Roland V-1-4Kの4K配信構成|5入力・USB出力・PTZ制御

Roland V-1-4Kの4K配信構成|5入力・USB出力・PTZ制御

オフ 投稿者: せせら編集部

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V-1-4Kで5台の映像と4K配信をどう組むか、迷いますよね。

結論は、HDMI(映像端子)、USB(パソコン接続)、有線ネットワーク(LAN)を分ければ組めます。

5入力と5出力に加え、USB配信、画角の切り出し、遠隔カメラの操作、音声まで1台で扱えます。

V-1-4K配信早見表

使いたい機能に近い行で、必要な配線と機材を確認してください。

配信したい内容入力と出力追加する機材
パソコンから4K配信5入力を切り替え、1つの映像としてUSBへ出力USB 3.0(高速通信)対応パソコン、ケーブル、外部モニター
会場は4K、配信はフルHD出力1・2は4K、出力4とUSBはフルHD配信用パソコン、外部モニター
4K映像の切り出し(ROI)4Kカメラを入力1へつなぎ、最大4画角を選択配信用パソコン、外部モニター
遠隔操作カメラ(PTZカメラ)映像はHDMI、操作は有線ネットワーク(LAN)ネットワークスイッチ、カメラ用電源

HDMI機器を5台まで使う人におすすめです。入力の画質も本体でそろえられます。

弱点は、単体でネット配信できない点です。配信用パソコンを用意してください。

Roland V-1-4K 4Kビデオスイッチャー
Roland V-1-4K 4Kビデオスイッチャー

V-1-4Kの5入力

5つのHDMI入力には、映像の大きさをそろえる機能があります。

  • 入力1:メインの4Kカメラ
  • 入力2〜4:追加カメラ
  • 入力5:資料や動画を出すパソコン

映像を切り出す機能を使うなら、4Kカメラを入力1へつないでください。

業務用映像端子(SDI)には非対応です。著作権保護映像もUSBへ出せません。

4Kの毎秒50・59.94・60コマを入力1〜3へ入れるなら、接続機器を色情報を間引く方式(YUV 4:2:0)に設定してください。

V-1-4Kの5出力

映像出力1〜4は、会場画面や外部録画機へ切り替え後の映像を送れます。

出力3と4は、送る映像を選び、4KをフルHDへ縮小できます。

  • 出力1:会場の4K画面
  • 出力4:フルHDへ縮小する映像
  • 出力5:操作確認用の一覧画面

出力5はフルHD固定です。全入力を見る一覧画面用に外部モニターをつないでください。

本体には録画機能がないため、収録には外部録画機が必要です。配信映像はUSBでパソコンへ送れます。

V-1-4KのUSB配信

本体側は楕円形のUSB Type-Cです。USB 3.0以上の端子とケーブルを使ってください。

  1. カメラや資料パソコンをV-1-4Kへつなぐ
  2. V-1-4Kと配信用パソコンをUSBでつなぐ
  3. 配信アプリからインターネットへ送る

最大4K・毎秒60コマですが、実際の画質はアプリとパソコンで変わります。

  • アプリが4K・毎秒60コマを受け取れるか
  • 映像を圧縮して送る方式(MJPEG)を受け取れるか
  • Rolandの配信・録画アプリはMJPEG非対応
  • 配信サービスが4Kを受け付けるか

USBは出力4と同じ、切り替え後の1映像だけを送り、出力4をフルHDにするとUSBも4Kにできません。

本番前の確認項目は、同じ機材で長時間流した時の音ずれと映像停止です。画角を増やすならROIも使えます。

V-1-4KのROI配信

ROIは4K映像の一部を切り出す機能で、入力1の4Kカメラから同じ映像を使って最大4つのフルHD画角を作れます。

  • 登壇者の上半身
  • 演台やホワイトボード
  • 対談する2人
  • 会場の全景

固定カメラを使うセミナーや授業には、少ない機材で最大4画角を作れるROIがおすすめです。

ただし実カメラ4台の代わりではなく、被写体が大きく動くならPTZがおすすめです。

V-1-4KのPTZ配線

PTZカメラは、向きとズームを遠隔操作でき、V-1-4Kから最大5台を動かせます。

映像はHDMI、操作はLANで送るため、LANケーブルだけでは映像が入りません。

  • 映像:カメラからHDMI入力へ接続
  • 操作:カメラからネットワークスイッチを経由して本体へ接続

使える操作方式は次の6系統です。購入前に確認するのは、カメラの型番です。

  • JVC
  • Panasonic
  • Canon PTZ
  • VISCA over IP
  • PTZOptics
  • Avonic

LANケーブル給電(PoE)を使う場合、カメラとスイッチの給電規格・給電量をそろえてください。

V-1-4Kの音声入力

音声は、5つのHDMIステレオで10系統、丸い業務用端子(XLR)左右で2系統、USBステレオで2系統の合計14系統です。

XLRは音響卓から受ける強さ(+4dBu)の入力で、マイクを直接つなぐ端子ではありません。

マイクは外部ミキサーへつなぎ、その出力をXLRへ入れてください。USB音声はパソコンへ、アナログ音声は赤白端子(RCA)へ出ます。

戻り音をUSBへ返さない設定(ミックスマイナス)で、エコーを防げます。

V-1-4Kの必要機材

電源アダプターと電源コードは付属します。表にある配信用機材は付属しません。

用途用意する物選ぶ条件
共通HDMIケーブル、外部モニター4Kで使う帯域と必要な長さ
USB配信USB 3.0ケーブル、配信用パソコン、配信アプリUSB 3.0以上、希望画質、圧縮映像への対応
PTZカメラLANケーブル、ネットワークスイッチカメラ型番、操作方式、PoE給電量
マイク収音外部ミキサーまたはマイクプリアンプXLRへ音響卓と同じ強さで出力できる物
録画外部録画機、保存媒体4K・毎秒60コマと音声入力への対応

ケーブルやスイッチは型番専用品ではありません。必要な速度、長さ、給電量で選べます。

Q&A

V-1-4KのHDR出力

明暗差の広い映像(HDR)は、HDR10とHLGの2方式で出力できます。

内部処理は8ビットです。10ビットが必須のHDR制作には選ばないでください。

V-1-4KのiPad操作

できます。V-1-4K Remoteを使い、本体とiPadを同じネットワークへ接続します。

入力映像の確認には、出力5へつないだ一覧表示用モニターを使ってください。

V-1-4Kで字幕・小窓合成

小窓、クロマキー、字幕合成、画面分割を重ねられます。

合成は最大3レイヤーで、4Kの文字や画像にはWindows用の合成アプリも使えます。

V-1-4Kの音ずれ調整

各音声入力と出力の遅延調整で、映像に合わせて音を遅らせられます。

配信アプリ側にも遅延が生じるため、本番と同じ構成で合わせてください。

V-1-4Kがおすすめな人

HDMI中心・5入力以内で、パソコンから配信する人にはV-1-4Kがおすすめです。

会場は4K、配信はフルHDに分けられます。ROIの4画角とPTZカメラ5台の操作も1台に集められます。

SDI入力、単体配信、本体録画、10ビット映像、6入力以上が必要なら、該当機能を備えた別機種がおすすめです。

Roland V-1-4K 4Kビデオスイッチャー
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