
Zebra ZT411とZT610の違い|印刷量・小ラベル精度・RFIDで比較
ZebraのZT411とZT610は、工場や倉庫で使うラベルプリンターです。似た仕様に見えるので、価格差に迷いますよね。
大きな違いは、印刷量、小ラベル、ICタグへの書き込み機能(RFID)で、購入前には解像度と排出方法も確認が必要です。
ZT411とZT610を条件別に比べながら、現場に必要な解像度と機能を一緒に絞り込みましょう。
Zebra機の比較早見表
印刷の細かさを表すdpiは、数字が大きいほど小さな文字やコードを細かく出せます。まずは用途別の結論を見てみましょう。
| 使い方 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 配送・在庫ラベルを203dpiで通常運用 | ZT411 | ZT610と同じ最大速度 |
| 複数シフトで停止時の損失が大きい | ZT610 | 203dpi・RFIDなし。高負荷の連続印刷向け |
| 300dpiで細かな文字や二次元コードを大量印刷 | ZT610 | 最大304.8mm/秒。ZT411より50.8mm/秒速い |
| 600dpiで12.7mm以上のラベルを低速印刷 | ZT411 | 最小ラベル長12.7mm |
| 3mm級の小ラベルを印刷 | ZT610の600dpi小ラベル仕様 | 手切り排出・巻き取りで3mm対応 |
| ICタグ付きラベルを印刷 | 通常運用はZT411 高負荷運用はZT610 | 両機ともRFID専用仕様 |
| 金属資産用の厚いICタグを印刷 | ZT411の金属対応RFID仕様 | 最大1.5mm厚に対応 |
通常運用の203dpiなら、ZT411「ZT41142-T010000Z」がおすすめですが、RFIDと3mmラベルには使えません。

停止損失の大きい複数シフトなら、ZT610「ZT61042-T210100Z」がおすすめです。

印刷量別のZebra機
203dpiの最大速度は両機とも356mm/秒なので、通常運用ならZT411で十分なんです。
300dpiはZT411が254mm/秒、ZT610が304.8mm/秒で、細かな文字を大量に出すならZT610が速くなります。
600dpiはZT411が102mm/秒、ZT610が152.4mm/秒で、低速ならZT411でも対応できます。
1日の枚数だけで負荷は決まらないため、複数シフトで停止損失が大きい現場はZT610を選んでください。
Zebra機の小ラベル精度
3mm級なら、ZT610の600dpi小ラベル仕様がおすすめで、「ZT610 Microlabel」と呼ばれる専用構成です。
3mmラベルでは、手で切り離す排出か巻き取りを指定してください。自動剥離は13mm、カッターは38mmからです。
12.7mm以上を低速で出すならZT411の600dpiがおすすめで、3mm用は完全型番の見積もりが必要です。
低速時の送り方向はZT610が±0.20mm、ZT411が±1.0mmで、横はZT411が有利なので使うラベルで試してください。
Zebra両機のRFID仕様
RFIDはZT610だけの機能ではなく、通常のICタグはZT411 RFID、高負荷ならZT610 RFIDです。
金属面に貼る厚いタグには、203/300dpiで最大1.5mm厚に対応するZT411 RFID金属対応がおすすめです。
標準のZT411とZT610には書き込み装置がないため、日本向けRFID仕様を完全型番で見積もりましょう。
タグの間隔やアンテナ位置で読み書きの結果が変わるため、量産前に実物で印刷、書き込み、読み取りを試してください。
QA
Zebra機の無線LAN
ZT411とZT610のWi-Fiは標準搭載とは限らず、Wi-Fi 5またはWi-Fi 6を選ぶオプションです。無線運用なら、完全型番の通信構成まで指定してください。
Zebra機の印刷方式
両機とも、感熱紙へ直接印字する感熱方式と、リボンで印字する熱転写方式に対応します。短期ラベルは感熱、擦れに耐えて長く残すラベルは、媒体とリボンを合わせた熱転写を選んでください。
Zebra機の保証と電源
保証は販売地域と販売経路で受付先が変わります。Amazonの2型番は国内電源、正規流通、国内保証を確認できていないため、販売者が回答できない場合は国内正規販売店で見積もってください。
Zebra機の購入結論
通常運用の203dpiなら、ZT411「ZT41142-T010000Z」で足りますが、RFIDと3mmラベルには対応しません。

停止損失が大きいなら、ZT610「ZT61042-T210100Z」がおすすめです。203dpi・RFIDなしと確認してください。

3mm級はZT610 Microlabel、12.7mm以上はZT411の600dpiがおすすめで、完全型番の見積もりが必要です。
通常のICタグはZT411 RFID、高負荷はZT610 RFID、厚い金属用タグはZT411 RFID金属対応です。
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