
釣り竿のトップカバーをなくした|装着部竿径・内寸・ガイド形状で選ぶ
トップカバーをなくすと、穂先や糸を通すリング(ガイド)がむき出しになります。似た商品が多く、迷いますよね。
交換品を絞る手がかりは、カバーを巻く位置の太さと、収納したガイドの形です。この記事では、トップカバーを巻く位置の太さを「装着部竿径」と呼びます。
型番が分からない場合も、早見表と竿の種類別の説明から対応商品が分かります。
釣り竿トップカバー早見表
まず、竿を縮めてカバーを巻く位置の太さを測りましょう。該当する竿と太さの行を見てください。
普通の振出竿には富士工業PTC、磯竿にはQTC、投げ竿にはHTCがおすすめで、富士工業以外なら普通の振出竿に大阪漁具、磯竿・投げ竿にRISEWAYがあります。
内側の幅や高さが分からない商品もあります。大きな固定ガイドや背の高いガイドは、釣具店で試着してください。
- RISEWAYの対応竿径は、注文画面でも同じ範囲か照合しましょう。
- PTC15は9〜15mm、PTC18は14〜18mmです。販売ページに別表記があれば、注文前に販売元へ問い合わせてください。
| 向く竿・太さ | 主な強み | 購入前の確認 | 商品 |
|---|---|---|---|
| 普通の振出竿 9〜15mm | 小型のガイドをまとめやすい | 大きなガイドには窮屈 | ![]() 富士工業 トップカバー PTC15 |
| 普通の振出竿 14〜18mm | 細めから標準の竿向け | 開口部への収まり | ![]() 富士工業 トップカバー PTC18 |
| 普通の振出竿 16〜20mm | 長いガイド列を覆いやすい | 開口部とカバーの長さ | ![]() 富士工業 トップカバー PTC20 |
| 普通の振出竿 19〜29mm | 太い竿を固定しやすい | 19mm未満の竿には不可 | ![]() 富士工業 トップカバー PTC25 |
| 普通の振出竿 18mm以下 | 開口部が広い | 細い竿での固定力 | ![]() 大阪漁具 汎用トップカバー OHTC18 |
| 普通の振出竿 20mm以下 | 20mm以下の竿に対応 | 細い竿での固定力 | ![]() 大阪漁具 汎用トップカバー OHTC20 |
| 磯竿 9〜16mm | 9mmから対応 | 注文画面の竿径とガイド形状 | ![]() RISEWAY トップカバー TC-001 16 |
| 磯竿 14〜18mm | 17mm前後の磯竿向け | 注文画面の竿径とガイド形状 | ![]() RISEWAY トップカバー TC-001 18 |
| 磯竿 16〜20mm | 糸通し棒付き | 手元側の大きなガイド | ![]() 富士工業 トップカバー QTC20 |
| 投げ竿・カゴ竿 14〜20mm | 大きなガイド向け | 注文画面の竿径と内側の広さ | ![]() RISEWAY トップカバー TC-002 20 |
| 投げ竿・カゴ竿 16〜25mm | 太めの竿向け | 注文画面の竿径とカバーの長さ | ![]() RISEWAY トップカバー TC-002 25 |
| 投げ竿 16〜25mm | 大きなガイドを広く覆う | ガイド全体の幅・高さ・長さ | 富士工業 トップカバー HTC25 |
6〜10mmの普通の振出竿にはPTC10があります。Amazonで見つからない場合は、釣具店へ取り寄せを依頼してください。
普通の振出竿トップカバー
普通のガイド付き振出竿には、対応竿径6〜29mmを5サイズに分けた富士工業の汎用型(PTC)が使えます。
実は、商品番号はカバーの内径を表しておらず、対応サイズはカバーを巻く位置の太さで決まります。
- 6〜10mm:富士工業 PTC10
最も細い竿向けです。Amazonで見つからない場合は、釣具店へ取り寄せを依頼してください。 - 9〜15mm:富士工業 PTC15
短くてかさばりにくい反面、大きなガイドには窮屈です。 - 14〜18mm:富士工業 PTC18
PTC15より長く、細めから標準の竿を覆えます。 - 16〜20mm:富士工業 PTC20
全長148mmで、収納したガイドが後ろまで並ぶ竿を覆えます。 - 19〜29mm:富士工業 PTC25
太い竿用で、カバーを巻く位置が19mm未満なら外れます。
開口部の広さが必要なら、大阪漁具 OHTC18かOHTC20がおすすめです。細い竿は固定力が分からないため、店頭で試着してください。
磯竿用トップカバー
一般的な磯竿には糸通し棒付きの富士工業QTCがおすすめですが、竿へ固定されたガイドには別の商品が必要です。
QTCは、カバーを巻く位置の太さで3サイズに分かれます。
- 9〜16mm:富士工業 QTC16
細い磯竿用です。Amazonで見つからない場合は、釣具店へ取り寄せを依頼してください。 - 14〜18mm:富士工業 QTC18
竿径14〜18mmに対応します。 - 16〜20mm:富士工業 QTC20
太めの磯竿用で、糸通し棒も一緒に持ち歩けます。
富士工業以外なら、RISEWAY TC-001の16と18があります。注文画面の対応竿径と実測値を照合してください。
- 9〜16mm:RISEWAY TC-001 16
9mmからの細い磯竿用です。 - 14〜18mm:RISEWAY TC-001 18
竿径14〜18mmに対応します。
特殊なIMガイドには、富士工業 IDTC16かIDTC18がおすすめです。固定ガイドや背の高いガイドは店頭で合わせてください。
投げ竿用トップカバー
大きなガイドを持つ振出投げ竿には富士工業 HTC25がおすすめで、カバーを巻く位置は16〜25mmに限られます。
全長は197.1mmあり、内側の押さえでガイドの動きを抑えます。固定ガイドや背の高いガイドは、購入前に店頭で試着してください。
富士工業以外なら、RISEWAY TC-002があります。注文画面の範囲に実測値が入る商品を選んでください。
- 14〜20mm:RISEWAY TC-002 20
細めから標準の竿用です。大きなガイドには内側が足りない場合があります。 - 16〜25mm:RISEWAY TC-002 25
太めの竿用で、長いガイド列にはカバーの長さも照合してください。
16〜20mmでは3商品が重なります。違いを決めるのは、装着位置とガイド全体の寸法です。
トップカバー用竿径の測り方
釣り竿の装着部竿径とは、トップカバーを固定する位置で測った竿の太さです。この数値が商品の対応サイズを決めます。
用意するのは、竿を軽く挟んで測るノギスと定規です。次の順で測ってください。
- 釣り竿を最後まで縮め、ガイドを収納してください。
- ベルトがガイドを避けて竿へ巻ける位置を決めてください。
- その位置をノギスで軽く挟み、竿の直径を測ってください。
- 重なったガイドの最大幅・高さと、ガイド全体の長さも測ってください。
購入者は、竿の商品説明にある一番太い部分や穂先の数値を使いません。実際にカバーを巻く場所の数値を残してください。
関連記事:
・釣竿の尻栓をなくした|ねじ径・差込径とキャップ形状の見分け方
トップカバー重複時の選び方
カバーを巻く位置が17mmならPTC18とPTC20の両方に入るため、大きい番号だけで決めないでください。
候補が重なった場合は、次の3条件が決め手です。
- 竿の種類:普通の振出竿はPTC、磯竿はQTC、投げ竿はHTC
- 装着部竿径:商品の対応範囲内
- ガイド全体:幅・高さ・長さがカバー内に収まり、ベルトを竿へ巻ける
PTC18にガイド全体が収まるなら17mmの竿にはPTC18で十分ですが、長さが足りない場合はPTC20がおすすめです。
番号が大きくても、内側が同じ割合で広がるとは限りません。内寸を比べられない商品は、釣具店で試着してください。
釣り竿トップカバーのQA
柔らかい竿先カバーで代用?
ガイド付き振出竿には代用しません。柔らかいカバーでは、収納した複数のガイドを硬い外装で囲めないためです。ガイド付き振出竿には、ベルトを竿へ固定する硬質トップカバーを選んでください。
のべ竿にも同じトップカバー?
ガイドなしのべ竿は、ガイド付き振出竿用のPTC・QTC・HTCに対応しません。富士工業KTCなど、のべ竿・中通し竿向けの先端カバーを選んでください。
トップカバーだけで竿を車載?
車載時の衝撃すべては防げません。トップカバーが覆うのは穂先と収納ガイドの周辺なので、ほかの荷物と重なる場合や長距離移動では、竿全体をロッドケースへ収めてください。
トップカバーの購入結論
竿の種類を確かめ、装着部竿径が次の対応範囲に入る型番を選んでください。
- 普通の振出竿・9〜15mm:富士工業 PTC15
- 普通の振出竿・14〜18mm:富士工業 PTC18
- 普通の振出竿・16〜20mm:富士工業 PTC20
- 普通の振出竿・19〜29mm:富士工業 PTC25
- 普通の振出竿・6〜10mm:富士工業 PTC10を釣具店で取り寄せます。
- 開口部が広い振出竿:大阪漁具 OHTC18・OHTC20
- 細い普通の振出竿:大阪漁具の固定力を店頭で確かめます。
- 磯竿・9〜16mm:RISEWAY TC-001 16
- 磯竿・14〜18mm:RISEWAY TC-001 18
- 磯竿・16〜20mm:富士工業 QTC20
- 大きなガイドの投げ竿・16〜25mm:富士工業 HTC25
- 別メーカーの投げ竿・カゴ竿・14〜20mm:RISEWAY TC-002 20
- 別メーカーの投げ竿・カゴ竿・16〜25mm:RISEWAY TC-002 25
IMガイド付き磯竿は富士工業 IDTC16・18の条件を確認してください。元ガイド固定や背の高いガイドは、釣具店で試着するのが確実です。
装着部竿径とガイド全体の形が合えば、型番が不明でも対応商品が分かります。新しいカバーで穂先とガイドを守りましょう。
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