樹木医の屋外調査用 樹木用ピン式水分計7機種|立木診断に使える?

樹木医の屋外調査用 樹木用ピン式水分計7機種|立木診断に使える?

オフ 投稿者: せせら編集部

この記事を書いている人(せせら)

普段は個人事業主のプログラマーとして仕事をしています。
個人で作業効率化サービスを運営し、挑戦を続ける人々を静かに応援しています。

屋外で樹木を調べていると、幹の水分状態も数値で確かめたい場面がありますよね。木材用のピン式水分計は手軽ですが、表示された含水率をそのまま樹木の健康度と読み替えることはできません。

樹木の幹を調べる機器と、木材・建材用の水分計では、測定の目的や校正の考え方が異なります。この違いを押さえると、現場で使える範囲と、別の調査が必要な場面を判断できます。

7機種の特徴と、木材用ピン式水分計で分かることが選ぶ目安になります。樹木医の調査で数値をどう扱うかも見ていきましょう。

7機種の早見表

今回の候補は、木材や建材の含水率を測る製品が中心です。木材モードの範囲、測定方式、参考価格を表にまとめました。価格は2026年9月29日時点の目安で、時期や販売状況によって変わります。

商品測定方式木材の測定範囲参考価格
Brennenstuhl FM-01 ProBrennenstuhl FM-01 Proピン式7.0〜47.9%または8.8〜54.8%7,980円
Proster PST050Proster PST050ピン式0〜99.9%2,099円
Huepar M03Huepar M03ピン式・非接触式針葉樹0〜60%、広葉樹0〜36%5,299円
Huepar M01Huepar M01ピン式6〜60%3,399円
BENETECH GM605BENETECH GM605ピン式6.05〜65%4,363円
BOBOVAV BBA011BOBOVAV BBA011ピン式0.0〜58.0%5,717円
Kereinpo HY16-4PinsKereinpo HY16-4Pins4ピン式4〜75%10,937円

樹木の診断とは別

一般的なピン式水分計は、2本の電極を木材へ差し込み、電気抵抗から含水率を推定します。樹種や温度、水分の分布、電極の条件によって値が変わるため、木材用の校正値を立木の診断値として扱うのは避けてください。米国農務省森林局の解説も、樹種・温度・水分分布などが測定値へ影響するとしています。

立木の幹を対象にした水分測定では、樹木用に設計・検証された機器や測定方法が使われます。たとえば、立木の水分状態を静電容量方式で測る研究機器が報告されています。木材用抵抗式メーターとは測定原理も校正も異なります。立木幹の水分測定に関する研究

ここで紹介する商品は、伐採木や枝、木製部材の状態確認に使えます。同じ条件で測った値を比べる用途にも使えます。生きた樹木の水分状態や安全性を単独で判定する診断機器としては扱わないでください。

結論

伐採木や木製部材の含水率を手頃に測るなら、Proster PST050かHuepar M01がおすすめです。

複数の材料モードや表示機能を重視する人にはBrennenstuhl FM-01 Pro、ピン式と非接触式の両方を使いたい人にはHuepar M03がおすすめです。

4ピン式ならKereinpo HY16-4Pinsが候補です。

生きた樹木の水分状態を診断する場合、この7機種の木材用表示値をそのまま診断結果にしないでください。立木を対象に検証された測定器や調査法を使い、木材用水分計は同じ条件での補助的な比較にとどめてください。

このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。