
スキャンカットSDX85とSDX1000の違い|液晶・内蔵模様・価格を比較
SDX85とSDX1000は機能がよく似ているので、価格差に見合う違いがあるのか迷いますよね。
カット性能は同じで、価格差は液晶の大きさと内蔵模様の数に表れます。本体編集が多い人ほど、5型液晶を使う場面が増えます。
この記事では、SDX85とSDX1000の液晶・内蔵模様・価格を比べ、どちらが向いているのかを紹介していきます。
SDX85・1000早見表
ブラザーの2機種はカット性能が同じで、主な違いは液晶・内蔵模様・価格です。
| 比較項目 | SDX85 | SDX1000 |
|---|---|---|
| おすすめの人 | 自分で作ったデータを使い、価格を抑えたい人 | 本体だけで模様選びや編集をしたい人 |
| 主な強み | 0.8kg軽く、価格も安い | 液晶が大きく、内蔵模様が多い |
| 弱点 | 液晶が小さく、内蔵模様が少ない | 11,880円高く、0.8kg重い |
| 液晶 | 3.47型 | 5型 |
| 内蔵模様 | 251種類 | 682種類 |
| 内蔵の書体 | 5種類 | 9種類 |
| 公式通販価格 2026年7月時点 | 64,900円 | 76,780円 |
| 本体の重さ | 5.7kg | 6.5kg |
| 切れる厚さ | フェルト・ウレタンフォームなどで最大3mm | フェルト・ウレタンフォームなどで最大3mm |
| 付属マットの最大カット範囲 | 296×298mm | 296×298mm |
| データの転送 | 無線LAN・USB対応 | 無線LAN・USB対応 |
自作データが中心ならSDX85、本体で模様を探して編集するならSDX1000が向いています。


SDX85がおすすめの人
スマホやパソコンで用意したデータを中心に切る人には、SDX85がおすすめです。
- 本体画面では、カット前の配置確認と簡単な修正だけをする
- 内蔵模様251種類と5種類の書体で足りる
- 使うたびに収納場所から出す
カット性能はSDX1000と変わらず、公式通販では安いうえ、本体も0.8kg軽くなっています。
3.47型の液晶は、細かな模様を本体だけで何度も編集するには少し窮屈でしょう。
Amazonでは追加マット付きが多いので、国内型番CMZ0901とセット内容を購入前に確認しましょう。

SDX1000がおすすめの人
パソコンをなるべく使わず、本体画面で模様選びや編集まで済ませたい人には、SDX1000がおすすめです。
- 5型液晶で小さな模様や文字を編集したい
- 682種類の模様と9種類の書体を本体で使いたい
- パッチワーク用の内蔵模様100種類が欲しい
5型液晶はSDX85より対角線が約44%大きく、細かな模様や複数パーツにも余裕を持って触れます。
その代わり、公式通販価格と本体の重さはSDX85を上回ります。
Amazonで買う時は国内型番CMZ0501を確かめ、追加品があれば内容まで見ておきましょう。

SDX85・1000の液晶
SDX85は3.47型、SDX1000は5型で、画面の対角線には約44%の差があります。
模様を探す、読み取った絵を切り抜く、複数パーツを並べる。こうした本体作業では、5型のほうがタッチする場所を見分けやすいでしょう。
使える編集機能は共通で、SDX85でも400%まで拡大できるため、小さな画面だから編集できないわけではありません。
本体では配置だけ確認する使い方なら、3.47型でも画面を操作する回数は多くありません。
SDX85・1000の模様
SDX85は模様251種類・書体5種類、SDX1000は模様682種類・書体9種類を内蔵しています。
SDX1000では花や動物、英語の短文、飾り枠が増え、パッチワーク用模様100種類も本体から呼び出せます。
自作の絵や外部データが中心なら、431種類多い内蔵模様を使う機会は限られます。
販売作品へ使う場合は、模様ごとの権利者名を確認しましょう。利用条件は次のとおりです。
- ブラザー以外の権利者名がある模様:販売作品に使えない
- 権利者名の表示がない模様:販売作品に使える
- 模様データそのもの:配布・販売できない
SDX85・1000の価格
2026年7月の公式通販価格は、SDX85が64,900円、SDX1000が76,780円で、差額は11,880円です。
この差額で増えるのは、5型液晶と431種類の模様、4種類の書体であって、カット性能ではありません。
5型液晶と追加の内蔵模様を使う予定がなければ、11,880円を追加する理由はありません。
Amazonはセット内容が違うため、SDX85の追加マット付きとSDX1000単品を同じ条件の価格差として比べないでください。
SDX85・1000の性能
価格は違っても、切れる厚さ・範囲・刃の自動調整は共通で、SDX1000だけが厚い素材へ対応するわけではありません。
- フェルトやウレタンフォームは最大3mm
- 付属マットの最大カット範囲は296×298mm
- 別売の長いマットは296×603mmまで
- 刃の出る量と圧力を自動調整
- 台紙を残して表面だけ切る機能に対応
- 読み取り範囲は296×298mm
最大3mmはフェルトやウレタンフォームなどの目安で、素材の硬さによって切れない場合もあります。
布を切る場合は、どちらも布用の別売品が必要になります。
紙工作、ステッカー、絵の読み取りといった基本用途なら、どちらを買っても同じ機能を使えます。
QA
自作カットデータは読める?
どちらも、輪郭線を保ったカット用データ(SVG)を読み込めます。自作データの対応に差はないため、この用途だけを理由にSDX1000を選ぶ必要はありません。
刺しゅうデータは読める?
いいえ。SDX85とSDX1000は、どちらも刺しゅうデータ形式(PES・PHC)を読み込めません。ブラザーの刺しゅうミシン用データをそのままカットへ使いたい人には、両機とも向きません。
ロール状の素材を切れますか?
SDX85とSDX1000は、別売のロールフィーダーを装着するとロール素材を送れます。ロール素材を使う人は、本体価格に追加費用を見込んでください。
SDX85・1000の結論
スマホやパソコンのデータを中心に切り、購入費を抑えたい人には、ブラザー スキャンカットDX SDX85 純正マット3点セット(CMZ0901)がおすすめです。
カット性能は共通ですが、3.47型の液晶で細かな編集を繰り返す使い方には向きません。

本体だけで模様選びや編集まで済ませたい人には、ブラザー スキャンカットDX SDX1000 単体(CMZ0501)がおすすめです。
5型液晶と682種類の模様が魅力ですが、公式通販では11,880円高くなります。

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