
PosiTector 6000 StandardとAdvancedの違い|保存件数・Wi-Fiを比較
PosiTector 6000は2モデルが似ていて、違いを見分けにくいですよね。
Standardは、付属ケーブル(USB)で記録を移せます。
本体で案件を分けるなら、Advancedがおすすめです。
目次
6000の違い早見表
1,000件で足りるか、250,000件が必要かを確認しましょう。
| 比較する点 | 現行Standard | 現行Advanced |
|---|---|---|
| 保存件数 | 測定面へ当てるセンサー(プローブ)1本につき1,000件 | 250,000件 |
| 案件別の保存 | 本体内では分けられない | 案件別の保存枠(バッチ)を最大1,000個 |
| データ転送 | 付属ケーブル(USB) | USB・Wi-Fi・スマホ向け近距離無線(Bluetooth) |
| 連続測定 | 通常60回/分以上、高速測定90回/分以上 | 共通速度に加え、接触したまま180回/分以上 |
| 規格の判定 | 測定後に手動で集計 | 本体が統計と合否を自動計算 |
| 測定精度 | 同じプローブならAdvancedと同じ | 同じプローブならStandardと同じ |
| 向く人 | 作業後にパソコンへ移す人 | 複数案件を本体で管理する人 |
| 購入前の確認 | Wi-Fiは使えない | 旧品と商品説明を混同しない |
| 補助商品 | F1完成キット(Amazon) | ― |


精度は本体の種類ではなく、接続するプローブで決まります。
6000の用途別モデル
1,000件を作業後に移せる人には、Standardがおすすめです。
| 使い方 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 1日数十〜数百回を測り、作業後にパソコンへ移す | Standard | 1,000件の保存とUSB接続で足りる |
| 無線を使えない現場で測る | Standard | USB接続だけでデータを移せる |
| 複数案件を本体内で分けて残す | 現行Advanced | 本体内に案件別の保存枠を作れる |
| 現場から測定値を無線で送る | 現行Advanced | Wi-Fiと近距離無線を使える |
| 広い面を連続で測る | 現行Advanced | 1分間に180回以上を連続測定できる |
| 規格に沿って合否を出す | 現行Advanced | 本体が統計と合否を自動計算する |
測定精度は同じなので、保存と通信の機能で選びましょう。
6000の購入先
鉄素材だけを測る補助商品として、AmazonのF1完成キットを確認できます。
- 向く人:鉄素材を測り、記録をUSBで移す人
- 主な強み:本体と鉄素材用センサー(Fプローブ)がそろう
- 弱点:Wi-Fiと本体内の案件分けには非対応
- 購入前の確認:1,000件保存、カラー画面、付属品

現行Advancedが必要なら、国内販売店へ問い合わせてください。
- 向く人:複数案件の本体管理やWi-Fiが必要な人
- F3:鉄素材用の完成キット
- FN3:鉄とアルミなどの非鉄素材用の完成キット
- BDYADV:対応プローブを持つ人向けの本体単品
- 弱点:Amazonには旧仕様の商品説明がある
- 購入前の確認:250,000件保存、Wi-Fi、付属プローブ
- 確認する番号:本体識別番号(シリアル番号)
6000の保存件数
Standardは、プローブ1本につき1,000件を保存します。
1箇所を5回測ると約200箇所分ですが、再測定でも件数を使います。
Standardを使う場合は、1,000件へ達する前に移しましょう。
現行Advancedは250,000件を、最大1,000バッチへ分けて保存します。
6000のWi-Fi
StandardはWi-Fi非対応で、記録の移行にはUSBを使います。
現行Advancedは、ネット上の保存先へWi-Fiで記録を送れます。
本体内の記録を見る時は、パソコンを同じWi-Fiへつないでください。
Wi-Fiは精度を上げず、記録共有の手間を減らす機能です。
Advancedの追加機能
旧機種は、シリアル番号でBluetoothと測定順の対応が変わります。
| 追加機能 | できること |
|---|---|
| 無線転送 | Bluetoothでスマートフォンや対応プリンターへ送る |
| 測定中のグラフ | 数値の変化を本体画面で見る |
| 測定順の案内 | 決めた測定箇所と順番を画面に表示する |
| 連続測定 | プローブを離さず、1分間に180回以上測る |
| 測定条件の保存 | 素材に合わせた測定設定を保存して呼び出す |
| 規格の判定 | 平均値などを集計して合否を自動判定する |
| 製品番号の入力 | バーコードスキャナーで測定値と結び付ける |
無線転送、連続測定、自動判定を使わないなら、Standardで足ります。
6000の測定性能
測定性能を比べる時は、接続するプローブを見ましょう。
| F1・F3の測定範囲 | 精度 |
|---|---|
| 0~50マイクロメートル(μm) | ±(1μm+測定値の1%) |
| 50μm超~1,500μm | ±(2μm+測定値の1%) |
Advancedは保存件数と検査機能が増えますが、精度は上がりません。
6000の本体とプローブ
PosiTector 6000は、塗装などの厚さ(膜厚)を測る機器です。
膜厚は本体だけでは測れません。素材に合うプローブを取り付けてください。
- F:鉄・鋼・鋳鉄用
- N:アルミ・銅・真鍮・チタン用
- FN:FとNの対象を自動で見分ける両用タイプ
- 本体単品:StandardはBDYSTD、AdvancedはBDYADV
- 特殊用途:狭い場所、厚い膜、高温面、粗い面向けもある
完成セットはF1・FN1がStandard、F3・FN3がAdvancedです。
本体がある人は、測定条件に合うプローブだけ追加できます。
6000の旧モデルの注意
同じ名称でも、旧世代では保存件数や通信機能が異なります。
「250件・モノクロ画面」「100,000件」の記載は旧仕様です。
| シリアル番号 | 対応する機能 |
|---|---|
| 700,000未満 | 2011年より前の旧世代。旧パソコン用ソフトを使う |
| Advanced 730,000以降 | Wi-Fiと現行の連続測定に対応する |
| Advanced 784,000以降 | Bluetooth、スマートフォン連携、測定順の案内に対応する |
購入前に、シリアル番号とWi-Fi対応を販売店へ確認してください。
QA
Q. Standardで使っているプローブをAdvancedでも使えますか?
現行本体に対応するF・N・FNなどのプローブなら、Advancedへ付け替えられます。既存プローブの記号と測定範囲を確認し、本体単品のBDYADVを選んでください。
Q. StandardでもMacでCSVや報告書を作れますか?
作れます。USBで測定値をPosiSoft Desktopへ取り込み、MacやWindowsでCSV出力、グラフ表示、報告書作成を行えます。
Q. 本体単品を買った場合も校正証明書は付きますか?
校正証明書は、測定を担うプローブに付属します。本体単品を買う場合は、使用するプローブの証明書と必要なトレーサビリティ条件を確認してください。
6000の購入まとめ
USB移行で足りるなら、Standardがおすすめです。
- 鉄素材だけを測る:F1
- 鉄とアルミの両方を測る:FN1
鉄素材用F1は、Amazonで購入できる完成キットです。
大量保存やWi-Fiが必要なら、現行Advancedがおすすめです。
- 鉄素材だけを測る:F3
- 鉄とアルミの両方を測る:FN3
- 購入前の確認:250,000件保存、Wi-Fi、シリアル番号
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