
USB Type-Cのみで統一したい人向け!|C to Cのハブを全て紹介【映像出力も一部あり】

この記事を書いている人(せせら)
普段はITフリーランスとして活動しています。
個人で作業効率化サービスを運営し、挑戦を続ける人々を静かに応援しています。
「PC周りのケーブル、全部USB-Cで統一したい!」
「USB-AとかHDMIとか、古い端子はもう見たくない…」
「でも、USB-Cだけが増えるハブって全然売ってないんだけど!?」
そんな「Type-C信者」のあなた、同志です。
私も「なんで世の中のハブは未だにUSB-Aばっかりなんだ!」と叫びたくなります。
実は、「出力側も全部USB-C」というハブは、技術的な理由で作るのが難しく、数が非常に少ないんです。
しかし、2025年現在はいくつか選択肢が出てきています。
この記事では、貴重な「USB-C to USB-Cハブ」を徹底的に探し出し、仕様(データ専用か、映像も出るか)を分類して全て紹介します。
目次
なぜ「USB-Cだけのハブ」は少ないの?
商品紹介の前に、なぜこんなに数が少ないのか知っておきましょう。
これを知らないと、「買ったのにモニターが映らない!」という失敗をします。
理由は2つあります。
- 映像出力の難易度が高い:USB-Cで映像を出す(Alt Mode)には、高い技術とコストがかかります。全部のポートで映像を出せるようにすると、ハブが数万円になってしまいます。
- 電力の問題:USB-C機器は消費電力が高いものが多く、4つ同時に繋ぐとPC側の給電能力を超えてしまうことがあります。
そのため、市場にある「C to Cハブ」は以下の2種類に二極化しています。
- A. データ転送専用(安い): 映像出力不可。充電もできないことが多い。
- B. Thunderbolt 4ハブ(高い): 映像も充電も全部できる。ただし2〜3万円する。
データ転送専用USB-Cハブ(映像出力NG)
ICZI 4ポートハブ
とにかく安く済ませたいならこれです。
約1,800円でUSB-Cポートを4つ増やせます。
- ポート: データ転送用 × 4
- 速度: 10Gbps(USB 3.2 Gen 2)
- 充電: 不可
- 映像: 不可
- 価格:確認時 1800円
VANGREE 4-in-1 ハブ
こちらも2,000円程度で買える格安ハブ。
ICZIと同様、データ転送に特化したシンプルな作りです。
- ポート: データ転送用 × 4
- 速度: 10Gbps
- 充電: 不可
- 映像: 不可
- 価格:確認時 2000円
Aceele 4ポートハブ(PD非対応版)
ケーブルが60cmと長めなのが特徴。
デスクトップPCの裏から手元にポートを持ってきたい時に便利です。
- ポート: データ転送用 × 4
- 速度: 10Gbps
- 充電: 不可
- 映像: 不可
- 価格:確認時 2000円
Aceele 5ポートハブ(PD 100W対応)
ここから「充電」に対応します。
PCを充電しながらUSB-C機器を使いたいなら、こちらを選びましょう。
- ポート: データ転送用 × 4 / 充電専用 × 1
- 速度: 10Gbps
- 充電: 対応(最大100W)
- 映像: 不可
- 価格:確認時 2800円
RayCue 4-in-1 ハブ
- ポート: データ転送用 × 3 / データ&充電用 × 1
- 速度: 10Gbps
- 充電: 対応(最大100W)
- 映像: 不可
- 価格:確認時 2800円(クーポン使用)
LENTION CB-CE31s
MacBookとの相性が良い、アルミボディのスタイリッシュなハブ。
データ転送用ポートが全て10Gbps対応で、PD充電も可能です。
- ポート: データ転送用 × 4 / 充電専用 × 1
- 速度: 10Gbps
- 充電: 対応(最大100W)
- 映像: 不可
- 価格:確認時 3280円(クーポン使用)
Belkin Connect 4ポート USB-C ハブ
信頼と安心のBelkin製。
Apple公式サイトでも取り扱われるメーカーなので、品質は間違いありません。
全ポートがオーディオ対応なので、USB-Cイヤホンも使えます。
- ポート: データ&充電用 × 1 / データ転送用 × 3
- 速度: 10Gbps
- 充電: 対応(最大100W)
- 映像: 不可
- 価格:確認時 4155円
転送速度も10Gbpsと速いので、外付けSSDを繋ぐならこちらがおすすめです。
Satechi 4ポート USB-C ハブ
デザイン性No.1。MacBookの隣に置くならこれでしょう。
ただし、転送速度は5Gbpsと控えめで、充電も映像出力も非対応です。
- ポート数: USB-C x 4
- 転送速度: 5Gbps
- 映像出力: 不可
- PD充電: 不可(バスパワー専用)
- 価格:確認時 4320円(クーポン使用)
注意点: 充電器を繋いでもPCは充電できません。SSDやマウス、キーボード接続用です。
Satechi(LANポートあり)
変化球。USB-Cポート3つに加えて「有線LANポート」が付いています。
Wi-Fiが不安定な場所で作業するクリエイターにおすすめです。
- ポート: データ転送用 × 3 / 有線LAN × 1
- 速度: 5Gbps(データ)、2.5Gbps(LAN)
- 充電: 不可
- 映像: 不可
- 価格:確認時 7386円(クーポン使用)
映像出力もできる最強ハブ(Thunderbolt 4)
OWC Thunderbolt 4 Hub
クリエイター御用達のOWC。
Thunderbolt 4ポートを3つに分岐できます。これらは全て「映像出力」「充電」「データ転送」に対応しています。
- ポート数: Thunderbolt 4 x 3 / USB-A x 1
- 転送速度: 40Gbps(異次元)
- 映像出力: 全ポート対応(最大8K)
- PD充電: 対応(60W)
- 価格: 約24,000円
USB-Cモニターを複数繋ぎたいなら、これ一択です。
NewQ USB Cモニターハブ
「OWCは高すぎる…」という人への救世主。
Thunderboltではありませんが、映像出力やPD充電機能もついていて、かなり低価格です。
モニターも2枚まで繋げるので、一般的な用途ならこれで十分すぎるスペックです。
- ポート: データ転送用(10Gbps) × 2 / 映像出力対応USB-C × 1 / PD充電 × 1
- 速度: 10Gbps
- 映像: 対応(4K 60Hz)
- 充電: 対応(最大100W)
サクラガレージ Xreal Hub
本来はARグラス(XREAL Air)用のアダプターですが、実は「PCとモニターを繋ぐ」用途にも使える隠れた名品。
超小型で、PD充電しながら映像出力ができます。
- ポート: 映像出力用 × 1 / 充電専用 × 1
- 速度: データ転送には不向き
- 映像: 対応(4K 60Hz)
- 充電: 対応(最大100W)
- 価格:確認時 3280円
「ハブというより、充電しながら映像を出したい」というミニマル派に最適です。
まとめ:用途に合わせて賢く選ぼう
- 安く済ませたい:ICZI か VANGREE
- 充電もしたい:Aceele(PD対応版) か LENTION
- 最強環境を作りたい:OWC Thunderbolt 4 Hub
- コスパよく映像を出したい:NewQ か Xreal Hub
自分の用途に合った「C to Cハブ」を見つけて、理想のデスク環境を作ってくださいね!
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