かすとき、主役はGPUのVRAMです。画像は1枚数秒なのに対し、動画は数十〜数百フレームを連続計算し、生成中はフレームをストレージへ書き出し続けます。同じVRAMでも体感は分〜時間単位の待ちに変わります。

Windows+NVIDIA環境では、Wan2.1・HunyuanVideo・CogVideoXをCUDA前提で動かすことが多く、RTX 40系・50系が中心になります。MacはMLX/MPS対応モデルなら一部動きます。RAMは最低32GB、24GB級のGPUを使うなら64GB推奨、ストレージはNVMe SSD 1TB以上、できれば2TBを見ておきたいところです。

VRAM帯の考え方はローカルLLM記事に近いが、対象は動画フレームの連続生成です。文章生成が主目的ならローカルLLM用PCおすすめランキングへ。動画は動かしたいモデルと生成時間の体感でVRAM帯を決めます。

動かしたい動画モデルと、快適なVRAM目安、該当するVRAM帯、代表GPUでの生成時間目安をまとめたのが下の表です。画像生成の1枚数秒とは違い、5秒動画でも分〜数十分かかる前提で読んでください。解像度・フレーム数・量子化(GGUF/FP8)・サンプラー・ドライバで数倍変わります。

動画モデル快適VRAM目安目安のVRAM帯生成時間目安
CogVideoX-2B / LTX / Wan2.1 1.3B12〜16GB軽量帯3〜12分(4070 Ti Super 16GB)
Stable Video Diffusion(量子化)12〜16GB軽量帯5〜15分(480p短尺)
CogVideoX-5B(量子化)16〜24GB軽量帯〜標準帯10〜30分(16GB帯は480p寄り)
HunyuanVideo / Wan2.1 14B24GB級標準帯8〜25分(4090 24GB・720p)
Wan2.1 14B(1080p長尺)/ Mochi-140GB+級大容量帯10〜60分(デュアルGPU / Mac Studio 64GB)

動かしたい動画モデルを決めてからVRAM容量を決めるのが、AI動画生成用PCでは近道です。CogVideoX-2BやWan2.1 1.3Bなら軽量構成、HunyuanVideoやWan2.1 14Bなら標準構成、1080p長尺やMochi-1なら大容量構成を見ます。

軽量帯(12〜16GB)のおすすめPC

軽量帯は、CogVideoX-2BやWan2.1 1.3Bを480pの短尺で試す構成です。VRAM 12〜16GBでも5秒動画に3〜15分ほどかかるため、画像生成のように1枚数秒で終わる感覚とはかなり違います。予算はデスクトップが20万円台〜60万円台、ノートが20万円台〜70万円台を見ておきます。

画像生成の1枚数秒とは違い、動画は生成中ずっとフレームをディスクへ書き出し続けます。一時ファイルで512GBは逼迫しやすい。NVMe SSD 1TB以上、RAM 32GB。CogVideoX-5Bを720pなら16GB VRAM上限で量子化か480p寄りです。

デスクトップとノートPCでフォームが分かれます。机に置いて長時間回すならデスクトップ、持ち運びならノートです。

デスクトップ(RTX 4070 Ti Super 16GB)

デスクトップの軽量帯では、RTX 4070 Ti Super 16GB+RAM 32GBが扱いやすい構成です。LIGHTNING THUNDERなどのBTO機は30万円台〜60万円台が目安になります。CogVideoX-2Bを480p・5秒で生成するなら、3〜12分くらいの待ち時間を想定します。

GPUVRAMRAM予算帯動くモデル目安
RTX 4070 Ti Super16GB32GB30〜60万円台CogVideoX-2B・Wan2.1 1.3B快適
RTX 5070 Ti16GB32GB55〜60万円台同上・現行選択肢
RTX 4080 Super16GB32GB50〜60万円台CogVideoX-5B量子化・720p短尺
RTX 4070 Super12GB32GB30万円台2B/LTX快適・5Bは量子化
Corsair Vengeance RTX 4070 Ti Super
Corsair Vengeance RTX 4070 Ti Super/32GB

次世代のRTX 5070 Ti 16GBを載せたガレリアも55万円台から並びます。

ガレリア RTX 5070 Ti
ガレリア RTX 5070 Ti/32GB

すでにPCがあるなら、GIGABYTE RTX 4070 Ti Super Eagle OCのグラボ単体で16GB VRAMに増設できます。

GIGABYTE RTX 4070 Ti Super
GIGABYTE RTX 4070 Ti Super Eagle OC

CogVideoX-2B中心ならRTX 4070 Ti Super 16GBのデスクトップがおすすめです。

ノートPC(RTX 4070・5070 Laptop)

ノート軽量帯はRTX 4070 Laptop 12GBかRTX 5070 Laptop 12GB+RAM 32GBが入り口です。Lenovo LOQ 17が20万円台〜30万円台、MSI Stealth 16(16GB VRAM)は50万円台〜です。

GPUVRAMRAM予算帯動くモデル目安
RTX 5070 Laptop12GB32GB20〜30万円台軽量モデル可・発熱注意
RTX 4070 Laptop12GB32GB30万円台軽量モデル可
RTX 5070 Ti Laptop16GB32GB50〜70万円台5B量子化可・ノート16GB帯

ノートは発熱でスロットルがかかり、同モデルでも生成時間が1.5〜2倍に伸びます。Wan2.1 1.3Bを480p・5秒なら、デスクトップ4070 Ti Superは5〜12分、ノート4070 Laptopは8〜20分です。

軽量モデルを持ち運んで試したいなら、Lenovo LOQ 17のRTX 5070 Laptopがおすすめです。VRAM 16GBまで予算を伸ばせるならMSI Stealth 16のRTX 5070 Ti Laptopが向きます。

Lenovo LOQ RTX 5070
Lenovo LOQ 17 RTX 5070/32GB
MSI Stealth RTX 5070 Ti
MSI Stealth 16 RTX 5070 Ti/32GB

標準帯(24GB級)のおすすめPC

標準帯は、HunyuanVideoやWan2.1 14Bを720pで動かしたい人向けの本格構成です。VRAM 24GB級なら量子化なしの14Bを載せやすく、5秒動画でも8〜25分ほど待つことがあります。予算はデスクトップで80万円台〜130万円台、ノートで75万円台〜115万円台が目安です。

標準帯ではシステムRAM 64GB推奨です。ストレージは2TB NVMeを目安にします。Wan2.1 14Bのモデルだけでも十数GB級で、生成中のフレーム連続書き込みで空きが減ります。Samsung 990 PRO 2TBやWD Black SN7100 2TBを確保しておくと長尺生成が楽です。

Samsung 990 PRO 2TB
Samsung 990 PRO 2TB NVMe

デスクトップ、ノートPC、Macでルートが分かれます。Windowsで速度を取るならデスクトップ、持ち運びならノート、MLX対応を静かに試すならMacです。

デスクトップ(RTX 4090・3090)

デスクトップで24GB VRAMの王道はRTX 4090 24GB搭載の完成PCです。LIGHTNING THUNDERやCLX HorusのRTX 4090/64GBが80万円台。Wan2.1 14Bを720p・5秒なら8〜20分です。

構成VRAMRAM予算帯動くモデル目安
RTX 4090完成PC24GB64GB80万〜130万円台Wan2.1 14B・HunyuanVideo快適
RTX 4090グラボ単体24GBなし60〜70万円台自作/増設・14B快適
RTX 3090グラボ単体(旧世代)24GBなし30〜40万円台14B可・4090より遅い
RTX 5090(次世代)32GB32〜64GB100万円台14B快適・VRAM余裕
LIGHTNING THUNDER RTX 4090 64GB
LIGHTNING THUNDER RTX 4090/64GB

既存PCならColorful RTX 4090 Vulcan OCやASUS TUF RTX 4090を単体増設できます。電源850W以上とケース収まりを確認。予算を抑えるならRTX 3090が30万円台〜、4090より2〜3割遅い点に注意です。

次世代のRTX 5090 32GBは、24GB級以上の現行選択肢として100万円台から並びます。ガレリアやLIGHTNING THUNDERのRTX 5090/64GBが該当。ベンチ実績はまだ少なく、主軸はRTX 4090 24GBです。

LIGHTNING THUNDER RTX 5090
LIGHTNING THUNDER RTX 5090/64GB

HunyuanVideoやWan2.1 14Bを本気で回すなら、LIGHTNING THUNDERかCLX HorusのRTX 4090/64GBが見やすい候補になります。予算を抑えて24GB VRAMだけ確保するならRTX 3090のグラボ単体も使えますが、旧世代で速度や保証面に不安が残る点は割り引いて見ておきたいところです。

ASUS TUF RTX 4090
ASUS TUF RTX 4090 GAMING OC 24GB
MSI RTX 3090 SUPRIM X
MSI RTX 3090 SUPRIM X 24GB

ノートPC(RTX 5090 Laptop 32GB)

ノートで24GB級はRTX 5090 Laptop 32GB+RAM 32〜64GBが上限です。GIGABYTE AORUS MASTER 16やMSI Raider 16が75万円台〜。4090級VRAMを持ち運べる一方、価格は100万円近くまで上がります。

GPUVRAMRAM予算帯動くモデル目安
RTX 5090 Laptop32GB32〜64GB75〜115万円台14B快適・ノート24GB級
RTX 5090 Laptop(64GB RAM)32GB64GB100万円台長尺・RAM余裕

ノートは発熱でスロットルがかかりやすく、720p・10秒の長尺ではデスクトップより待ち時間が伸びます。内蔵2TB SSDかThunderbolt外付けNVMeでフレーム連続書き込みのボトルネックを減らします。

24GB級をノートで持ち運ぶなら、GIGABYTE AORUS MASTER 16のRTX 5090 Laptopがおすすめです。机に置いて長時間回す前提なら、デスクトップのRTX 4090の方が向きます。

GIGABYTE AORUS RTX 5090 Laptop
GIGABYTE AORUS MASTER 16 RTX 5090

Mac(統合メモリ24GB以上)

Macの統合メモリ24GB以上は、MLX/MPS対応の動画モデルを静かに試したい人向けです。MacBook Pro 24GBやMac mini 24GBが対象で、予算は20万円台〜40万円台が目安になります。24GBあれば、軽量〜中規模のMLXモデルを載せやすくなります。

ただしHunyuanVideoやWan2.1 14BのCUDA版とは別枠です。MLX対応モデルに限られ、生成速度はRTX 4090より大幅に遅くなります。5秒動画でも数十分〜1時間超になることもあり、待ち時間を割り切れる人向けです。

MacでMLX対応の動画生成を静かに試すなら、MacBook Pro 24GBかMac mini 24GBがおすすめです。HunyuanVideoやWan2.1 14BをCUDA版で本気に回すなら、デスクトップのRTX 4090 24GBが向きます。

大容量帯(40GB+級)のおすすめPC

大容量帯は、Wan2.1 14Bの1080p長尺やMochi-1を連続生成したい人向けです。VRAM 40GB超、たとえばデュアルGPU 48GBやMac Studio 64GBが視野に入ります。5秒でも10〜60分、10秒ならさらに待ち時間が伸びるため、ストレージと冷却にも余裕が必要です。

大容量帯ではNVMe SSD 2TB以上が実質必須に近いです。1080pのフレーム連続書き込みは1本あたり数GB〜十数GBの一時ファイルを生み、モデルを複数試すと数百GB単位で消えます。システムRAM 64GB以上を確保します。

デスクトップのデュアルGPUとMac Studioでルートが分かれます。CUDAの高解像度生成ならデュアルGPU、MLX大容量ならMac Studioです。

デスクトップ(デュアルGPU・48GB)

デスクトップで40GB超を狙うなら、RTX 4090×2のデュアルGPU構成が王道です。VRAM 48GB+RAM 64GB以上なら、Wan2.1 14Bの1080p長尺を回しやすくなります。BTOのデュアル4090ワークステーションが中心で、予算は150万円台から見ておく必要があります。

構成VRAMRAM予算帯動くモデル目安
RTX 4090×248GB64GB+150万円〜14B 1080p・長尺連続
RTX 5090/64GB RAM32GB64GB80〜120万円台14B中〜長尺・RAM余裕

準大容量はRTX 5080/64GB(VRAM 16GB)やRTX 5090/64GB(32GB)が並びます。1080p長尺はRTX 4090×2、中尺なら5090/64GBも候補です。

デュアルRTX 4090 WS
デュアルRTX 4090 ワークステーション

Mac Studio(統合メモリ64GB以上)

Mac Studioの統合メモリ64GB以上は、MLX動画生成を大きめに試すMacルートです。Mac Studio 64GB/128GBが対象で、予算は40万円台〜100万円台。CUDA版の40GB超構成とは別物ですが、MLX対応モデルなら容量を確保しやすいです。

生成速度はデュアル4090より遅く、待ち時間は割り切りが必要です。ファン音と発熱はデスクトップGPUより抑えやすく、自宅で長時間の生成実験を続けたい人に向きます。内蔵SSD 1TB以上と外付けThunderbolt SSDで2TB以上を足す運用が現実的です。

Windowsで統合メモリ方式を試すなら、GMKtec EVO-X2の64GB LPDDR5X構成も選択肢に入ります。CUDA前提のWan2.1やHunyuanVideoとは別枠ですが、一部ローカルAI用途ではMac Studio代替として検討される機種です。

MLX対応の動画生成を大容量で試すなら、Mac Studio 64GBがおすすめです。1080p長尺をCUDA版で回す前提なら、デュアルRTX 4090のデスクトップが向きます。

VRAM帯別のおすすめPCまとめ

ここまで12〜16GB・24GB級・40GB超の3つのVRAM帯を見てきました。軽量帯はCogVideoX-2Bなどを480p短尺で試す構成、標準帯はHunyuanVideoなどを720pで動かす構成、大容量帯は1080p長尺やMochi-1まで見たい人向けの構成です。

CogVideoX-2B中心なら軽量帯のRTX 4070 Ti Super 16GB、Wan2.1 14Bなら標準帯のRTX 4090 24GB、1080p長尺まで回すなら大容量帯のデュアル4090かMac Studio 64GBが目安です。RAM 32GB、SSD 1TB以上。

よくある質問

VRAM 16GBでWan2.1 14Bは動きますか? 量子化と480p短尺なら動く場合がありますが、720p本格運用は24GB級が現実的です。16GB帯ではCogVideoX-2BやWan2.1 1.3Bを中心に考えるのがおすすめです。

RTX 4070 Ti Super 16GBとRTX 4090 24GBはどちらを買うべきですか? CogVideoX-2BやLTX中心なら4070 Ti Super 16GBで足ります。HunyuanVideoやWan2.1 14Bを720pなら4090 24GBが向きます。

ノートPCでAI動画生成は現実的ですか? 軽量モデルの短尺ならRTX 5070 Laptop 12GBでも可能ですが、発熱でスロットルがかかり生成時間が1.5〜2倍に伸びます。14Bクラスを本気で回すならデスクトップ4090の方が向きます。

MacでWan2.1やHunyuanVideoは動きますか? MLXやMPS対応の範囲に限られ、CUDA版とは別枠です。MacBook Pro 24GBやMac mini 24GBで軽量モデルを試す用途向けで、4090デスクトップより大幅に遅くなります。

動画生成用にSSDは何TB必要ですか? モデルファイルと生成フレームの一時書き込みを考えると1TBが最低、長尺や複数モデル試行なら2TB NVMeがおすすめです。内蔵512GBだけのノートは外付けNVMeを足す前提で見てください。

画像生成用PCと動画生成用PCは同じでいいですか? SDXL用の16GB帯PCでも短尺動画の軽量モデルは動きますが、動画はフレーム連続書き込みと分〜時間単位の待ち時間が前提です。14B動画モデルを回すなら24GB級へ上げる判断が多いです。

RTX 3090 24GBの中古は動画生成に使えますか? Wan2.1 14Bは載りますが4090より2〜3割遅く、在庫限り・保証・稼働歴の確認が必要です。予算を最優先するなら選択肢に入りますが、長期運用なら4090新品の方が無難です。

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