スコップのDグリップ交換|差込径32mmと柄の形状の測り方

スコップのDグリップ交換|差込径32mmと柄の形状の測り方

オフ 投稿者: せせら編集部

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スコップ上端のD形の持ち手(Dグリップ)が割れても、刃と柄が使えるなら持ち手だけ直したいですよね。ところが交換品を探すと、32mmや34mmなど似た数字が並び、どれを選べばよいか分かりにくいものです。

柄の太さだけで選ぶと、断面形状や差込深さが合わないことがあります。購入前に、柄の形、グリップが入る深さ、固定穴と金具を手元の部品と照らし合わせましょう。

この記事では、Dグリップだけ交換できる状態の見分け方、採寸する4か所、交換品の選び方と取り付け手順を順に説明します。

目次

Dグリップだけ交換できるスコップの見分け方

持ち手だけ替えられるのは、Dグリップが柄と別の部品になっているスコップです。判断するポイントは、ねじや、かしめ金具(リベット)などの外せる固定金具と、グリップの中へ入る柄端の状態です。

  • Dグリップと柄の境目が見える
  • 固定金具の種類と位置を確認できる
  • 柄端に割れ、腐食、潰れ、繊維の露出がない
  • 固定穴が横へ広がっていない

外す前に、刃とDグリップの向き、固定金具の表裏、柄が入っている位置を写真に残しましょう。取り付け時に、元の向きと差込深さを見比べられます。

32mmのDグリップで測る4か所

商品にある「内径32mm」は、Dグリップの差込穴を内側から測った数字です。手元のスコップで測る場所は、グリップに入る柄端の外側です。同じ32mm表記でも、丸、楕円、小判形では収まり方が変わるため、縦と横の両方を測ってください。

ノギスを使う場合、柄の外寸は外側用ジョウ、穴の内寸は内側用ジョウ、穴の深さは後端から伸びる棒(デプスバー)で測れます。斜めに当てず、次の4項目を記録してください(ミツトヨ「ノギスの正しい使い方」)。

  • 柄端:先端・中央・奥の外寸を測り、3か所の縦と横を記録する
  • 旧Dグリップの穴:入口と奥の内寸を測り、縦と横、奥の形を記録する
  • 差込部分:柄が入っていた深さをミリ単位で記録する
  • 固定部:穴径、柄端から穴中心までの距離、穴の位置、片側・貫通の別、金具の太さと長さを記録する

4か所を同じ道具で測るなら、外側・内側・深さ・段差を測れるシンワ測定「19932」が使えます。

シンワ測定 ファイバーノギス 150mm 19932
シンワ測定 ファイバーノギス 150mm 19932

手元のスコップに合うDグリップの選び方

本体のメーカーと型番が分かるなら、公式の交換部品番号から探すのが確実です。型番が分からない場合は、採寸した数字と固定方法を商品仕様へ一つずつ当てはめます。

  • メーカー・本体型番・部品番号が分かる:メーカーが指定する交換部品を選ぶ
  • 旧部品と柄端を採寸できる:穴の縦横、奥形状、深さ、固定穴、指定金具、対応する柄の材質がすべて一致する品を選ぶ
  • 「内径32mm」しか分からない:販売元へ不足仕様を確認し、回答が揃うまで購入しない

たとえば浅香工業の替グリップ「124497」は穴径30mmですが、公式の対応は4商品に限定され、現行の木柄グリップタイプには取り付けられません(浅香工業公式)。穴径だけを共通規格のように扱えない例です。

浅香工業「124497」は、手元の本体が公式対応の商品番号1669・3511・3528・3573のいずれかと一致する場合だけ購入候補にしてください。

浅香工業 雪ショベル用グリップ 124497
浅香工業 雪ショベル用グリップ 124497

Bully Toolsの交換用Dグリップ「30400」も、内寸1.25インチ(31.75mm)に加え、深さ2インチ(50.8mm)と付属リベットを指定しています(Bully Tools公式)。この固定方法を、仕様確認なしに別の32mmグリップへ流用しないでください。

スコップのDグリップを交換する手順

作業は、刃先を覆って柄を固定した状態で行います。外す前の写真があれば、元の向きと差込深さを見比べられます。

  1. ねじやボルトは合う工具で外す。リベットは、メーカーが交換を案内している場合だけ指定手順で外す
  2. 柄端の汚れを落とし、採寸値と固定穴の状態をもう一度確認する
  3. 新しいDグリップを軽く差し、元の向きと差込深さへ合わせる
  4. 固定穴が自然に重なることを確かめ、商品指定の金具で固定する
  5. 持ち手を引く、押す、ひねる動作で、抜け・がた・回転がないか確認する

叩き込まないと入らない、穴がずれる、隙間が残る場合は、サイズか形が合っていないため、その部品は使わないでください。旧穴の近くへ新しい穴を開けたり、接着剤やテープで隙間を埋めたりした部品は使用できません。

取り付け後は、軽い土や雪で短時間だけ試してください。初回使用後の点検項目は、固定金具の緩み、グリップ根元の割れ、持ち手の回転です。

Dグリップ交換で迷ったときの結論

Dグリップが外せる別体構造で、柄端に傷みがなく、穴の形、差込深さ、固定方法まで一致するなら、持ち手だけ交換できます。

「内径32mm」以外の仕様が分からない品は、販売元へ確認してください。穴の奥形状や深さ、指定金具まで回答が揃わない品は購入しないでください。

柄端が割れている、固定穴が広がっている、合うDグリップが見つからない場合は、柄やスコップ本体の交換、またはメーカー修理がおすすめです。

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