
3DMakerpro Whale 3Dスキャナ|2つのスキャン範囲・対象サイズ・必要PC
小さな部品も家具も、1台で撮れたら便利ですよね。Whaleは2つの撮影範囲を切り替えられる3Dスキャナです。
マイクロ側は細部、ワイド側は広い面の撮影に向きますが、使う範囲で精度が変わり、PCと外部電源も欠かせません。
購入前に、対象物の大きさと必要な細かさ、手持ちPCの性能を照らし合わせましょう。
Whaleの購入早見表
判断が分かれるのは、撮る物の大きさ、PCの有無、色付き形状が必要かどうかです。
| 条件 | 判断 | 選び方 |
|---|---|---|
| 小物と大型物の両方を撮る | Whaleがおすすめ | 1台で両方を撮る |
| 15mm級の小物だけを撮る | 専用機がおすすめ | 小物用を選ぶ |
| 人物・家具など大きな物だけを撮る | 専用機がおすすめ | 大物用を選ぶ |
| PCと外部電源を用意できる | 必須条件の一つ | PC性能を要件表と照合 |
| PCなしで使いたい | Whaleは対象外 | 単体で動く機種を選ぶ |
| 本体だけで色も付けたい | Whale単体は対象外 | 色を付けるカラーキットが必要 |
| 撮った形をすぐ設計データへ変えたい | 別作業が必要 | 設計ソフト(CAD)で作り直す |
小物と大型物の両方を撮る現場では、2台へ持ち替えずに済む点がWhaleの強みです。
・Revopoint 3DスキャナーMetroX ProとMIRACO Plusの違い|PC接続・対象サイズを比較
Whaleの2つの範囲
Whaleの「コア」は、撮る広さと細かさが違う2つのレンズで、小物側と大物側を1台で切り替えられる仕組みです。
| 項目 | 小物側:マイクロレンズ(Micro-Core) | 大物側:マクロレンズ(Wide-Core) |
|---|---|---|
| 向く物 | 小物、細部、精密部品 | 大型部品、人物、家具、車体部品 |
| 精度(小さいほど正確) | 最大0.05mm | 最大0.1mm |
| 点と点の間隔(小さいほど細かい) | 0.1〜0.2mm | 0.5mm |
| 一度に見える範囲 | 200×100mm | 530×370mm |
| 本体からの距離 | 200〜400mm | 400〜900mm |
細い溝や小さな段差を残すならマイクロ側、人物や家具の広い面を撮るならワイド側がおすすめです。
マイクロ側の最大精度0.05mmに対し、ワイド側は最大0.1mmのため、人物や家具を同じ細かさでは撮れません。
Whaleの対象サイズ
Whaleは、15×15×15mmから2000×2000×2000mmの大きさまで撮れます。
- 15mm級の小物:マイクロ側で近づき、細部まで撮る
- 20cmほどの物:細部を残すならマイクロ側、広い面を早く撮るならワイド側
- 人物・家具・車体部品:ワイド側で広い面を撮る
最大2mは対象物全体の大きさであり、一度に2m四方を撮るのではなく、周囲を動きながら撮った形をつなぎます。
切り替える寸法は決まっていないため、残したい細部と本体を離せる距離を確認してください。
Whaleに必要なPC
Whaleは単体では動かず、スキャン用ソフトのJMStudioを入れたPCと外部電源が必要です。
| 項目 | 最低条件 | 推奨条件 |
|---|---|---|
| 基本ソフト(OS) | Windows 10・11の64ビット版、macOS 12・13・14 | |
| 処理装置(CPU) | Intel Core i5 第8世代 | Intel Core i7 第8世代 |
| メモリ | 16GB | 16GB |
| 映像処理(GPU) | NVIDIA MX250、映像用メモリ2GB | NVIDIA 3060、映像用メモリ4GB |
家具や車体部品のような大きなデータを処理するなら、表の推奨条件を満たすPCがおすすめです。
Whaleの製品ページはGTX 1060、現在のJMStudio要件はNVIDIA 3060を推奨していますが、どちらも最低条件ではありません。
M3・M4搭載MacとmacOS 15以降は、購入前に販売元へ対応を確かめてください。
Whaleが向く人
Whaleは、小物と人物・家具の両方を定期的に撮る人向けですが、約1.5kgあるため、長時間の手持ちは負担になります。
- 艶の少ない黒い物や、屋外の物を撮る
- 3Dプリント用の形を取り込む
- 補修部品を設計し直すための下絵にする
艶の強い黒、鏡、透明物は、そのままでは形を拾えないことがあり、スキャン用スプレーで表面を白くすると読み取りやすくなります。
人体や貴重品には使わず、塗装・樹脂・ゴムは目立たない場所で試してください。
Whaleだけでは、次の目的を満たせないため、別のソフトや測定機が必要です。
- 撮った形をすぐ編集できる設計データにする
- 測定結果の証明が必要な寸法検査に使う
Whaleの付属品
Whaleは3つの構成で付属品が変わり、色を付けるには、カラーキットとスマートフォンやカメラが必要です。
- Standard(標準構成):本体、電源、データケーブル、プラグ
- Premium:Standardの内容に三脚と回転台を追加
- Luxury:Premiumの内容にカラーキットを追加
WHALE-Pには、三脚、回転台、回転台用ケーブルが付きます。カラーキットの付属は購入前に確かめてください。
Amazonの商品は、商品名だけではStandard、Premium、Luxuryのどの構成か分かりません。
三脚と回転台を使うならWHALE-P、カラー形状まで作るならカラーキット付きの構成がおすすめです。
QA
Whaleの保存形式は?
形状を面で保存するSTL、色や質感も扱えるOBJ、点の集まりを保存するPLYへ書き出せます。
現在のJMStudioは、文字で点の位置を保存するASCと、JMStudioで再処理するRSCANにも対応しています。
Whaleはマーカー不要?
Whaleは対象物の形や表面を追いながら位置を合わせるため、基本はマーカーなしで使えます。
WhaleのPC接続端子は?
PC接続にはUSB 2.0以上の端子が必要です。データ・電源一体ケーブルは2mなので、大きな物を撮る場合はPCと電源の置き場所も決めてください。
Whaleの購入結論
小物と人物・家具の両方を1台で撮るならWhaleがおすすめで、2つの範囲を切り替えられる点が強みです。
小物だけなら小物用、大物だけなら大物用の3Dスキャナで十分です。
Whaleを使う前に、対応PCと外部電源、カラー形状が必要ならカラーキットを用意してください。
Amazonの商品は付属構成を特定できないため、購入前に販売元、国内1年保証、付属品、納期を確認してください。

Amazon の PC をスコア化してみた

Amazonにある8〜14インチの小型WindowsタブレットやノートPCを、スペック別にスコア化して比較・ランキング。
※同一運営者のサイトです。
関連記事
- 電動ドライバーおすすめ|家具組み立てに使う小型・家庭用モデル

- テレビ音声を複数イヤホンで聞く方法|Auracast対応トランスミッターの選び方

- 下地センサーおすすめ|壁掛け・棚付け前に柱や金属を確認する

- 家庭用ラミネーターおすすめ|A4掲示物・カードをきれいに保護する

- 在宅ワーク用USB-Cドックおすすめ|モニター・充電・有線LANをまとめる

- プログラマーにおすすめのデスクチェア|長時間コーディングで疲れにくい椅子の選び方

- DTM用マイクおすすめ|歌録り・ナレーション向けコンデンサーマイク

- シニア向け電子ルーペおすすめ|新聞・本が読みやすい拡大読書器の選び方

- 出張用USB-C急速充電器おすすめ|ノートPCとスマホを1つで充電

- Pixel 10用Qi2車載ホルダーおすすめ|Pixelsnap・MagSafe対応モデルの選び方






