
手書き文字をフォントにしてパソコンで使う方法
自分の手書き文字を、パソコンでも打てるようにしたい。何から始めればいいんだろう。
最初に何をすればいいか分からないと、手をつけにくいですよね。
作字ツールでフォント化
iFontMakerで字形と文字間隔を整え、TrueTypeフォントを生成してパソコンにインストールし、利用先アプリで表示を確かめましょう。紙に書いた文字を取り込む方法には、Calligraphrも使えます。
手書き文字をキーボードで入力するには、文字ごとの字形を登録したフォントが必要です。これらのツールでは字形からフォントファイルを作成でき、インストール後は対応するアプリで文字入力に使えます。
使える作字ツール
文字を作るツールと、完成したフォントをパソコンへ入れる機能を分けて押さえましょう。
| ツール名 | 種類 | 使用環境 | 主な役割 |
|---|---|---|---|
| iFontMaker | 有料アプリ | iPadOS 15.0以降 | 指での作字、字形編集、文字間隔の調整 |
| Calligraphr | Webサービス | ブラウザー | 紙に書いた文字画像からフォントを生成 |
| Font Book | OS標準アプリ | macOS | フォントのインストールと検証 |
- 画面へ直接描き、字形や間隔を繰り返し直す方法にはiFontMakerが使えます。指でも作字でき、フォント生成には外部サービスへのデータ送信とインターネット接続が必要です。
- 紙の筆跡を取り込む方法にはCalligraphrが使えます。テンプレートを印刷する手段と、撮影できるスマホまたはスキャナーを用意しておきましょう。無料プランは登録が必要で、1フォント75文字まで、同時に編集できるフォントは1つです。
- Macでは、生成したTrueTypeフォントをFont Bookでインストールでき、その際に自動検証も行われます。
- 一度だけ手書きの見た目を載せる目的なら、画像として配置する方法でも足ります。文字を打ち替えて繰り返し使う目的には、フォント作成を選びましょう。
フォント作成の流れ
作字を始める前に必要な文字を決め、完成後は実際に使うアプリで確認します。大まかな流れは次の4段階です。
- 使う文字と作成方法を決める。入力したい文章から必要な文字を洗い出し、作字ツールで扱える文字と、利用先アプリのフォント対応を確認します。
- 文字ごとの字形を登録する。iFontMakerでは各文字のキャンバスへ描き、線の形や太さを整えます。Calligraphrでは印刷したテンプレートへ黒いペンで記入し、四隅のマーカーを含めて撮影またはスキャンして取り込みます。
- 並びを確認してフォントを生成する。iFontMakerでは例文を使い、文字全体の間隔や特定の文字同士の間隔を調整してから、外部サービスでTrueTypeフォントを生成します。Calligraphrでは生成結果をプレビューし、TTFファイルをダウンロードします。
- パソコンへ入れて表示を確かめる。ダウンロードしたフォントをOSに合う方法でインストールし、利用先アプリで文章を入力して、文字の欠けや間隔を確認します。
- ひらがなだけでなく、使う漢字・英数字・句読点も作成対象に含めましょう。必要な文字数は、Calligraphrの無料枠で足りるかを判断する基準にもなります。
- 字形は1文字ずつの見た目と、文章に並べたときの見た目を両方確認してみてください。
- 外部サービスへデータを送る方式を利用できるか、作字を始める前に判断しましょう。
- 文字が欠ける場合は登録範囲を、並びが気になる場合は字形や間隔を見直しましょう。
文字数で選ぶ例
たとえば、春香さんが「ありがとう」と「またね」を手書きの字でパソコンに入力したい場面を考えます。まず使いたい言葉を紙に書き出し、必要なのは「あ・り・が・と・う・ま・た・ね」の8文字だと数えます。作成ツールの文字数上限と対応文字を照合してから、この8文字の字形を作り始めます。
おすすめのタブレット
iFontMakerで画面に直接描く方法を選び、対応するiPadがまだ手元にない場合は、私はiPad A16 Wi-Fi 128GB シルバー(MD3Y4J/A)をおすすめします。指で操作できる画面を備えているので、字形を描いて修正する作業に使いやすいと考えます。iFontMakerは別途購入が必要で、フォント生成時にはインターネット接続を使います。
11インチの画面で字形や例文の並びを見ながら調整できる点も、作字用に選ぶ理由です。手持ちの対応iPadで作業できる場合は、本体を買い足す必要はありません。USB-C充電ケーブルと20W電源アダプタが付属します。購入前に、iPad(A16)の公式技術仕様で、128GB・Wi-Fi・シルバーの構成と同梱物を確認してみてください。

使う文字から始める
まず、入力したい文章を書き出し、必要な文字を整理しましょう。作成ツールの対応文字と利用条件を確かめ、iFontMakerかCalligraphrで字形の作成を試してみてください。
画面へ直接描く方法を選び、対応するiPadがまだ手元にない場合は、紹介したiPad A16 Wi-Fi 128GB シルバーの商品ページも確認してみてください。








