
圃場調査用土壌硬度計おすすめ3選|測定範囲・先端径・測定深度を比較
圃場の硬さを数値で調べたくても、似た形の測定器が多くて迷いますよね。
土壌硬度計には、土壌断面を測る山中式と、地表から差し込む貫入式があります。
この記事では、測定範囲や先端径、測定深度による商品の違いをまとめてみました。
おすすめ早見表
| 条件・目的 | おすすめ商品 | 選定理由 |
|---|---|---|
| 測定範囲と先端径を明確にしたい | 試験採取と器具 山中式土壌硬度計 S-117 | 先端径まで明記 |
| 軽量モデルが欲しい | 藤原製作所 山中式土壌硬度計 DK普及型 | 本体重量127g |
| 深さ45cmまで測定・保存したい | CNYST デジタル土壌硬度計 | 最大896件を保存 |
標準型S-117
S-117は山中式の標準型です。圃場の土壌断面を調べる用途に向いています。
硬度指数は0~40mmで、最小目盛は1mmです。先端は直径18mm、長さ40mmとなっています。
本体重量は650gで、3商品の中では測定範囲と先端径の両方が明記された標準型です。

藤原DK普及型
藤原製作所のDK普及型は、価格と軽さを重視する人向けです。本体重量は127gに抑えられています。
硬度指数は0~40mmで、最小目盛は1mm。先端以外には樹脂が使われています。
樹脂製の目盛部は、使用環境によって伸びる可能性があります。先端径も商品情報に記載されていません。
精密な継続調査や先端寸法が必要な調査には、S-117がおすすめです。

CNYSTデジタル
CNYSTは、地表から深さ方向の硬さを調べるデジタル貫入式です。
測定深度は0~450mmで、最大荷重は50kg。測定結果は最大896件まで保存できます。
先端径や底面積、校正方法は商品情報にありません。先端寸法が必要な調査には向かない製品です。
土壌断面を作らず、深度別の測定結果を保存したい場合はCNYSTがおすすめです。

主要仕様を比較
| 比較項目 | 試験採取と器具 山中式土壌硬度計 S-117 | 藤原製作所 山中式土壌硬度計 DK普及型 | CNYST デジタル土壌硬度計 |
|---|---|---|---|
| 測定方式 | 山中式標準型 | 山中式普及型 | デジタル貫入式 |
| 測定範囲 | 硬度指数0~40mm | 硬度指数0~40mm | 最大荷重50kg |
| 最小目盛・精度 | 1mm | 1mm | ±0.5% |
| 先端寸法 | 直径18mm×長さ40mm | 記載なし | 記載なし |
| 測定深度 | 土壌断面で測定 | 土壌断面で測定 | 0~450mm |
| ばね強度 | 8kg/40mm | 8kg | 記載なし |
| 本体重量 | 650g | 127g | 記載なし |
| データ保存 | なし | なし | 最大896件 |
| 主な用途 | 標準的な断面調査 | 簡易調査・教材 | 深度別の貫入調査 |
購入前のQ&A
極めて柔らかい泥状の土壌も測れますか?
本記事の3商品は、通常の土壌や深度別の調査に向いています。泥状の土壌を精密に測る用途は本記事の対象外です。
深さ60cmまで連続して測れますか?
本記事で紹介するデジタル貫入式の測定深度は45cmまでです。深さ60cmまでの調査は本記事の対象外となります。
用途別の選び分け
- 測定範囲と先端径が明確な標準型なら、試験採取と器具 山中式土壌硬度計 S-117がおすすめ
- 軽い山中式を簡易調査に使うなら、藤原製作所 山中式土壌硬度計 DK普及型がおすすめ
- 土壌断面を作らず深度別に記録するなら、CNYST デジタル土壌硬度計がおすすめ
同じ圃場を継続して調べる場合は、測定方式と先端規格をそろえると数値の変化を追えます。
山中式のmmと貫入式の荷重は尺度が異なるため、数値の大小だけでは比べられません。
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