
EINSTAR RockitとVEGAの違い|屋外レーザーかPC不要の単体機か
EINSTAR RockitとVEGAは、どちらもワイヤレスで屋外対応です。違いが分かりにくいですよね。
細部や黒い面をきれいに取りたいならRockit、パソコン(PC)なしで使うならVEGAがおすすめです。
この記事では、読み取る物と作業場所から、2機種のおすすめ条件を紹介していきます。
RockitとVEGA早見表
2機種とも屋外対応で、違いが出るのは読み取る物の表面です。
次に、現場で高性能PCを使えるかどうかを確認しましょう。
| あなたの条件 | 主な強み | 購入前の確認 | おすすめ |
|---|---|---|---|
| 黒い樹脂・塗装面・金属部品 | 青色レーザーで細部を取りやすい | 高性能PC必須。鏡面・透明物はスプレー等が必要な場合あり | EINSTAR Rockit |
| 小さな部品・深い穴 | 細部を取る細いレーザーを使える | 0.05mmは測った寸法の正しさではない | EINSTAR Rockit |
| 強い日差しの屋外 | 青色レーザーを使える | PCなしで使うならVEGA | EINSTAR Rockit |
| 客先・イベント・展示場所 | 本体で読み取りと保存ができる | 細かな編集ではPCも使う | EINSTAR VEGA |
| 人物・衣装・展示物の色 | 4,800万画素の色カメラ | 画素数だけで画質は決まらない | EINSTAR VEGA |
| 高性能PCを持っていない | 読み取る時はPC不要 | 細かな編集の範囲を確認 | EINSTAR VEGA |
Rockitがおすすめな人
Rockitは、青色レーザーと赤外線を切り替え、車の部品や黒い樹脂を取りたい人におすすめです。
ただし、鏡面・透明物・特徴の少ない面では、スプレーやマーカーが必要になる場合があります。
Windows用PCには、画像を処理する部品「RTX 3060 Laptop」以上と、32GB以上のメモリが必要です。

VEGAがおすすめな人
VEGAは、客先や屋外へ高性能PCを持ち込まずに作業したい人におすすめです。
本体に6.4型画面、512GB保存領域、4,800万画素の色カメラを備え、基本処理まで本体で進められます。
細かな編集にはPCが必要です。外部バッテリーから給電したい現場にはVEGAがおすすめです。

RockitとVEGAの屋外
両機とも屋外対応なので、Rockitだけが外で使えるわけではありません。
周囲の明るさを表すルクス(lux)で、青色レーザーは11万以下、赤外線は7万以下が使用条件です。
強い日差しで黒い面や金属部品の細部を取りたいなら、Rockitがおすすめです。
VEGAも2種類の赤外線で屋外や暗い面を取れます。ただし両機とも防水ではないため、雨の日は使用を避けましょう。
RockitとVEGAの処理
RockitはPCとの無線接続が前提。Windows用PCで動かす読み取りソフト「EXStar Hub」の要件は次の通りです。
- 処理装置:Core i7-13700H以上
- 画像処理部品:RTX 3060 Laptop以上
- 画像処理用メモリ:6GB以上
- 作業用メモリ:32GB以上、64GB推奨
VEGAは本体の画面と保存領域を使い、PCなしで読み取り・保存・基本処理まで進められます。
細かな形の編集や穴埋め、複数データの処理では、PC用ソフト「StarVision」を使う場合があります。
Windows用の高性能PCがあるならRockit、追加購入しないならVEGAがおすすめです。Macは対応機種を確認しましょう。
RockitとVEGAの仕様
両機の0.05mmは点どうしの細かさであり、作った物の寸法が0.05mm以内に収まる意味ではありません。
読み取り速度は表し方が違うため、数字だけでは比べられません。購入判断に必要な仕様は次の通りです。
| 比較項目 | EINSTAR Rockit | EINSTAR VEGA | 購入判断 |
|---|---|---|---|
| 光源 | 青色レーザー+赤外線 | 2種類の赤外線 | 黒い面・金属の細部はRockit |
| パソコン(PC) | 読み取り時も必須 | 読み取り時は不要 | PCを追加購入しないならVEGA |
| 点どうしの細かさ | 青色:0.05〜10mm 赤外線:0.2〜10mm | 細部:0.05〜3mm 広範囲:0.5〜10mm | 点の細かさを表す数値 |
| 読み取れる距離 | 青色:100〜600mm 赤外線:160〜1,400mm | 細部:100〜350mm 広範囲:270〜1,500mm | 遠距離は大きな物に使う |
| 色カメラ | 500万画素 | 4,800万画素 | 色を残すならVEGA |
| 本体重量 | 約420〜425g | 通常版535g | 手持ち時間が長いならRockit |
| バッテリー | 交換式・最大3時間 | 内蔵式・1.5〜2時間 外部給電可 | 給電しながら使うならVEGA |
| 本体画面・保存 | なし | 6.4型画面・512GB保存領域 | 現場で結果を見るならVEGA |
| 3Dデータの保存形式 | 3Dプリント向け3MFを含む5種類 | 3MFを除く4種類 | 3MFが必要ならRockit |
| 保護等級・温度 | IP50・-10〜40℃ | IP50・-10〜40℃ | 両機とも防水ではない |
部品のかみ合わせや品質検査で寸法保証が必要なら、両機を0.05mmだけで決めないでください。
寸法の正しさが示された上位機も含めて、買う機種を見直しましょう。どちらかに決めた後は、本体とセット内容の確認が必要です。
RockitとVEGA購入前
Amazonでは、名前の近い別機種や保護フィルムも表示されます。商品識別番号(ASIN)まで一致させましょう。
価格は変わるため、販売元・国内保証・返品条件・付属品を同じ条件で比べましょう。
- Rockit本体:ASIN B0FX2LMG6N
- VEGA本体:ASIN B0DL5L2MJH
- VEGA三脚付き:ASIN B0FFB2LQ62
- EINSTAR・EINSTAR 2・EinScan Rigilは別製品
- VEGA本体のみと三脚付きは分けて比べる
- Rockitの付属バッテリー数は販売ページで確認


Q&A
Q. USB接続なら低性能PCでも使えますか?
A. 使えません。USB Type-CはWi-Fiが不安定な時の代替接続です。処理はPC側なので、RockitのCPU、GPU、メモリ要件は変わりません。
Q. 2機種の保存データは共通ですか?
A. 専用プロジェクトは共通として扱えません。RockitはEXStar Hub、VEGAはVEGA AppとStarVisionを使います。両機ともSTL、OBJ、PLY、ASCへ書き出せます。
RockitとVEGAの結論
黒い面・金属部品・深い穴を細かく取り、高性能PCを使える人にはEINSTAR Rockitがおすすめです。
PCを持ち込まず、本体画面で確認・保存・基本処理まで進めたい人にはEINSTAR VEGAがおすすめです。

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