パソコンで写真のRAW現像をするやり方。色味と明るさの調整

パソコンで写真のRAW現像をするやり方。色味と明るさの調整

オフ 投稿者: せせら編集部

この記事を書いている人(せせら)

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写真の色味と明るさ、RAWだとどこから触ればいいか分からない。

色味と明るさのどちらから触ればいいか、最初は止まりやすいですよね。

RAW現像のやり方

RAW現像ソフトで色味と明るさを調整しましょう。JPEGを後から明るくするより、撮影時の情報を残したRAWを開いて、露出と色の方向を分けて整えると崩れにくいです。

JPEGのまま明るさや色味を動かすと、明るい部分と暗い部分の階調が先に崩れやすいです。RAWなら露出とホワイトバランスを分けて動かせるので、空の白飛びや室内の電球色を、画質を大きく落とさずに整えられます。

使えるRAW現像ソフト

パソコンのRAW現像は、カメラメーカーの無料ソフト、写真の管理までまとめて行う有料ソフト、無料の汎用ソフトのどれかで始められます。自分のカメラのRAW形式を、そのソフトが開けるかを先に確認してください。

ソフト名種類対応OS主な役割
Lightroom有料の現像ソフトWindows・macOS露出と色味をまとめて整える
Capture One有料の現像ソフトWindows・macOS色の方向を細かく決める
Darktable無料の現像ソフトWindows・macOS・Linux費用をかけずに露出と色を調整する
Digital Photo Professional無料の現像ソフトWindows・macOSCanonのRAWを開く
NX Studio無料の現像ソフトWindows・macOSNikonのRAWを開く
Imaging Edge Desktop無料の現像ソフトWindows・macOSSonyのRAWを開く

どれを選ぶかは、次のように考えると迷いにくくなります。

  • 手持ちのカメラのRAWをまず開きたいときは、そのメーカーの無料現像ソフトから始めます
  • 枚数が多い写真を明るさと色味でまとめて整えたいときは、Lightroomのように管理と現像が一体のソフトが向きます
  • 色の方向を細かく詰めたいときは、Capture Oneのような色調整が中心の有料ソフトを検討します
  • 費用をかけずに試したいときは、Darktableで露出と色味を調整できます
  • Macだけを使う場合は、標準の写真アプリでも明るさと色味の基本調整ができます

モニターがない場合のおすすめ

これらのソフトで色味を整える場合、見る画面の色の範囲が狭いと、明るさを直したあとの色の判断がずれやすいです。色を確認するモニターがまだないなら、1台用意しておくと調整しやすくなります。個人的には、シリーズ公称でDCI-P3 99%・Adobe RGB 99%のASUS ProArt PA279CRV-Jがおすすめです。

27型4KのIPSなので、写真を大きく表示しながら明るさの出方を見やすい点が、RAW現像では助かります。色管理やキャリブレーション、アプリの設定は別途確認が必要で、編集結果や印刷色の一致までは保証されません。対象は27型4Kモニター本体と標準付属品のPA279CRV-Jで、PA279CV-Jではありません。色域や画面サイズは、ASUSのProArt Display PA279CRV公式製品ページで確認できます。

ASUS ProArt PA279CRV-J
ASUS ProArt PA279CRV-J

RAW現像の流れ

色味と明るさは、ソフトのボタン名が違っても次の順で進められます。画面の細かい位置はソフトごとに違うので、作業の順番だけを揃えてください。

  1. 現像ソフトでRAWファイルを開く
  2. 露出、ハイライト、シャドウで明るさを先に整える
  3. ホワイトバランスで色味の方向を決める
  4. 彩度を微調整し、用途に合わせて書き出す

失敗を減らすために、次の点を押さえておくと安心です。

  • 明るさが極端なまま色味を動かすと、どの色が正しいか判断しにくくなります
  • 色味は、撮影した光(昼光、日陰、電球、蛍光灯)に寄せてから、好みで少し動かします
  • 彩度やコントラストは最後に足します。先に上げると明るさの過不足が見えにくくなります
  • 書き出したJPEGは配信用、元のRAWは再調整用として残します
  • 同じファイルでも、見る画面の色が偏っていると色味の判断が変わります。調整の前に、画面の色設定が極端でないかを見てください

室内写真の例

たとえば、室内の電球の下で撮った写真を直す美咲さんは、現像ソフトでRAWを開いてから、先に露出とシャドウで暗さを戻します。色がオレンジに寄っているので、次にホワイトバランスを昼光側へ少し動かします。最後に彩度を控えめに足して、配信用のJPEGを書き出します。

おすすめの外付けSSD

具体的な手順は上記のとおりですが、RAWは1枚が大きく、枚数が増えるとパソコンの空き容量を圧迫しやすいです。データを置く外付けSSDがまだない場合は、1台あると現像中の置き場所に困りにくくなります。個人的には、USB 3.2 Gen 2×2で最大読み書き2000MB/s(速度はホスト側の規格と条件に依存します)のSanDisk Extreme PRO 4TB エコパッケージがおすすめです。

4TBあるので、枚数の多いRAWをまとめて置きやすい点が現像作業では助かります。USB-C端子があるだけでは2000MB/sにはならず、このSSD1台へ移しただけではバックアップ完了にもなりません。対象は日本向け型番SDSSDE81-4T00-GH25の4TB・エコパッケージです。型番の掲載と転送速度の条件は、SanDisk公式サポートの日本向け型番一覧で確認できます。

SanDisk Extreme PRO 4TB エコパッケージ
SanDisk Extreme PRO 4TB エコパッケージ

まず現像を試す

まずは手持ちのカメラに合う現像ソフトを入れて、RAWを1枚開き、明るさ、色味、彩度の順で調整してみてください。色を確認するモニターや、RAWを置く外付けSSDがまだ手元にない場合は、紹介したASUS ProArt PA279CRV-JとSanDisk Extreme PRO 4TB エコパッケージの商品ページで、接続や容量の条件を確認してみてください。

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