
フィルム用定着液 おすすめ
フィルム用定着液は、粉末と濃縮液のどちらが扱いやすいか、対応するフィルムや印画紙は何か、迷いますよね。
希釈比や処理方法も見ておくと、手元の現像手順に合わせて選びやすくなります。
今回は、フィルム用定着液4製品を、購入前に見たい点と一緒に紹介します。
おすすめ商品の早見表
| 商品名 | 参考価格 | 剤形 | 対応対象 | 希釈条件 | 処理方法 |
|---|---|---|---|---|---|
Kodak フィクサー 1971746 | 6,270円(2026-10-24時点) | 粉末 | 白黒フィルム・ペーパー | — | — |
| ILFORD RAPID FIXER | — | 液体濃縮 | 黒白フィルム・黒白印画紙(テクニカル感材にも適する) | 1:4 または 1:9 | — |
| ADOX ADOFIX Plus 500ml | — | 液体 | 黒白印画紙(RC・ファイバー)、フィルム、写真乾板 | 1+4~1+9 | 機械・トレイ |
| FOMA FOMAFIX Rapid Fixer | — | 液体濃縮 | 各種の黒白フィルム・印画紙 | 手動:濃縮液1+水5/自動:濃縮液1+水4 | 手動・自動 |
Kodak フィクサー 1971746
白黒フィルムや印画紙の一般処理に使う硬膜定着液を探している人には、Kodak フィクサー 1971746がおすすめです。粉末タイプで、1ガロン分の定着液を作れます。使用時には十分な換気が必要です。粉じん濃度がばく露限界を超える状態では粉じんを吸い込まないこと、容器をしっかり閉じておくことも使用上の条件になっています。

ILFORD RAPID FIXER
黒白フィルムや印画紙に使う無硬膜タイプを探している人には、ILFORD RAPID FIXERがおすすめです。液体濃縮定着液で、一般的な感材だけでなくテクニカル感材にも向いています。希釈は1:4または1:9で、硬膜剤とは一緒に使わない条件です。
フィルムと印画紙のどちらを処理するかに合わせて量を見たい人は、対象ごとの処理量も選ぶときの目安にできます。135-36EXまたは120フィルムは24本、RC紙は六切80枚、バライタ紙は六切40枚です。
ADOX ADOFIX Plus 500ml
黒白フィルムやRC紙・ファイバー紙、写真乾板を扱い、トレイ・タンク・機械で処理する人には、ADOX ADOFIX Plus 500mlがおすすめです。液体濃縮タイプで、濃縮液500mlから最大5Lの作業液を作れます。フィルムの定着時間は4分、印画紙は1分です。
未開封なら保存期間は最大2年で、開封後は3か月以内に使うことが条件です。保管温度は5~30°Cで、開封後の容器はしっかり閉じて立てておくのが保管条件です。
FOMA FOMAFIX Rapid Fixer
黒白フィルムや印画紙を手動処理・自動処理の両方で扱いたい人には、FOMA FOMAFIX Rapid Fixerがおすすめです。硬膜タイプの液体濃縮迅速定着液で、処理方法によって希釈比が変わります。手動処理は濃縮液1に水5、自動処理は濃縮液1に水4の割合です。
手動処理向けに1+5で希釈した作業液1Lなら、135-36のパーフォレーション付きフィルムまたは120ロールフィルムを17本定着できます。13×18cmのシートフィルムなら、同じ条件の作業液1Lで最大40枚を定着できます。
用途に合わせた選び方
- 粉末タイプを選びたい人
- 無硬膜タイプを選びたい人
- 写真乾板を処理する人
- 手動処理と自動処理の両方に使いたい人
- 硬膜タイプを選びたい人
印画紙のベースで必要な作業液量が変わります
RC紙とバライタ紙を使う場合、必要な作業液量の目安は紙のベースで異なります。FOMAFIXの1+5希釈液1Lあたりの処理面積は次のとおりです。
| 印画紙の種類 | 1+5希釈液1Lあたりの処理面積 |
|---|---|
| バライタベース | 2平方メートル |
| RCベース | 4平方メートル |
同じ面積を処理するなら、記載量をもとにするとバライタ紙はRC紙の2倍の作業液量が目安になります。
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