WBGT計おすすめランキング|小規模店舗・現場の熱中症対策に使える熱中症指数計を比較

WBGT計おすすめランキング|小規模店舗・現場の熱中症対策に使える熱中症指数計を比較

オフ 投稿者: せせら編集部

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こんにちは、せせらです。

夏の店舗や現場は、エアコンのある部屋とは暑さの感じ方がかなり違います。厨房、倉庫、屋外の待機列、工事現場のような場所だと、気温だけ確認しても、実際のきつさが分かりにくいことがあります。

WBGT計は、温度計や家庭用の温湿度計とは見る場所が違う計器です。今回は、小規模店舗や現場の熱中症対策で使うWBGT計について解説していきます。

目次

WBGT計は温湿度計と別物

WBGTは、気温だけではなく、湿度や日射、照り返し、熱源からの輻射も含めて暑さを確認するための指標です。環境省の熱中症予防情報サイトでも、WBGTは人体と外気との熱のやりとりに着目した指標として説明されています。

部屋の温度や湿度を知るだけなら、家庭用のスマート温湿度計でも役割はあります。スマホ通知で室温を確認したい、寝室やリビングの乾燥を把握したい、という用途ならそちらで十分な場面もあります。

ただ、店舗の厨房、屋外のイベント、倉庫、工事現場のように、人が作業する場所の暑さを確認するなら話が変わります。WBGT計は、気温だけでは拾いにくい湿度・日射・照り返しまで含めて現場の暑さを確認する道具です。

暑さ指数は気温だけで決まらない

同じ30度でも、湿度が高い厨房と、風が通る日陰では体感が違います。さらに、アスファルトの照り返しや、厨房機器の熱があると、作業者の負担は気温の数字以上に重くなります。

WBGT計は、そうした違いをひとつの暑さ指数として確認するための計器です。暑さ対策の判断を、なんとなく暑い、今日はきつそう、という感覚だけに寄せないための入口になります。

家庭用温湿度計とは役割が違う

家庭用温湿度計は、室内の温度と湿度を知る道具です。寝室、子ども部屋、リビングの環境確認には向きますが、屋外の日差しや現場の輻射熱までは拾えません。

WBGT計は、店舗や現場で人が作業する場所の暑さを確認する計器です。家庭の室内環境をスマホで確認したい記事とは分けて、ここでは仕事場や現場の暑さ確認に絞ります。

使う場所でタイプが変わる

WBGT計は、どれでも同じではありません。店内に置いて気づく形、作業者が持ち歩く形、屋外に三脚で立てる形、記録を残す形で必要な機能が変わります。

小規模店舗なら置き場所とアラーム、屋外なら黒球付き、工事現場ならJIS適合の明記や固定方法、記録が必要ならデータロガーが重要になります。ここを分けると、必要以上に大きな管理システムへ寄せずに済みます。

関連記事:スマート温湿度計おすすめ|部屋の温度と湿度をスマホで確認する

現場別に合うタイプ早見表

ここからは、使う場所ごとに必要なタイプを整理します。商品名だけを並べると分かりにくいので、現場、必要な機能、合うタイプ、節内で扱う代表例をまとめます。

使う場所必要な機能合うタイプ節内で扱う代表例注意点
小規模店舗見える表示、アラーム、置き場所置き型・卓上型キングジム NTSK-3-Wタニタ TC-300-NWH入口、レジ、バックヤードで暑さが変わる
厨房・倉庫熱源からの距離、画面の確認、巡回置き型または携帯型タニタ TC-300-NWH、タニタ TT-562GD水場、油、棚の影、作業エリア差に注意
屋外イベント日射、照り返し、持ち運び黒球付き携帯型・三脚型タニタ TT-562GD、佐藤計量器 SK-170GT日なたとテント下を分けて確認する
工事現場JIS適合の明記、固定、書類対応黒球付き現場型佐藤計量器 SK-170GT、佐藤計量器 SK-181GT校正書類やNETISの要否も確認する
記録が必要な現場ログ、CSV、説明資料データロガー型A&D AD-5695DLB数値を残す理由がある現場向け

2026年7月9日時点で確認した厚生労働省の資料では、2025年6月施行の職場における熱中症対策強化で、熱中症のおそれがある作業に対する体制整備、手順作成、関係者への周知が示されています。WBGT計はそのための確認を助ける道具ですが、WBGT計を買っただけで職場の対応が完了するわけではありません。

根拠:環境省 熱中症予防情報サイト / 厚生労働省 職場の熱中症対策資料

小規模店舗は置き型アラーム

小規模店舗では、従業員が何度も数値を確認しに行く前提にすると続きません。レジ周り、入口、バックヤードなど、人が自然に通る場所で表示が目に入り、必要な時に音で気づける形が合います。

高額なクラウド管理型まで入れなくても、1店舗なら置き型のアラーム付きから始められます。入口の待機列やテラス席がある店では、店内だけでなく外気に近い場所も別に確認したいところです。

入口とレジ周りは見える表示

入口やレジ周りに置くなら、遠くから危険度の表示が分かることが大事です。キングジム NTSK-3-Wのような黒球式の小型モデルは、店舗の入口やイベント受付のように、ひと目で暑さ指数を確認したい場所に合います。

キングジム NTSK-3-W
キングジム NTSK-3-W

ただし、入口付近は外気、日差し、空調の風が混ざります。店内中央の温度と同じとは限らないので、実際に人が待つ場所、作業する場所に近い位置で確認します。

バックヤードは音で気づく形

バックヤードや倉庫寄りのスペースでは、表示だけだと見落とすことがあります。棚の奥、梱包作業の横、厨房からつながる通路などは、忙しい時間帯ほど数値を確認する余裕がありません。

タニタ TC-300-NWHのように、据え置きで表示とアラームを使えるタイプは、店内の定位置に置く使い方に向きます。音が聞こえるか、作業の邪魔にならないか、電池切れに気づけるかも確認します。

店舗向けはキングジムとタニタ

店舗の入口や受付で安く始めるなら、キングジム NTSK-3-Wのようなシンプルな黒球式が合います。レジ裏やバックヤードで、画面とアラームをしっかり使うならタニタ TC-300-NWHが向きます。

どちらも、店全体を一台で代表させるより、暑さが変わりやすい場所を決めて置くことが大事です。入口、厨房前、倉庫側で暑さが違う店なら、巡回確認か複数台の設置も考慮に入ります。

関連記事:ラベルライターおすすめ|店舗の価格表示・整理ラベルに使う / QRコードリーダーおすすめ|店舗・受付でスマホ画面を読み取る

厨房と倉庫は設置場所が重要

厨房と倉庫は、同じ屋内でも暑さの出方が違います。厨房は熱源と湿度、倉庫は空気の動きにくさ、屋根や壁からの熱、作業エリアの差が問題になりやすい場所です。

ここでは、機器そのものより置く場所のほうが重要です。熱源のすぐ横に置くと高く出すぎることがあり、空調の風が直接当たる場所では作業者の感じる暑さとズレます。

厨房は熱源と水場を避ける

厨房では、コンロ、フライヤー、食洗機、オーブンの近くで暑さが上がります。水場に近すぎると本体の故障リスクもあるため、熱源と水はねを避けながら、作業者がいる位置に近い場所で確認します。

タニタ TC-300-NWHのような置き型は、表示を見ながら運用しやすい反面、置き場所を間違えると数値の意味が薄くなります。厨房では、調理中に見える位置と、機器を傷めにくい位置の両方を満たす場所が必要です。

倉庫は作業エリア別に確認

倉庫は、出入口付近、棚の奥、2階部分、シャッター前で暑さが変わります。空調があっても、荷物の配置や風の通り方で作業者のいる場所だけ暑いことがあります。

固定で置くなら、作業者が長くいる場所を中心にします。広い倉庫では一か所の数値だけに寄せず、巡回して複数エリアを確認するほうが現場の実感に近づきます。

巡回する現場は携帯型

厨房、倉庫、屋外スペースをひとりの管理者が回るなら、携帯型が便利です。タニタ TT-562GDのような黒球式の携帯型は、売り場、倉庫、屋外待機列などを順に確認する運用に合います。

携帯型は、置きっぱなしの見守りには向きません。巡回する人、確認する時間、数値を残す方法を決めておくと、測っただけで終わりにくくなります。

屋外イベントは黒球付きが基本

屋外イベントでは、気温より日射と照り返しの差が大きく出ます。テントの下、アスファルトの上、芝生、建物の影では、同じ会場でも暑さの条件が変わります。

この用途では、黒球付きのWBGT計が合います。黒球は、日射や輻射の影響を拾うための部分なので、屋外や半屋外で使うなら確認したい機能です。

テント下と日なたを分ける

イベント会場では、スタッフがいる受付、来場者の待機列、搬入エリアで暑さが違います。テント下だけを確認していると、日なたに並ぶ人の負担を拾えません。

一台で回す場合でも、日なた、テント下、照り返しの強い場所を分けて確認します。屋外では、日なたと日陰を同じ数値でまとめないことが大事です。

持ち歩く現場は携帯型

設営、受付、誘導、物販のようにスタッフが動く現場では、携帯型のほうが合わせやすいです。タニタ TT-562GDのようなタイプなら、現場を歩きながら場所ごとの差を確認できます。

ただし、手に持ったままの瞬間値だけで判断するとブレます。測る場所と時間をある程度そろえ、日差しや風の条件も一緒にメモしておくと、次回の運営にも使えます。

一時設置は三脚付き

イベントや屋外作業で、同じ場所をしばらく確認するなら三脚付きが向きます。佐藤計量器 SK-170GTの三脚付セットのような形なら、地面や机に直置きせず、確認したい高さで設置しやすくなります。

佐藤計量器 SK-170GT 三脚付セット
佐藤計量器 SK-170GT 三脚付セット

直置きは、地面の熱や机の素材の影響を受けやすくなります。受付横、作業エリアの端、待機列の近くなど、実際に人がいる高さと場所に近づけます。

工事現場はJISと固定方法

工事現場では、黒球付きかどうかに加えて、JIS適合の明記、固定方法、書類対応の有無が重要になります。現場で使う道具として、安さだけで決めると運用面で困ることがあります。

2026年7月9日時点で確認した範囲では、職場の熱中症対策強化は、計器の購入だけでなく、体制、手順、周知を含む取り組みとして整理されています。現場向けのWBGT計は、その取り組みの中で数値確認を支える道具として位置づけるのが自然です。

JIS適合の明記を確認

業務用として使うなら、JIS B 7922:2023 クラス2などの規格適合が明記されているかを確認します。佐藤計量器 SK-181GTのように、規格表記が分かるモデルは、現場用途で説明しやすいタイプです。

佐藤計量器 SK-181GT
佐藤計量器 SK-181GT

安価な製品にも「現場向け」「義務化対応」といった表記はあります。ただ、その言葉だけで済ませず、メーカー名、規格表記、取扱説明、必要な書類の対応を確認します。

三脚と吊り下げを確認

現場では、置く場所が安定しないことがあります。地面に置くと蹴られる、資材の影になる、直射日光の角度が変わる、といったズレが出ます。

三脚で固定できるタイプや、吊り下げ・ベルト固定ができるタイプなら、作業場所に合わせて設置しやすくなります。佐藤計量器 SK-170GTのような三脚付きは、定点での確認に向きます。

校正書類とNETISの要否

工事現場では、会社や元請けのルールで校正書類、規格表記、NETIS掲載の有無が求められることがあります。必要な現場なら、購入前に書類対応まで確認します。

反対に、小規模店舗や単発イベントでは、そこまでの書類が不要な場合もあります。必要書類の有無で、合うメーカーや機種の方向が変わります。

記録が必要ならデータロガー

暑さ指数をその場で確認するだけなら、置き型や携帯型で足ります。ただ、社内説明、改善前後の比較、日ごとの記録が必要なら、データロガー型が合います。

記録型は、単に高機能というより、後から見返せることに意味があります。現場で「暑かった」と言うだけでなく、何時ごろ、どの場所で、どの程度だったかを残せます。

CSVで残す現場向け

A&D AD-5695DLBのようなデータロガー型は、WBGTの推移を記録して、CSVなどで取り出したい現場に向きます。倉庫、工場、学校、イベント運営など、後で説明する相手がいる場合に便利です。

その場のアラームだけでよい現場なら、データロガーは過剰になることもあります。記録を誰が確認するか、どの頻度で使うかまで決めてから入れるほうが続きます。

社内説明には記録が便利

暑さ対策は、現場担当者だけで判断しきれないことがあります。スポットクーラー、遮熱、休憩場所の整備などを社内で説明する時、記録があると話を進めやすくなります。

記録型は、買った日だけ使う道具ではなく、暑い時期の現場改善を説明するための材料を残す道具です。数値を残す必要があるなら、最初からログ機能を含めて確認します。

A&D AD-5695DLBは、記録やデータ出力を重視する現場で扱う機種です。置いて終わりではなく、測定データを後で見返す前提の現場に合います。

一方で、店舗の入口に一台置くだけなら、記録機能より表示とアラームのほうが大事です。記録型は、現場の説明責任や改善記録が必要な場合に回します。

複数拠点は管理型が向く

複数店舗、複数倉庫、広い工場では、一台を持ち歩くだけでは追いつかないことがあります。どの場所で数値が上がりやすいか、誰が確認するか、何台必要かを最初に数えます。

この段階になると、単体のWBGT計だけでなく、無線型やクラウド管理型も比較対象に入ります。小規模店舗の一台目とは違い、管理の手間を減らすことが目的になります。

巡回だけでは足りない場面

巡回は始めやすい方法ですが、測っていない時間帯の変化は残りません。朝は低くても、昼過ぎに倉庫奥だけ上がる、夕方に西日で入口側が上がる、という変化もあります。

複数エリアを常時確認したいなら、設置台数を増やすか、記録型・管理型へ進む必要があります。巡回で十分か、固定して残すべきかを分けます。

無線型とクラウド型の違い

無線型は、同じ施設内で離れた場所の情報を集めたい時に便利です。クラウド型は、店舗や倉庫が複数ある場合に、本部や管理者が離れた場所から確認したい時に合います。

ただし、通信機能があるほど費用や設定の手間も増えます。現場ごとに担当者が見られればよいのか、離れた管理者がまとめて把握したいのかで必要なタイプが変わります。

現場数と設置台数を数える

複数拠点で使う時は、拠点数だけでなく、実際に暑さが変わる場所の数を数えます。1店舗でも、厨房、バックヤード、入口待機列で条件が違えば、一台だけでは不足する場合があります。

逆に、毎日同じ担当者が巡回できる小さな現場なら、携帯型一台から始められることもあります。台数は、拠点数ではなく、暑さが変わる作業場所の数で決まります。

迷った時は場所で決める

WBGT計は、商品名だけから入るより、どこで使うかを先に決めたほうが整理できます。店舗、厨房、倉庫、屋外、工事現場、記録用途で必要な機能が変わるからです。

ここでは、ここまでの内容を短くまとめます。自分の現場に近い場所から確認すると、必要なタイプが見えてきます。

読者の状況合うタイプ確認すること
小規模店舗で一台目置き型アラーム付き表示の見やすさ、音、設置場所
厨房や倉庫を巡回黒球付き携帯型熱源、水場、作業エリア差
屋外イベント黒球付き携帯型または三脚型日なた、日陰、照り返し
工事現場JIS適合明記の現場型固定方法、校正書類、社内ルール
記録を残す現場データロガー型CSV出力、確認担当、保存期間

店舗は置き型アラーム

店舗の一台目なら、見える表示とアラームを重視します。入口、レジ、バックヤードのどこで暑さを確認したいのかを決め、従業員が自然に気づける場所へ置きます。

屋外は携帯型か三脚付き

屋外や半屋外なら、黒球付きが合います。移動が多いなら携帯型、同じ場所をしばらく確認するなら三脚付きが向きます。日なたと日陰は分けて確認します。

記録が必要ならロガー型

社内説明や改善記録に使うなら、ログを残せるタイプが合います。その場でアラームに気づくことと、後で説明できることは別の役割なので、必要な現場だけ記録型へ進みます。

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場所別に必要な機能を確認

WBGT計は、温湿度計の上位版というより、現場の暑さを確認するための別の道具です。室内の温湿度を知るだけなら家庭用の温湿度計で足りる場面もありますが、厨房、倉庫、屋外、工事現場ではWBGT計の役割が出てきます。

小規模店舗なら置き型アラーム、屋外イベントなら黒球付きの携帯型か三脚型、工事現場ならJIS適合の明記と固定方法、記録が必要ならデータロガー型が合います。最後は商品名ではなく、暑さを確認したい場所と運用方法から必要な機能を決めるのが現実的です。

法改正や職場対応の文脈では、計器だけで話を終わらせないことも大事です。WBGT計で数値を確認し、誰が気づき、どう共有し、どの手順につなげるかまで決めておくと、現場の暑さ対策に使える道具になります。

購入前によくある質問

小規模店舗の一台目はどのタイプが合いますか?

入口やレジ周りで数値を確認するなら置き型アラーム付きが合います。厨房や倉庫を巡回するなら携帯型も確認します。

屋外イベントでは黒球付きが必要ですか?

日射や照り返しを確認する用途では黒球付きが合います。日なた、テント下、アスファルト上を分けて測ると現場差を拾えます。

工事現場では安いWBGT計でも足りますか?

社内ルールや元請けの指定がある現場では、JIS適合、校正書類、固定方法を確認します。価格だけで決めると書類面で困ることがあります。

データロガー型はどんな現場向けですか?

改善前後の比較、社内説明、日ごとの記録が必要な現場向けです。その場で見るだけなら置き型や携帯型で足りる場合があります。

WBGT計を買えば職場の対応は完了しますか?

完了しません。数値確認に加えて、誰が気づき、誰へ共有し、どの手順につなげるかを決める必要があります。

家庭用の温湿度計で代用できますか?

室内の温度と湿度を見る用途なら役割があります。厨房、屋外、倉庫、工事現場の暑さ指数を確認する用途ではWBGT計を使います。

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