内蔵GPUでマインクラフトは動く?設定と限界を解説

内蔵GPUでマインクラフトは動く?設定と限界を解説

オフ 投稿者: sesera

この記事を書いている人(せせら)

普段はITフリーランスとして活動しています。
個人で作業効率化サービスを運営し、挑戦を続ける人々を静かに応援しています。

「安いノートパソコンでもマインクラフトってできるの?」
「グラボ(GPU)がないPCだと、やっぱりカクカクする?」
「影Mod(シェーダー)を入れて綺麗な画面で遊びたいんだけど…」

PC選びで一番多い質問のひとつがこれです。
特に最近は3〜5万円の安いPC(Intel N100搭載機など)が増えているので、「これでマイクラができたら最高なのに」と思っている人は多いはず。

結論から言うと、
内蔵GPU(グラボなし)でもマインクラフトは動きます。ただし「遊び方」によります。

  • 統合版(スイッチやスマホと一緒のやつ):余裕で動く
  • Java版(本家):バニラなら動く。影Modは厳しい
  • 影Modを快適にやりたいなら:Ryzen搭載機か、大人しくゲーミングPCを買うべき

この記事では、2025年現在の主要な内蔵GPU(Intel N100, Iris Xe, Radeon 780M)で、マインクラフトがどれくらい動くのかを徹底解説します。

目次

前提:マイクラには「2種類」ある

PC版マインクラフトには2つのエディションがあり、重さが全然違います

  1. 統合版(Bedrock Edition)
    • スマホ、Switch、PS5などとクロスプレイできるやつ。
    • 動作:めちゃくちゃ軽い。 スマホで動くように作られているので、安いPCでも余裕です。
  2. Java版(Java Edition)
    • 昔からあるPC専用版。MODを入れたりサーバーを立てたりできる。
    • 動作:結構重い。 最適化があまり良くないので、PCスペックが低いとカクつきやすい。

「子供がSwitchの友達と遊びたい」なら統合版なので、安いPCでOK。
「YouTubeで見た影Modを入れたい」ならJava版なので、それなりのスペックが必要です。

GPUランク別・動作快適度チェック

あなたのPC(または買おうとしているPC)のスペックに合わせて、どれくらい動くかを見ていきましょう。

レベル1:Intel N100 / N200(3〜5万円の格安PC)

最近話題のコスパ最強CPUです。

  • 統合版:◎(快適)
    • 描画距離を極端に上げなければ、60fps張り付きで遊べます。普通に快適です。
  • Java版:△(設定次第)
    • そのままだと描画距離12チャンクくらいで少し重さを感じるかも。
    • 後述する軽量化MOD(Sodium)を入れれば、普通に遊べるレベルになります。
  • 影Mod:×(無理)
    • 残念ながらガクガクで紙芝居になります。諦めましょう。

結論:
普通にサバイバルや建築を楽しむだけなら、Intel N100で十分遊べます。

レベル2:Intel Iris Xe / Core Ultra(8〜15万円の一般ノート)

普通の薄型ノートPCによく入っているスペックです。

  • 統合版:◎(超快適)
    • 余裕です。描画距離を広げてもヌルヌル動きます。
  • Java版:◯(快適)
    • バニラなら問題なし。MODを多少入れても大丈夫です。
  • 影Mod:△(厳しい〜ギリギリ)
    • 「MakeUp – Ultra Fast」のような超軽量な影Modなら、設定を下げれば30〜40fpsくらいで動くかもしれません。
    • でも、YouTubeで見るようなキラキラな世界は期待しないでください。ファンが唸りを上げてPCがアツアツになります。

結論:
バニラなら何の問題もなし。影Modは「動けばラッキー」程度に思っておくのが吉。

レベル3:Radeon 780M / 890M(Ryzen 7 / 9 AI搭載機)

内蔵GPU最強クラス。最近の携帯ゲーミングPC(ROG Allyなど)にも使われているチップです。

  • 統合版:◎(余裕すぎ)
    • 何も心配いりません。
  • Java版:◎(超快適)
    • 全く問題なし。
  • 影Mod:◯(設定次第でいける!)
    • ここがIntel勢との違いです。
    • 「Complementary Reimagined」のような人気シェーダーでも、設定を「Medium」や「Low」に落とせば60fps前後で遊べるパワーがあります
    • 重めの「SEUS」などは厳しいですが、ライトな影Modなら十分に美しい世界を楽しめます。

結論:
グラボなしPCで影Modをやりたいなら、Ryzen 7(Radeon 780M/890M搭載)一択です。

まとめ:内蔵GPUでもマイクラはできる!

ここまでの内容をまとめます。

  1. 統合版なら、3万円のIntel N100 PCでも快適に遊べる。
  2. Java版も、設定を下げたり軽量化MOD(Sodium)を入れればN100で十分動く。
  3. 影Mod(シェーダー)をやりたいなら、最低でもRadeon 780M搭載のRyzen機が必要。 Intel N100やIris Xeでは厳しい。

「子供にプログラミング学習も兼ねてマイクラPCを買いたいけど、ゲーミングPCは高すぎる…」
という親御さんは、まずは3〜5万円のIntel N100搭載ノートPCで様子を見るのも賢い選択です。バニラで遊ぶ分には全く問題ありませんからね。

もし、どうしても「水面が反射する綺麗な画面(影Mod)がいい!」と子供が言い出したら…その時はお年玉を貯めさせて、Ryzen搭載機かゲーミングPCへの買い替えを検討しましょう。

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