
排出量算定の本おすすめ4選|GHG算定・温対法・炭素会計・入門の買い分け
担当が温室効果ガスの本を探すと、法律向けと開示向けが混ざり、迷いますよね。
排出量を数えて伝える本は、国内の報告用と、取引先まで見る用で種類が分かれます。
制度の違いと、入門かどうかで、買い分けをまとめてみました。
おすすめ早見表
報告の範囲と本の厚みで、先に当たる本が変わるんです。
| 条件 | おすすめ |
|---|---|
| 開示向けに排出量の手順を通す | 中央経済社 GHG排出量算定ガイドブック |
| 取引先まで含めた排出(Scope3)から炭素会計に入る | 日経BP 炭素会計 実務と戦略 |
| 工場・事業場を地球温暖化対策推進法(温対法)と省エネ法で報告する | 温室効果ガスの算定と報告 |
| 製品の炭素の足跡(CFP)を電子の入口から知る | カーボンフットプリント入門 |
| 排出量の市場取引が主目的 | 4選外 |
| 炭素会計アドバイザーなどの試験演習が主目的 | 4選外 |
GHG算定の本
開示資料や経営報告に排出量の手順を載せたい人には、算定ガイドブックがおすすめです。
温室効果ガス(GHG)の算定を、開示の流れでまとめた実務書です。
工場報告が主なら温対法の算定本へ、取引先全体が主なら炭素会計の本へ寄ります。

サステナビリティ経営・開示のためのGHG排出量算定ガイドブック
炭素会計の本
仕入先や輸送まで含めた排出(Scope3)が主なら、『炭素会計 実務と戦略』がおすすめです。
世界標準の実務と戦略として書く一冊です。
紙の版が購入対象で、同じ題の電子版は分けて扱います。

炭素会計 実務と戦略 スコープ3で始める新しい世界標準
温対法の算定本
工場や事務所の排出を、地球温暖化対策推進法(温対法)と省エネ法で報告する担当には、『温室効果ガスの算定と報告』がおすすめです。
旧題の『工場・事業場のための温対法と省エネ法』は買いません。

温室効果ガスの算定と報告
入門向けの本
製品の炭素の足跡(CFP)の言葉から入る人には、『ビジネスパーソンのためのカーボンフットプリント入門』がおすすめです。
電子の薄い入門で、価格を抑えたい場合の入口でしょう。
法定の報告やScope3の手順書としては、厚みが足りません。
原料から廃棄までの評価(LCA)の講義本は、この入門とは別物です。

ビジネスパーソンのためのカーボンフットプリント入門
4冊の比較
| 比較項目 | 中央経済社 GHG排出量算定ガイドブック | 日経BP 炭素会計 実務と戦略 | 温室効果ガスの算定と報告 | カーボンフットプリント入門 |
|---|---|---|---|---|
| 制度・範囲 | 開示の算定 | Scope3 | 温対法 | CFP |
| 媒体 | 紙 | 紙 | 紙 | 電子 |
| 深さ | 実務 | 実務 | 実務 | 入門 |
| 主な不足 | △Scope3 | △温対法 | △開示全体 | ×実務手順 |
購入の結論
入門から順に揃える必要はありません。
省庁の手引きや算定ソフトは、選んだ本の補助にする使い方です。
- 開示向けに排出の数え方を通す場合は、中央経済社 GHG排出量算定ガイドブックがおすすめ
- 取引先まで含めた排出(Scope3)の炭素会計が主の場合は、日経BP 炭素会計 実務と戦略がおすすめ
- 工場・事業場の温対法・省エネ法の報告が主の場合は、温室効果ガスの算定と報告がおすすめ
- 価格を抑えた電子の入口が欲しい場合は、カーボンフットプリント入門がおすすめ
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