
HIOKI IM3536はどんな人向け?対応プローブ・治具と選び方
LCRメータは、測定周波数や測定物によって必要な機種が変わります。
IM3536は4Hz〜8MHzに対応し、低インピーダンス測定にも使えます。
一方、測定用のプローブや治具は本体とは別に必要です。
この記事では、IM3536が向く用途と必要な構成を解説していきます。
用途別の結論
| 用途・条件 | おすすめ構成 | 対応機種・規格 | 決め手 |
|---|---|---|---|
| MHz帯まで測定 | HIOKI IM3536 | IM3536、DC〜8MHz | 高周波まで測定可能 |
| 200kHz以下のリード部品 | HIOKI 9500-10 | IM3536、DC〜200kHz | 手持ち測定向け |
| 端子径2mm以下 | HIOKI 9500-10 | IM3536、0.3〜2mm | 細い端子に対応 |
| 高DC電圧を重畳 | HIOKI 9268-10 | IM3536、40Hz〜8MHz | DC±40Vまで対応 |
| DC大電流を重畳 | HIOKI 9269-10 | IM3536、40Hz〜2MHz | DC 2Aまで対応 |
| 単純な低周波測定 | 他のLCRメータ | 200kHz以下中心 | 性能過剰になりやすい |
IM3536が向く人
MHz帯まで部品特性を測るなら、IM3536が有力です。
測定周波数は4Hz〜8MHzで、低ESRや低インピーダンス部品にも対応します。
最速測定時間は1msで、生産ラインの高速判定にも使えます。
測定物別の構成
| 測定対象 | 購入候補 | 対応機種・規格 | 測定範囲 |
|---|---|---|---|
| リード部品・200kHz以下 | HIOKI 9500-10 | IM3536、端子径0.3〜2mm | DC〜200kHz |
| リード部品・MHz帯 | HIOKI L2000 | IM3536、端子径0.3〜5mm | DC〜8MHz |
| 電極間隔0.3〜6mm | HIOKI L2001 | IM3536、電極間隔0.3〜6mm | DC〜8MHz |
| リード部品の直結測定 | HIOKI 9262 | IM3536、端子径0.3〜2mm | DC〜8MHz |
| 底面電極の小型SMD | HIOKI IM9100 | IM3536、小型SMD対応 | 対応サイズ別 |
9500-10で測定できる周波数はDC〜200kHzです。
MHz帯まで測るなら、DC〜8MHz対応のL2000や9262が適しています。
IM3536には測定用プローブや治具が付属せず、別途必要です。

HIOKI 9500-10
DCバイアス構成
| 必要条件 | 購入商品 | 対応機種・規格 | 上限 |
|---|---|---|---|
| 本体内蔵範囲で足りる | HIOKI IM3536 | 本体内蔵 | 0〜2.50V |
| 高いDC電圧が必要 | HIOKI 9268-10 | IM3536、40Hz〜8MHz | DC±40V |
| 大きなDC電流が必要 | HIOKI 9269-10 | IM3536、40Hz〜2MHz | DC 2A |
IM3536本体のDCバイアスは0〜2.50Vです。
DC±40Vが必要なら9268-10が対象です。
9268-10には、外付けの定電圧源も必要になります。
DC 2Aまで必要なら9269-10で、外付け定電流源も必要です。

HIOKI 9268-10
IM3536の主要仕様
| 比較項目 | HIOKI IM3536 |
|---|---|
| 測定周波数 | DC、4Hz〜8MHz |
| 基本確度 | 代表値±0.05% rdg. |
| 最速測定時間 | 1ms |
| 低インピーダンス測定 | 1mΩから確度保証 |
| 内蔵DCバイアス | 0〜2.50V |
| 通信・外部制御 | LAN、USB、GP-IB、RS-232C |
Q&A
Q. 10MHzまで測定したい場合もIM3536で足りますか?
10MHzが必要なら、10MHz対応のIM3536-01が対象です。
Q. 旧型の9500プローブをIM3536で使えますか?
IM3536には50Ω仕様の9500-10が対応し、購入対象も9500-10です。
購入結論
4Hz〜8MHzまで測るなら、HIOKI IM3536がおすすめです。
低インピーダンス測定や、生産ラインでの高速判定にも向いています。
測定物に応じて、対応するプローブや治具を組み合わせる構成です。

HIOKI IM3536
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