
石材砥石図鑑|おすすめ10選を仕上げ用・天然砥石別に紹介
砥石は、粒度や石の種類で仕上がりが変わります。包丁の刃先を細かく整える仕上げ砥石から、天然石の小片や原石まで、用途はさまざまです。
同じ天然砥石でも、仕上げ砥石と、性質を見ながら扱う原石では使い方が異なります。商品名に加えて粒度や付属品も確認しておきたいところです。
ここでは、#6000〜#8000の人工砥石と、伊豫・山城の天然砥石を紹介します。価格は2026年9月28日時点の参考価格です。販売時期によって変わります。
おすすめ早見表
| 商品 | 粒度・種類 | 特徴 | 参考価格 |
|---|---|---|---|
キング S-3型 | #6000 | 185×62×15mm | 2,302円 |
キング S-2型 | #6000 | 190×70×20mm | 3,728円 |
北山 台付 | #8000 | 白名倉付き | 5,000円 |
北山 台なし | #8000 | 薄緑名倉付き | 5,380円 |
嵐山 | #6000 | 不吸水性、白名倉付き | 4,200円 |
正本山の挽落ち | 天然石の小片 | 梱包重量1.0〜1.5kg | 2,000円 |
伊豫銘砥 木端 | #800〜#4000級 | 200〜500gから1個 | 1,514円 |
伊豫銘砥 共名倉 | #800〜#4000級 | 総重量100〜200g | 1,200円 |
山城銘砥 原石粗石 | 天然石 | 約1.844kg | 7,300円 |
本間系正本山 原石粗石 | 天然石 | 約1.96kg | 10,450円 |
キングの仕上砥
価格を抑えた仕上げ用なら、キング仕上砥S-3型がおすすめです。粒度は#6000、サイズは185×62×15mm。参考価格は2,302円です。
S-2型も#6000ですが、寸法は190×70×20mm。S-3型より幅と厚みがあります。置き場所や使いたい幅に合わせて比べられます。参考価格は3,728円です。
どちらもキング砥石の仕上砥石で、粒度は同じです。価格差は1,426円。粒度だけで決めず、寸法も見比べてください。
S-3型の商品名には「最終超仕上用」とあります。


北山#8000
細かな仕上げ砥石なら、大谷砥石の「北山」#8000が候補です。台付きモデルには白名倉が付属し、本体サイズは205×75×25mm。参考価格は5,000円です。

すでに砥石台を持っている人には、台なしモデルもあります。こちらには、台付きモデルの白名倉の二倍の粒度とされる薄緑名倉が付属。参考価格は5,380円です。

台付きモデルの方が380円安く、砥石台も一緒にそろいます。手持ちの万能砥石台を使う場合は、台なしを選べます。価格とセット内容を確認したい商品です。
高純度アルミナ配合の超微粒子研磨材を使った#8000砥石です。#6000のキングや嵐山より粒度が細かく、仕上げをさらに細かくしたい人に向いています。
嵐山#6000
大谷砥石の「嵐山」は#6000の仕上砥石で、台と白名倉が付属します。参考価格は4,200円です。樹脂成型法による不吸水性の砥石で、台も一緒にそろえたい人に向いています。
天然仕上砥石の粉末を配合し、天然に近い研ぎ味と仕上がりを持ちます。樹脂成型の砥石で、正本山や伊豫銘砥の小片とは別の商品です。
同じ#6000のキングS-2型より参考価格は高めです。嵐山には台と白名倉が付属するため、付属品も含めて価格を比べてください。

天然砥石の小片
天然石の素材を少量から試したい人には、さゞれ銘砥の正本山「挽落ち」サンプルがあります。上級銘砥の鍛え落ちや挽き落ちのフレークで、梱包重量は1.0〜1.5kgです。参考価格は2,000円。
色や模様は商品写真のような風合いで、石の硬さもさまざまです。形や性質がそろった一枚砥石とは異なり、天然石の小片をまとめた商品です。小さな刃物向けの素材や、天然砥石に触れてみたい人に向いています。
正本山の一枚砥石と同じ使い勝手を期待する商品ではありません。石の状態に応じて、粗いダイヤモンド砥石などで平面を出せます。形が不ぞろいな素材も含めて楽しめる人向けです。

伊豫銘砥
さゞれ銘砥の伊豫銘砥「木端」は、200〜500gの範囲から1個を選び出す天然砥石です。粒度は#800〜#4000級で、参考価格は1,514円。小片ごとに重さや形が違います。

同じ伊豫銘砥の共名倉は、総重量100〜200gで1〜2本入りです。2本の場合は100g未満の石が2本。こちらも#800〜#4000級で、参考価格は1,200円です。
共名倉は研ぎ汁を出したり、目詰まりを除いたりするために使います。単独で使う大きな仕上砥石とは役割が異なり、砥石の補助となる天然石が欲しい人に向いています。
商品写真にある数字はグラム数です。表記が10分の1になる場合もあり、たとえば「24」は240gを指します。数字を見るときは重量の読み方に注意してください。

山城銘砥の原石
山城銘砥の原石粗石は約1.844kgで、参考価格は7,300円です。京都市右京区梅ケ畑産の珪質粘板岩で、#6,000〜#24,000番級。一次鍛え済みで、平滑な鍛え面を磨けば使えます。
天然石の硬さや仕上がりには個体差があります。硬めの石ほど扱いに練度を要する場合があり、この商品は重量も約1.844kgあります。石の性質を見ながら研ぎ進める経験がある人向けです。

本間系正本山の原石粗石は約1.96kg、参考価格は10,450円です。伊豫・丹波の石が各1個入り、産地名の書き込みはありません。石に触れて物性を判断する修練用です。

この2品は、粒度が明確な人工仕上砥石とは性格が異なります。天然石の性質を見極める練習や、原石を扱う経験に価値を感じる人に向いています。
結論
粒度と寸法で選ぶ仕上げ用なら、価格を抑えたキングS-3型、幅と厚みのあるキングS-2型、#8000まで仕上げたい人には北山がおすすめです。台と白名倉をそろえたい場合は、嵐山も比較対象になります。
天然砥石を少量試すなら伊豫銘砥の木端や共名倉、上級銘砥のフレークなら正本山の挽落ち。原石の性質を自分で確かめたい人には、山城銘砥や本間系正本山の粗石がおすすめです。
価格はいずれも2026年9月28日時点の参考価格です。購入時には最新の販売価格と、台・名倉の付属内容を商品ページで確認してください。
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