
昆虫標本作家の標本ラベル用紙おすすめ|寸法・紙厚・耐水性を比較
昆虫標本のラベルは小さな紙ですが、採集地や採集日、種名を書き残す大切な記録です。文字が細かすぎたり、湿気でにじんだりすると、あとで標本を整理するときに困りますよね。
専用ラベルとA4用紙では、寸法の考え方も使う場所もかなり違います。標本針に一緒に刺すのか、標本箱や収納ケースへ貼るのかで、使う用紙も変わるところがあります。
標本針用なら専用ラベル、家庭のプリンターで印刷するならA4のノーカット用紙が中心です。紙厚と耐水性の数字を見ながら、用途に合う商品を具体的に紹介します。
標本ラベルの候補
まず、標本針へ刺すラベルと、印刷して貼るラベルを分けて見ると混乱しません。志賀昆虫普及社の2製品は専用紙ですが、A4タイプは自分で大きさを決めて切る商品です。
商品情報に寸法と紙厚が明記されている商品は、A4用紙が中心です。専用ラベルは4号型、2号型という規格名で販売されているため、ミリ単位の外寸を重視する人は商品ページの現行表示も確認してください。
価格は、すべて2026年9月27日時点のAmazon参考価格です。実際の販売価格は時期によって変わるため、注文時には表示額が変わっていることがあります。
| 商品 | 寸法・面付け | 紙厚 | 耐水性・対応 | 参考価格 |
|---|---|---|---|---|
志賀昆虫普及社 4号型 | 4号型・9面30枚 | 記載なし | 記載なし | 240円 |
志賀昆虫普及社 2号型 | 2号型・5面20枚 | 記載なし | 記載なし | 240円 |
エーワン 耐水耐光フィルム | A4・210×297mm | ラベル0.07mm、総厚0.14mm | レーザー・コピー | 1,373円 |
エーワン 超耐水 光沢紙 | A4・ノーカット | 0.11mm | インクジェット | 1,091円 |
エーワン 超耐水 マット紙 | A4・ノーカット20枚 | 0.11mm | インクジェット | 1,364円 |
エーワン 95面マット紙 | 35×12mm・95面 | 記載なし | インクジェット | 1,410円 |
ふじさん企画 ユポ紙 | A4・210×297mm | 0.11mm | 耐水・オフセット系 | 1,530円 |
松本洋紙店 ユポタック | A4・5枚 | 記載なし | 完全耐水・インクジェット | 1,738円 |
SOHO Partner マット紙 | A4・ノーカット20枚 | ラベル0.12mm、総厚0.19mm | 超耐水・マルチプリンター | 749円 |
表の中で、標本針用として形が決まっているのは志賀昆虫普及社の2製品です。A4用紙は、台紙、標本箱の外側、収納ケースの管理ラベルなどへ貼る用途に使えます。
ピンに刺すラベル
標本針にラベルを一緒に刺すなら、志賀昆虫普及社の昆虫ラベルがおすすめです。4号型は9面30枚なので、同じ大きさのラベルをまとまった数で作れます。参考価格は240円です。

4号型の商品情報には9面30枚とあり、1シートから9枚分を取れる構成です。単純計算では合計270面になるため、採集数が増えたときも紙を一枚ずつ切る手間を抑えられます。
一方、2号型は5面20枚で、採集データを記入して標本と一緒に針へ刺す用途が明記されています。枠線のみのタイプなので、記入欄の使い方を自分で決めたい人におすすめです。

注意したいのは、4号型と2号型のミリ単位の寸法、紙厚、耐水性が、今回の商品データには載っていないことです。専用規格の名前だけで実寸や耐水性を推測せず、屋外採集や湿気の多い場所で使うなら別の用紙も検討してください。
印刷するラベル
採集地、採集日、採集者名、同定者名などをパソコンでまとめて印刷するなら、A4ノーカットタイプを使えます。文字の位置をそろえやすく、同じ形式のラベルを何枚も作れます。
インクジェットプリンターで耐水性を求めるなら、エーワンの超耐水タイプがおすすめです。光沢紙の10シートは参考価格1,091円、マット紙の20シートは1,364円なので、枚数を使う人はマット紙の方が一枚あたりの価格を抑えられます。

光沢紙は文字や罫線をはっきり見せたいときに使えます。マット紙は照明の反射が気になりにくく、標本箱を開けてラベルを読む場面では落ち着いた見え方になります。

レーザープリンターやコピー機を使うなら、エーワンの耐水耐光フィルムがおすすめです。ポリエステルフィルムで、ラベル厚0.07mm、標準総厚0.14mm。対応機器がレーザーとコピーに限られるため、インクジェットへ入れてはいけません。

価格と枚数
専用ラベルは4号型も2号型も240円で、価格差はありません。4号型は30枚、2号型は20枚なので、シート数だけなら4号型の方が多く、面付けまで含めると一度に作れるラベル数にも差が出ます。
A4用紙では、エーワンのマット紙20枚が1,364円、SOHO Partnerの20シートが749円です。単純な価格だけならSOHO Partnerが安く見えますが、材質、対応プリンター、粘着力、印刷結果は別に確認しなければなりません。

ふじさん企画のユポ紙は50枚で1,530円、10枚で580円です。

印刷機の条件が合う人なら大容量パックが割安ですが、家庭用インクジェット対応とは商品情報に書かれていないため、家庭で印刷する人にはエーワンやSOHO Partnerをすすめます。

用途別の結論
標本針に刺す専用ラベルなら、志賀昆虫普及社の4号型がおすすめです。9面30枚でまとまった数を作りやすく、標本と採集データを一緒に管理できます。
枠線だけの専用紙で、採集データの書き方を自分で決めたい場合は、志賀昆虫普及社の2号型がおすすめです。4号型と同じ240円ですが、5面20枚なので必要数は先に数えておきましょう。
自宅のインクジェットで耐水ラベルを印刷するなら、光沢感が欲しい人はエーワンの超耐水光沢紙、枚数を使う人はエーワンの超耐水マット紙がおすすめです。収納ケースの小さな識別片には、35×12mmの95面タイプがおすすめです。

レーザープリンターやコピー機で耐水性と耐光性を重視するなら、エーワンの耐水耐光フィルムがおすすめです。水滴がかかるケースへ貼るシールなら松本洋紙店のユポタック、複数のプリンターに対応する20シート品ならSOHO Partnerがおすすめです。

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