
モニターの解像度と拡大率で文字のにじみを減らす
文字を大きくしたら、輪郭がにじんで読みにくくなった。解像度と拡大率のどちらを見ればいいのか、すぐには分からない。
文字を大きくしたのに輪郭がにじむと、画面の文字が読みにくくなります。
文字のにじみを減らす
モニターの推奨解像度に合わせ、拡大率は文字の大きさを見ながら少しずつ変えて、にじみが出ない位置を確かめましょう。解像度は画面が持つ画素の数で、拡大率はその画素の並びのうえで文字やアイコンをどれだけ大きく見せるかです。推奨の画素数から外したまま拡大率だけを動かすと、文字の輪郭がぼやけることがあります。
推奨解像度へ戻すと、1文字を構成する点が素直に並びます。そのうえで拡大率だけを動かすと、画素の並びを外したまま文字を大きくして輪郭がぼやける負担を、大きさの調整と分けて見られます。
文字のにじみ対策
文字の大きさとにじみは、OSの表示設定と、ブラウザーや文書ソフトの表示倍率で分けて見ます。OS標準の機能で足りることが多く、追加の有料ソフトは必須ではありません。
| ソフト名 | 種類 | 対応OS | 主な役割 |
|---|---|---|---|
| ディスプレイ設定 | OS標準 | Windows | 解像度と拡大率を合わせる |
| ディスプレイ | OS標準 | macOS | 解像度と文字の大きさを合わせる |
| ブラウザーのズーム | アプリ機能 | Windows、macOS | 開いているページだけを拡大する |
| Officeの表示倍率 | アプリ機能 | Windows、macOS | 文書や表の中だけを拡大する |
- 画面全体の文字が小さい、または輪郭がにじむときは、OSの解像度と拡大率を先に見ます。
- 特定のページだけ大きい、または小さいときは、ブラウザーのズームを見ます。
- 文書や表だけ倍率を変えているときは、Officeの表示倍率をOSの拡大率と分けて見ます。
- フルHDはQHDや4Kより画素数が少ないので、同じ画面の大きさでも並べられる文字の量は少なくなります。多数の表や細かい写真を広く並べたいときは、拡大率の前に解像度そのものを比べます。
解像度の合わせ方
解像度、OSの拡大率、アプリの表示倍率の順に見ると、どこで文字がにじんでいるか切り分けやすくなります。ボタンの位置はOSやソフトで違うので、画面の中の細かい操作ではなく、共通する流れだけを置きます。
- 接続しているモニターの推奨解像度に合わせる。
- OSの拡大率を、文字が読める大きさで輪郭が崩れにくい位置へ動かす。
- ブラウザーやOfficeの表示倍率が、OSの拡大率と重なって大きくなりすぎていないか見る。
- 同じ文章を並べ、線が太くぼやけていないか確かめる。
- 推奨解像度より低い解像度へ下げて文字を大きくすると、点の並びが伸びてにじむことがあります。
- 拡大率を上げると文字は大きくなりますが、上げすぎるとぼやけた表示になることがあります。
- アプリのズームを等倍付近へ戻してから、OSの拡大率だけを変えると違いが見えやすいです。
- 外部モニターとノートPC本体では、推奨解像度も拡大率も別々になっていることがあります。見ている画面ごとに確認します。
- にじみが完全に消えることや、すべてのアプリで同じ太さになることは、設定だけでは約束できません。
フルHDの拡大率
たとえば、表の文字が小さく感じた田中さんは、先にモニターの解像度をフルHDの推奨へ戻します。そのあとOSの拡大率だけを動かし、ブラウザーのズームは等倍付近へ戻して、同じ文章の輪郭を見比べます。
おすすめのモニター
OSの表示設定で解像度と拡大率を合わせる作業は、今使っている画面でも進められます。外部モニターがまだない場合は、個人的にはASUS VA249QGSの1台がおすすめです。23.8型フルHD(1920×1080)のIPSモニターなので推奨解像度はこの画素数になり、QHDや4Kより画素数は少ないため、多数の表や高精細写真を広く並べる用途は解像度で比べてください。 1920×1080がパネルの画素数なので、拡大率を動かす前の推奨解像度をこの数値に合わせられます。PC本体は付属せず、USB-C一本で映像と給電をまとめる用途には推せないので、接続先の端子と出力設定を確認してください。画素数と端子は、ASUSのVA249QGS公式ページで確認できます。

まず試すこと
今の画面で、推奨解像度に戻してから拡大率だけを動かし、文字の輪郭を見比べてみてください。外部モニターがまだなく、画面を足したい場合は、ASUS VA249QGSの商品ページで画素数と端子を確認してみてください。
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