
電子ピアノを4小節ずつ練習し、録音して聞き返す
通して弾くと、崩れた小節が分からなくなる。
通して弾いたあとでは、止まった場所が残りにくいです。
4小節ずつ録音する
1曲を4小節ずつ区切り、その区間を録音してすぐ聞き返しましょう。通して一度に弾く前に、今の4小節だけを残すと、どこで音が抜けたか、どこでリズムがずれたかをその場で確認できます。
曲全体を一度に録音すると、聞き返す頃には迷った小節が埋もれます。4小節だけを残すと、指の感覚が残っているうちに、その区間のズレだけを直せます。
録音に使う手段
4小節を残してすぐ聞き返すなら、専用の録音機は要りません。スマホの標準機能、パソコンの標準レコーダー、無料のAudacityのどれか一つで足ります。
| 手段名 | 種類 | 対応環境 | 録音の役割 |
|---|---|---|---|
| スマホの音声メモ | 標準機能 | スマホ | 鍵盤の前でその場録音し、すぐ再生する |
| パソコンのボイスレコーダー | 標準機能 | Windows・Mac | 同じ4小節を取り直して聞き比べる |
| Audacity | 無料ソフト | Windows・Mac・Linux | 区切った区間を残し、あとから聞き返す |
- その場で一回だけ聞き返すなら、スマホの音声メモで足ります。
- 同じ4小節を何度か取り直して比べるなら、パソコンの標準レコーダーが扱いやすいです。
- 区間を残して翌日も聞き返すなら、Audacityに残します。
4小節で聞き返す
曲の先頭から4小節ずつ進め、一つの区間を聞き返してから次へ移ります。ボタンの位置は使う手段で違うので、ここでは共通の流れだけを押さえてください。
- 今弾く4小節の始まりと終わりを、フレーズの切れ目に合わせて決める。
- その4小節だけをゆっくり弾き、区間の直前から録音する。
- 弾き終わったらすぐ再生し、音の抜けとリズムのずれを確認する。
- 直したい箇所だけもう一度録音し、前の区間とつながってから次の4小節へ進む。
- 小節数だけで機械的に切らず、旋律の途中で区切らない。
- 録音は余韻が終わるまで残し、弾き始めの音を欠かさない。
- 一回で通そうとせず、同じ4小節を聞き返してから次へ進む。
- テンポを上げるのは、その4小節のズレが減ってからです。
4小節の区切り例
たとえば、美咲さんが右手のメロディ8小節を練習するとき、最初の4小節だけをスマホの音声メモに残し、すぐ再生して音が抜けた拍を見ます。その4小節が前の音とつながってから、残りの4小節も同じように録音して聞き返します。
おすすめの電子ピアノ
4小節ずつ弾いて録音し、すぐ聞き返す練習をするなら、電子ピアノがまだない場合はヤマハ P-143BT ブラックがおすすめです。88鍵のGHCハンマー鍵盤と、本体の音源・スピーカーでその場の音を出せるので、区切った区間を弾く練習機として私はこれを選びます。
ハンマー鍵盤で4小節の中の強弱を付けてから、その区間を録音できます。スタンド、椅子、ヘッドホンは別売で、P-145BT用の3本ペダルユニットはPEDAL UNIT端子がないため使えません。鍵盤の本数とPEDAL UNIT端子の有無は、P-145BTと共通の日本語取扱説明書で確認できます。

まず4小節を残す
今の曲の最初の4小節を、スマホの音声メモかパソコンのレコーダーに残して、すぐ聞き返してみてください。電子ピアノがまだ手元にない場合は、ヤマハ P-143BT ブラックの商品ページで、88鍵の本体と別売のスタンド・椅子・ヘッドホンを確認してみてください。
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