
左官職人向けモルタル練り桶おすすめ14選|容量・開口幅・底面形状を比較
左官作業で使うモルタル練り桶は、容量だけで決めると現場で手が止まることがあります。開口幅が狭いとコテやスコップを動かしにくく、底面が小さすぎると材料が一か所へ寄りすぎるためです。
壁の補修を少量ずつ進めるのか、ブロック積みなどで何度も練るのかによって、必要な大きさはかなり変わります。大きければ便利とは限らず、置き場所やモルタルを入れた後の移動も無視できませんよね。
この記事では左官職人向けのモルタル練り桶を、容量・開口幅・底面形状の3点から整理します。少量作業から大きな現場まで、商品ごとの違いを具体的に見ていきましょう。
まず容量の目安
モルタル練り桶の容量は、容器いっぱいまで材料を入れられる量です。実際の作業では混ぜるための空間が必要なので、容量いっぱいまで投入すると、スコップを動かした時にこぼれやすくなります。
25Lは壁の補修や小さな補修作業に向く大きさです。40L前後になると一人で扱える範囲を保ちながら、モルタルの量にも余裕が出ます。60L以上は作業量が増える現場向けです。
下表では商品データにある上部寸法と底面寸法を分けて記載しています。内寸が分かる商品は内寸を、外寸だけの商品は外寸を載せました。価格は2026年9月27日時点の参考価格で、時期によって変わります。
| 商品 | 容量 | 開口部の寸法 | 底面寸法 | 参考価格 |
|---|---|---|---|---|
赤長 DIYトロ舟 25L | 25L | 内寸 約335×595mm | 内寸 約310×570mm | 1,212円 |
赤長 DIYトロ舟 40L | 40L | 内寸 約410×545mm | 内寸 約360×459mm | 1,381円 |
赤長 DIYトロ舟 60L | 60L | 外寸 約820×511mm | 外寸 約715×410mm | 1,600円 |
赤長 DIYトロ舟 80L | 80L | 外寸 約911×602mm | 外寸 約807×500mm | 2,998円 |
リス 練り樽 50 | 59L | 外寸 約600×600mm | 記載なし | 3,467円 |
リス プラ舟 40 | 36L | 内寸 約560×418mm | 内寸 約505×352mm | 2,518円 |
リス プラ舟 50 | 50L | 内寸 約726×470mm | 内寸 約675×419mm | 3,636円 |
リス プラ舟 HC60 | 60L | 内寸 約792×480mm | 内寸 約733×423mm | 3,128円 |
リス プラ舟 80 | 79L | 内寸 約850×548mm | 内寸 約790×490mm | 3,502円 |
リス プラ舟 G130 | 127L | 内寸 約847×547mm | 内寸 約770×470mm | 8,290円 |
TRUSCO トラ舟20L | 20L | 記載なし | 記載なし | 871円 |
TRUSCO トラ舟60L | 60L | 記載なし | 記載なし | 1,349円 |
緑長 プラスチック製トロ舟 140型 | 136L | 内寸 約960×1145mm | 内寸 約596×1050mm | 16,380円 |
緑長 プラスチック製トロ舟 200型 | 188L | 内寸 約822×1285mm | 内寸 約740×1190mm | 21,059円 |
価格を抑えながら容量を増やすなら、赤長の25L・40L・60Lが目立ちます。リスは本体価格が上がりますが、耐衝撃性PPや目盛りなど、商品ごとの付加要素があります。


25Lは手元向き
赤長 DIYトロ舟 25Lは、内寸の開口部が約335×595mm、底面が約310×570mm、高さが約135mmです。横幅を確保しつつ深さを抑えた形で、壁材や少量のコンクリートを混ぜる作業に使いやすい寸法でしょう。
25Lの良さは、材料を入れた状態でも容器を大きく占領しにくいことです。ブロックを数個補修する、ひび割れ部分へ使う分だけ練るといった作業なら、60L以上の容器は持て余しやすくなります。
参考価格は1,212円。練り桶を初めて買う人が、家庭の補修や小規模な左官作業に使うなら、赤長25Lがおすすめです。ただし、一度に多めのモルタルを練る職人作業には小さく感じます。

40Lは一人作業向き
赤長 DIYトロ舟 40Lは、内寸の開口部が約410×545mm、底面が約360×459mm、高さが約183mmです。25Lより深さが増すため、材料を少し多めに入れて混ぜたい時に使いやすい構成です。
参考価格は1,381円で、容量に対する価格はかなり抑えられています。壁材やコンクリートを混ぜる用途が商品データに明記されており、価格を抑えて40L級を使いたい場合は赤長40Lがおすすめです。

リス プラ舟 40は容量36Lで、内寸約560×418mm、底寸約505×352mm、高さ174mmです。赤長40Lより容量は少ないものの、耐衝撃性PPを使い、塗料などの溶剤にも使用できる仕様になっています。

同じ40L前後でも、赤長は価格と容量、リスは材質と用途の広さに違いがあります。モルタル中心なら赤長40L、塗料を扱う場面まで考えるならリス プラ舟 40がおすすめです。
50〜60Lの作業幅
リス 練り樽 50は、商品名に50が入っていますが、商品データ上の容量は59Lです。外寸は約600×600×300mmで、内側に目盛りがあり、PP製のロープ持ち手も付いています。

深さ300mmのため、浅いトロ舟とは形の印象が違います。材料をある程度まとめて入れたい人や、容量を目盛りで把握したい人におすすめの商品です。参考価格は3,467円で、赤長40Lより高くなります。
リス プラ舟 50は容量50L、内寸約726×470mm、底寸約675×419mm、高さ160mmです。横長で浅めの形なので、スコップを横へ動かす作業では、深い練り樽より開口部の広さを生かせます。

赤長 DIYトロ舟 60Lは、上部外寸約820×511mm、底面外寸約715×410mm、高さ207mmです。参考価格は1,600円。60Lを低価格で用意したい場合には赤長60Lがおすすめです。

リス プラ舟 HC60は容量60Lで、内寸約792×480×197mm、底寸約733×423mmです。耐衝撃性PPを使い、参考価格は3,128円。材質の丈夫さを重く見るならHC60、購入費を抑えるなら赤長60Lがおすすめです。

80Lは大量作業向き
赤長 DIYトロ舟 80Lは、上部外寸約911×602mm、底面外寸約807×500mm、高さ207mmです。25Lの3倍以上を入れられるため、何度も少量を作るより、一度に多めの材料を扱いたい現場で使いやすくなります。

参考価格は2,998円。80L級としては価格が低く、容量を増やしたいものの、練り桶へ大きな予算をかけたくない人におすすめです。幅があるため、床面の置き場所は先に確保しておきたいところですね。
リス プラ舟 80は79L、内寸約850×548×187mm、底寸約790×490mmです。赤長80Lに近い容量ですが、耐衝撃性PPを使い、参考価格は3,502円。赤長より約500円高いぶん、材質を重視する場合に適した商品です。

80Lは容器だけなら動かせても、モルタルを入れると負担が増します。作業場所を頻繁に移るなら40〜60L、大量に練って同じ場所で使うなら80Lという分け方が現実的でしょう。
深さ重視の練り桶
リス プラ舟 G130は容量127L、内寸約847×547×331mm、底寸約770×470mmです。外寸の高さは345mmで、80L級より深い形になっています。参考価格は8,290円です。

深さがある容器は、材料を多く入れた時に側面からこぼれにくい一方、底までスコップを入れる動作は深くなります。立ったまま軽く混ぜる作業より、まとまった量をしっかり練る場面で使う形です。
緑長の140型は内容量約136L、200型は約188Lです。140型の長辺は内寸約1,145mm、200型は約1,285mmで、底面も1m前後あります。いずれも家庭の補修用では大きすぎるサイズです。


140型の参考価格は16,380円、200型は21,059円。左官作業の量が多く、複数人で材料を扱う現場や、長い材料を広げて使う場合に検討する商品です。置き場が限られるなら、G130までに抑える方が現実的です。
容量別の結論
最後に容量だけでなく開口部と底面の関係まで含めて、用途別の結論をまとめます。迷う場合は、必要量より一回り大きくするより、普段の作業で道具を動かせる幅を残せるかを重く見てください。
20〜25Lで壁の補修や少量のモルタルを扱う場合は、赤長 DIYトロ舟 25Lがおすすめです。価格を抑えながら、横幅のある浅めの形を使えます。
40L前後で一人作業を続ける場合は、赤長 DIYトロ舟 40Lがおすすめです。材質の耐衝撃性や溶剤使用まで求める場合は、リス プラ舟 40が向いています。
- 少量の補修と低価格を重視する場合は、赤長 DIYトロ舟 25L
- 価格を抑えて40L級を使う場合は、赤長 DIYトロ舟 40L
- 目盛りと持ち手が必要な場合は、リス 練り樽 50
- 浅く広い開口部で50L前後を使う場合は、リス プラ舟 50
- 低価格で60Lを用意する場合は、赤長 DIYトロ舟 60L
- 材質の耐衝撃性を重視する場合は、リス プラ舟 HC60
- 同じ場所で大量に練る場合は、赤長 DIYトロ舟 80L
- 80L級で耐衝撃性PPを選ぶ場合は、リス プラ舟 80
- 深さと127Lの容量が必要な場合は、リス プラ舟 G130
- 140L以上を現場でまとめて扱う場合は、緑長140型または200型
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