
Canon imagePROGRAF PRO-4600とPRO-6600の違い|44・60インチと設置寸法を比較
大判プリンターを導入する時、PRO-4600とPRO-6600は見た目が近く、違いが分かりにくいですよね。
どちらも税別の標準価格が70万円を超えるため、印刷幅だけで決めると搬入や置き場所で困ることがあります。
違いは画質ではなく用紙幅と本体サイズにあり、44・60インチ、設置寸法、費用を比べれば必要な機種が分かります。
目次
Canon2機の早見表
最大用紙幅はPRO-4600が44インチ、PRO-6600が60インチで、両機の12色インク構成と印刷ヘッドは共通です。
| 比較項目 | PRO-4600 | PRO-6600 |
|---|---|---|
| 向く人 | A0判(幅841mm)、B0判(幅1,030mm)、44インチまで印刷する人 | 44インチを超え、60インチまでの用紙が必要な人 |
| 主な強み | 44インチ対応ながら、本体と設置空間を小さく抑えられる | 60インチ対応で、2本のロール紙を標準でセットできる |
| 弱点・購入前の確認 | 2本目のロール紙には別売ユニットが必要。幅1,118mmを超える用紙は使えない | 本体が406mm幅広く、標準価格が1,217,200円高い |
| 最大ロール紙幅 | 44インチ(1,118mm) | 60インチ(1,524mm) |
| 画質の基本仕様 | 共通の12色インク構成 | 共通の12色インク構成 |
| 2本のロール紙 | 別売ユニットで対応 | 標準で対応 |
| 本体寸法(紙受け収納時) | 幅1,593×奥行766×高さ1,168mm | 幅1,999×奥行766×高さ1,168mm |
| 必要な設置空間 | 幅1,993×奥行1,684×高さ1,560mm | 幅2,399×奥行1,684×高さ1,560mm |
| 標準価格(税別) | 767,800円 | 1,985,000円 |
| 購入先 | PRO-4600を見る | PRO-6600の購入条件 |
作品の短辺が1,118mm以内ならPRO-4600、超えて1,524mm以内ならPRO-6600がおすすめです。
Canon44インチ機
A0判やB0判を含め、作品の短辺が1,118mm以内ならPRO-4600で印刷できます。
幅1,118mmを超える用紙は使えません。ロール紙を2本常設する場合は、別売の2段ロールユニット「RU-43」を追加してください。
横幅が44インチ以内なら、長いバナーも最大18mまでPRO-4600で印刷できます。

Canon60インチ機
短辺が1,118mmを超える50・54・60インチ幅の作品には、PRO-6600が必要です。
ロール紙2本と長尺作品の巻き取りは標準ですが、44インチ以内ならPRO-4600で足ります。
本体幅は約2mで、幅2,399mmの設置空間が必要なため、国内向け本体は販売店へ見積もりを依頼してください。
Canon2機の画質
両機は12色インク、印刷ヘッド、最高解像度が共通で、同じ用紙と設定ならPRO-6600だけが高画質になる根拠はありません。
B0判のポスターを印刷した時の時間とインク代も同じ数値なので、44インチ以内の画質目的ならPRO-4600がおすすめです。
Canon2機の2段ロール
ロール紙を2本セットする構成が2段ロールで、PRO-6600は2本、PRO-4600は1本が標準です。
2種類の用紙をセットしたまま使い分けて交換回数を減らせるほか、2本目は長尺印刷の巻き取りにも使えます。
RU-63はPRO-6600本体と同時に手配してください。44インチ以内で2本使うなら、PRO-4600とRU-43がおすすめです。
Canon2機の設置寸法
設置には本体寸法に加えて前面と上部の作業空間が必要で、PRO-6600は横幅が406mm増えます。
| 比較項目 | PRO-4600 | PRO-6600 |
|---|---|---|
| 本体(紙受け収納時) | 幅1,593×奥行766×高さ1,168mm | 幅1,999×奥行766×高さ1,168mm |
| 本体(紙受け使用時) | 幅1,593×奥行984×高さ1,168mm | 幅1,999×奥行984×高さ1,168mm |
| 設置空間(作業分込み) | 幅1,993×奥行1,684×高さ1,560mm | 幅2,399×奥行1,684×高さ1,560mm |
| 床面積の目安 | 約3.36㎡ | 約4.04㎡ |
| 完成状態の重量 | 約124kg | 約171kg |
紙受けを開くと両機とも奥行き984mmですが、作業空間を含む奥行きは1,684mmになります。
プリンター部を持ち上げる時は6人以上が必要で、対象部分はPRO-4600約106kg、PRO-6600約124kgです。
購入前に、搬入経路の寸法と写真を販売店へ渡してください。部屋に置けても、経路を通らなければ搬入できません。
Canon2機の費用
本体価格に2段ロール、保守、搬入、設置の料金が加わり、下の金額はすべて税別です。
| 費用項目 | PRO-4600 | PRO-6600 |
|---|---|---|
| 本体標準価格 | 767,800円 | 1,985,000円 |
| 2段ロール構成 | RU-43追加:138,600円 | RU-63:標準構成 |
| 本体+2段ロール | 906,400円 | 1,985,000円 |
| 5年保守(ヘッド込み) | 320,000円 | 840,000円 |
| 5年保守(ヘッド別) | 150,000円 | 425,000円 |
| 年間保守 | 60,000円 | 160,200円 |
| 訪問料金 | 12,000円 | 24,000円 |
| 搬入手配 | 50,000円 | 50,000円 |
| 本体設置 | 36,000円 | 39,600円 |
5年保守2種類と年間保守は別契約で、5年保守は本体と同時に購入し、3つの料金をすべて足すものではありません。
本体と2段ロールだけならPRO-4600は906,400円で、PRO-6600より1,078,600円低く収まります。
本体をスタンドへ載せる作業には搬入手配も必要なため、階段・休日・遠隔地の追加料金を含む見積もりを依頼してください。
Canon6600の購入条件
CES ImagingのPRO-6600は光沢紙付きの米国輸入品ですが、別の販売者の商品まで輸入品とは限りません。
光沢紙をまとめて調達できる一方、輸入費用や保証条件が関わるため、国内標準価格とは単純に比べられません。
- 販売元と発送元
- 送料・関税と返品送料
- 日本向け電源コードとアース
- 標準の2段目ロールユニット(RU-63)
- 国内保証・修理・保守
- 搬入と設置の手配
国内保証や搬入条件を確認できなければ、国内販売店へ見積もりを依頼してください。輸入と搬入・保守を自社手配できる法人にはおすすめです。

QA
Q. Canonの2機種で使える用紙の厚さは同じですか?
A. 同じです。PRO-4600とPRO-6600は、0.07〜0.8mmの用紙に対応します。厚紙対応を理由にPRO-6600へ上げる必要はありません。
Q. Canonの2機種はインク容量を混ぜて使えますか?
A. 160ml、330ml、700mlを色ごとに混ぜて装着できます。ただし、モノクロ印刷でも12色すべてのタンクが必要で、空になった色は交換しなければ印刷を続けられません。
Q. Amazonで本体を買っても5年保守に加入できますか?
A. Amazonの商品ページだけでは加入可否を確定できません。5年保守は本体と同時購入が必要なので、注文前に販売元へ加入条件、国内保証、搬入設置の対象かを確認してください。
Q. 本体設置料金にパソコンとネットワーク設定は含まれますか?
A. 標準の本体設置には、Windowsパソコン1台へのドライバー導入と簡単な操作説明が含まれます。追加のパソコンやネットワーク設定、詳しい操作指導は別料金です。
Q. Canonの2機種は国内の100Vコンセントで使えますか?
A. 国内仕様の両機はAC100〜240V、50〜60Hzに対応します。延長コードは使わず、アースを接続し、電源プラグの周囲を塞がない場所へ設置してください。輸入版は日本向け電源コードとアースの構成を販売元へ確認します。
Canon2機の購入結論
Canon44インチ機
A0判・B0判・44インチまでなら、Canon imagePROGRAF PRO-4600で足ります。
Canon60インチ機
44インチを超え、60インチまでの用紙にはPRO-6600が必要です。輸入条件を確認できる法人なら、CES Imaging Canon imagePROGRAF PRO-6600 7ミル光沢フォトペーパー付きが購入候補です。
Canon44インチ2段
44インチ以内でロール紙を2本使うなら、Canon imagePROGRAF PRO-4600にRU-43を追加する構成です。RU-43は本体への適合と同時手配の条件を販売店へ確認してください。
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