
ライブ用DIボックスおすすめ3選|入力インピーダンスと最大入力レベルを比較
楽器とPAをつなぐDIボックスは、数値の違いが音にどう影響するのか分かりにくく、迷いますよね。
DIボックスは、楽器の音を長いケーブルでもPAへ送りやすくする機器です。出力方式や信号の大きさで適した製品が変わります。
自分の条件から合う1台を探せるように、入力インピーダンス、許容入力レベル、電源の違いをまとめてみました。
おすすめ早見表
| 使用条件 | おすすめ商品 | 決め手 |
|---|---|---|
| パッシブギター/ベース | Rupert Neve Designs RNDI-M | 入力インピーダンス2.2MΩ |
| アクティブベース | Radial ProDI | 電源不要で高出力向け |
| プリアンプ内蔵エレアコ | Radial ProDI | 入力インピーダンス140kΩ |
| モノキーボード | Radial ProDI | 大きな信号を受けられる |
| 電源を使えない現場 | Radial ProDI | 電池も外部電源も不要 |
| スピーカー出力を送る | BOSS DI-1 | 入力減衰は3段階 |
BOSS DI-1
BOSS DI-1は、楽器からスピーカー出力まで1台で受けたい人におすすめです。9V電池か24~48Vのファンタム電源で動きます。
入力を弱めない設定では4.7MΩです。パッシブギターやベースの高域を保ちやすい値です。
最大入力レベルは+45dBuで、入力を弱める設定では入力インピーダンスが37kΩまたは33kΩへ下がります。
スピーカー出力も入力できます。この用途では、指定された入力減衰を使うことが前提です。

Radial ProDI
電源を用意できないライブには、電池もファンタム電源も不要なRadial ProDIがおすすめです。
入力インピーダンスは140kΩ。最大入力レベルは、20Hzで測定したメーカー表記で+18dBです。
信号を15dB弱める機能と、アンプへ信号を分ける端子を備えています。電池も外部電源も必要ありません。
パッシブ楽器を直結すると、高域が少し丸くなることがあります。高域を保つならほかの2台がおすすめです。

RNDI-Mの特徴
パッシブ楽器の高域を保ちたい場合は、入力インピーダンスが2.2MΩのRNDI-Mがおすすめです。
最大入力レベルは+20.5dBu。パッシブ楽器のほか、シンセやキーボードの信号も入力できます。
出力インピーダンスは40Ω未満です。専用トランスにより、長いケーブルでも信号を安定して送れます。
48Vのファンタム電源が必須です。通常のRNDIと異なり、スピーカー出力は入力できません。

主要仕様を比較
| 比較項目 | BOSS DI-1 | Radial ProDI | Rupert Neve Designs RNDI-M |
|---|---|---|---|
| 方式 | 電源式 | 電源不要 | 電源式 |
| 入力インピーダンス | 4.7MΩ/37kΩ/33kΩ | 140kΩ | 2.2MΩ |
| 最大入力レベル | +45dBu | +18dB・20Hz | +20.5dBu |
| 電源 | 9V電池/24~48Vファンタム | 不要 | 48Vファンタム |
| 入力減衰 | 3段階 | -15dB | なし |
| 分岐出力 | あり | あり | あり |
| 接地分離 | あり | あり | あり |
| スピーカー入力 | ○ | × | × |
| チャンネル数 | 1 | 1 | 1 |
| 主な対象 | 楽器/スピーカー出力 | 高出力楽器 | パッシブ楽器 |
購入結論
- 楽器からスピーカー出力まで1台で受ける場合は、BOSS DI-1がおすすめ
- 電源を使わずアクティブ楽器をPAへ送る場合は、Radial ProDIがおすすめ
- パッシブ楽器の高域と音質を重視する場合は、Rupert Neve Designs RNDI-Mがおすすめ
- プリアンプなしのピエゾの場合は、入力インピーダンス5~10MΩの専用DIが適任
- ステレオ信号の場合は、1チャンネル機2台または2チャンネルDIが適任
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